集客の考え方

上手なサイトのパクり方?

私がスタートしたとき(平成12年)の塾のサイトはほぼ決まった形をしていました。どんなサイトかという次のようなサイトです。

1つは塾の宣伝のサイト。「自分の塾はいかにすごいのか」という内容でした。しかもすべて自塾の内容からスタートしてるので、読者からすると興味のないものばかりです。

あと他塾が発行しているメールマガジンを見ても、生徒に対する説教が多かったのです。「最近の生徒は・・・・」という言った内容です。

あとは少しばかり勉強法についても書かれていましたが、その勉強法についても「概論」だけであって「予習をしましょう」とか「復習をしましょう」と言った誰にでも知っている内容でした。

より具体的に書かれていなかったのです。インターネットで検索している人は「自分の悩みを解決するため」なのです。その悩みを解決してあげないといけないのに、そういったサイトがなかったのです。

それで私は何をしたのかと言うと私が対象とする30代から40代の女性の業界について調べました。しかも、「競争の激しい業界」です。

その業界は何かと言うと「化粧品業界」です。知っていると思いますが、化粧品業界は多数の会社がひしめく、塾の業界と比べようのくらい競争の激しい業界です。
その中で勝ち残っていくのには相当研究されてるはずです。それを真似たのです。

私が調べた中で小さい企業が大きい企業に勝つには次の2つの方法が取れられていました。

1つは「業界の裏を暴露する方法」です。化粧品業界の裏にある成分について色々暴露して、お客様の味方になって、それでお客様をつかむ方法という方法です。

これは、メルマガで1度テストしましたが反応はイマイチでした。もう1つの方法「たくさんの悩みを解決する」という方法です。例えば、女性の場合、肌についての悩みがあります。
「シミ」「しわ」「くすみ」といった内容です。それに対して「原因」「内容」について詳しく説明して、それを解決する方法を提示していたのです。

そして、その解決する方法の1つに自社の化粧品があると言う様な内容にしていました。私はそれをまず真似することにしました。

お子さんを抱えるお母さんが悩みについて問題点を上げ、そして「それを解決するその方法が、私の塾の提供するサービスです」と行ったのです。
こうすることによって生徒が集めるように出来たのです。今までの内容をまとめますと

1.誰に対してか明確化した

まずは誰に対して文章を書くのか明確にしました。私の場合は1回1回、中学1年生を持つ保護者とか、今回は小学5年生を持つお母さんへの手紙のように書いて来ました。そして、それをあとで分類していったのです。

2.何を
お母さんが抱える悩みを書いていきました。これはお母さんと面談を頻繁にするとわかってきます。今お母さん抱えて悩んでいる問題をサイトの中で書いていきました。化粧品で言ったら「しわ」とかです。同様にお子さんの勉強しているのになぜ成績が上がらないのかなどを書いていきました。

3.どのように
最後にお母さんの抱える悩みについて解決方法を書きました。例えば、勉強しているのに成績が上がらない中1の子さんについては「勉強方法がインプット・アウトプットと交互になっているのではなくて。インプットだけ」とかそういった内容について解説をしました。そして、それを解決する方法はインプットとアウトプットを交互にやっていく。最後に自分のサービスのリンクを貼るという形です。この様な流れでサイトを作っていくと反応が取れるようになってきました。

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