文章の書き方

オーキャンしてる?

「日曜日は【オーキャン】だ」
「そうなの?」

「うん」
「私も 【オーキャン】 行こうかな」

これは高校生のある日の会話。ここで問題。ここで言われている【オーキャン】とは何のことだろうか?

1.通信講座「ユーキャン」の塾版「オーキャン」
2.「おかん」の学生版で「お母さんと買い物行くこと」
3.オープンキャンパスの略

さて正解は?当然だが「3」の「オープンキャンパスの略」だ。実は、私は最初この会話を聞いたとき何のことがわからなかった。

生徒同士では使うのだが、一般にはわからない。こういったことはブログを書くときもよくあることだ。

塾長のブログは難しい

全体的に塾長が書いているブログは難しい。書いている本人は普段使っている言葉でも読み手であるお父さんやお母さんがあまり使わない言葉がある。

また、塾長同士では「なるほど」「そうそう」と共感しても保護者には共感を得られない内容もある。

気をつけないといけないのは「読み手が誰で、どんな知的レベルで、どんな状況で読んでいるか」だ。

集めたいお客によって書く内容も変わる。また、通常ブログ等オンライン上の文章を読むときはスマホで読む。

今だと約7割がスマホからだ。しかも、電車に乗っているときとか、横に寝っ転がったり、歩いたりしながら読んでいる。決して机の前に座ったり、正座したり真剣に読んでいるわけではない。

何かしながら読んでいるのだ。

だから、基本的には何も考えていない。例えば、塾長が自分の凄さをアピールするために問題の解き方を説明しても果たして真剣に読むだろうか?実はほとんど読み飛ばす。

だから、自分の凄さをアピールしたいのに相手には伝わらない。それよりも「この文章は面倒」と思って読み飛ばされるのだ。当然だが、私が書いている文章も読み飛ばされても大丈夫な形で書いている。

そして、「できるだけ読まれるような工夫をして、相手が読みやすい様な形にしている」

読まれる工夫

具体的に書いてみよう。以下は私のブログの下書きだ。

9月7日ブログの下書きの内容。TERAPADというソフトを使って原稿を書いている。

これには面白い工夫があって、「19文字になると自動で改行するように設定してある」それ以上書くと自動で改行して次の行に行ってしまう。

スマホで読むとだいたい改行は19文字と決まっている。それ以上長くなると改行してしまう。だから、ブログなども19文字以内に収めるか、あるいはいは改行しても大丈夫なのように文章の長さを考える。

通常は1文40字以内。決して1文を長くはしない。そうしないと「スマホで読むと読みにくいからだ」

そう行った細かい工夫をして初めて「読まれる文章になる」あなたの文章は読まれるための工夫をしているだろうか?

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