経営の考え方

倒産する企業を救う条件

倒産する企業を救うための条件ってしっていますか?

再建するのが得意と言われる

「日本創造経営」

では次の3つからの協力が得られるのか?が再建ポイントになるそうです。

同じ企業でも次の3つから協力が得られないと再建が不可能だそうです。

その3つとは

「仕入先」「従業員」

そして、

「社長の家族」

だそうです。通常企業には6つの利害関係があります。

「得意先」「仕入先」「国家公共機関」
「株主」「金融機関」「従業員」

ここでのポイントはと「得意先」ではなく「仕入先」になります。

その中で先程あげた「3つ」は

「比較的弱い部分」

になります。つまり、トップが普段から

「相手にどんな接し方をしてきたか」

が倒産するのか、復活するのかを決めているのです。

どういうことかというと

「仕入先」「従業員」

も「会社が倒産する」というのは困ります。

「社長の家族」はまさに生活の基盤を失うので生活に困ります。

「仕入先」は倒産したら、売掛金がなくなり、最悪自分のところも影響を受けて潰れてしまうかもしれません。

「従業員」も会社が倒産したら次の仕事を探さないといけません。また、再就職しても今までの条件が保証されるわけではありません。

それでも

「社長には協力できない」

のです。それだけ、

「社長の対応が良くなかった」

のです。財産には2つ財産があります。
1つは

「目に見える財産」

です。決算書に上がってくるものです。現預金、土地、建物、売上とかです。

植物でいう「茎」「花」「葉」といった土から上の部分です。もう一方は

「目に見えない財産」

です。信頼・信用とか尊敬、貢献と言ったものです。植物で言う土から下の根の部分です。

実はほとんどんの経営者というのは

「目に見える財産」

しか見えていません。目に見える財産の裏にはどんな財産があるのかわからないのです。

だから、

「調子のよいときは自分のおかげ」
「調子が悪いのは人のせい」

になるのです。ですが、本当は今やっていられるのは

「周りの人や物に恵まれているから」

です。例えば、

「社長の健康を支えてるく家族のおかげ」

「一生懸命サポートしてくれる従業員」
「塾をよくしようとしている従業員」

「良い教材を提供してくる仕入先」

など、実はそういったものがあって、今の売上が成り立っているのです。

実はこういったことがわかると、周りに対する対応が違ってくるのです。

「家族を大切にする」
「従業員を大切にする」
「仕入先を大切にする」

と言った

「目に見えない財産」

が、安定して経営をつくるのです。

事実かどうかはわかりませんが、あのスーパーの「ダイエー」が倒産してのはこれ関係しているのではないかという話があります。

当時のダイエーは最大手であり、拡大していました。それを理由に野菜等の仕入れ先にかなり無理を強いたそうです。

「支払いサイクルを長く、仕入価格を抑える」

と。確かに数字でいうと間違っていないのかも知れません。

「支払サイクルを伸ばせばキャッシュフローが生まれます。仕入価格を抑えれば利益が出ます」

ですが、相手も商売をやっています。

「とても無理」

と感じる条件ではとても

「良い仕入先は集まらない」

のです。その条件が集まるのは

「商品力の弱いところ」

です。他では取引できない商品で、商品力のないところになるのです。

逆の立場を考えて見ればわかります。自分が仕入先なら

「より支払いの良い、価格の高いところ」

を選ぶはずです。特に

「自分のところの商品に自信かあれば」

です。そういうことを考えると

「よいパートナーを周りにおいておける」

というのも実は

「目に見えない財産」

なのです。

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