塾倒産 経営の考え方

【塾倒産】離婚、モラハラ、DV

仕事は安定してきましたが、大変さは相変わらずでした。

「1人でやるしんどさ」

を感じていて

「ずっと続かないなぁ」

と思いつつ仕事をこなしていました。

インターネットの塾もやりながら、奈良で塾をやっていたときから食えなかったので、平行して別の塾でも講師をしていました。

どちらも順調です。2つの仕事をこなしながら、家内も免許をとったり、子どもと勉強するようになったりしてきました。

私自身は経営コンサルタントを経て自分でも事業をして、また、家庭教師をして様々家庭を見てきましたが、

「すべてがうまくいっている」

という家庭は少ないです。いえ、皆無と言っていいのかも知れません。外から見ても

「すべて順調そう」

に見えていても

「これさえ解決したら」

という問題を1つか2つは抱えているものです。

外から見て幸せそうに見えても

「中に入ってみないとわからない」

のです。というのは、私は長い間家庭教師もやってきました。

家庭教師というのは人にもよりますが、家庭の問題に入り込むこともあるのです。

というのは

「子どもの成績が突然下がる」

というときには、

「家庭内不和」
「いじめ」
「学校の人間関係」

などが絡んでくるからです。それを解決しないと

「子どもも勉強に集中できない」

のです。私が担当していた家庭によっては

「離婚の危機」

という家庭もありました。

 ご家庭は会社を経営していたので通常の家よりは何倍も裕福です。

それでも家庭の中では家族間の心の中には隙間風が吹いているのです。

他には、ご主人の

「モラハラ」「愛人問題」

を抱えている家。また、夫婦でうまくいっていても

「嫁姑問題」

でもめている家。子どもに関しては

「いじめ」「不登校」「非行」

など。私が指導した生徒にも高校に
入ってから非行に走り

「無免許でバイクでつっこみ高校を退学」

した子もいました。

私も「離婚」のために女性弁護士を紹介したこともありますし、ご主人のDVによって子どもがランドセルをしょったまま、母親と2人で逃げたご家庭もあります。

さらには、

「子どものいじめ」

でいじめている相手の親が「や○ざ」だったこともありました。

また、「事業」をやっていると

「順調」

ばかりではありません。私の勤めていたところも倒産してしまい、土地や住まいが担保に入っていたので、すべて取られてしまいました。

決して

「順調で平凡」

というのはないのです。

それは私のところも同じです。ある日のことでした。

塾で指導していたとき、家内から電話がかかってきたのです。

「お兄さんが・・・」

実は私の兄は調子が悪く病院にかかっていたのですが、母から自宅に電話がかかってそのまま家内が仕事場に電話です。

20年来仕事場に電話がかかってきたのは、今までたった2回です。こういうときの
電話は緊急な場合です。

そのときは何とか話をして後日病院に行くことになりました。

呼ばれて診察室に入っていったのですそのときには衝撃の話が・・・

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