経営の考え方

塾長の仕事

塾長とは本来経営者の仕事をしないと
いけない。

実際に塾長の仕事とは具体的にどんな
仕事なのか?

その1つが

「誰に売るのか」そして
「どんな商品を売るのか」

だ。わかりやすい例がある。

工場でジュースを作っている。そし
て、その工場ではジュースが1日100個
作れる。

それをなんとかもっと作れる様にした
い。そして、工夫して、150個作れる様
になった。

これは経営者の仕事ではない。これは
あくまでも「工場長の仕事」だ。

実は経営者の仕事は、

「売れるジュースを見つけること」

だ。売れないジュースを100個作れるの
を150個にしても在庫になってしまうの
で決してプラスにはならない。

逆にマイナスになってしまう。

逆に売れるジュースを見つけた。
そして、今まで1日100個しか作れなか
ったジュースが150個作れる様になった。

すると、たくさん売れる様になったの
で、売上が上がった。

これが、正しい戦略と正しい戦術が一
致したと言うことだ。

戦略・売れるジュースを見つけること

戦術・・1日100個作っていたジュース
    を150個作れる様にすること

それでは塾の経営としてはどうなのだ
ろうか?

あなたが地方の塾であれば以下の様に
なるだろう

戦略・生徒が望んでいる講座を作ること
戦術・その講座の質を高めていくこと

これを勘違いしている塾長が多い。
私もずっとそうだった。

周りに競争相手が多く、勝てない市場
で、いくら素晴らしい講座をしてもな
かなか広がらないのだ。

逆に周りに生徒のいない市場で塾を開
いても生徒は集まらないのだ。

例えば、周りに数学の塾が多くて激し
い競争している。

その中でさらに同じ様な数学の講座を開
いてもなかなか生徒は集まらない。

それではどうすれば良いのか?

戦略 中高一貫校の赤点対策の数学
戦術 その学校の前に行って赤点対
   策のチラシをまく

これで効果的な方法になる。

あるいは私は英語しかできない。私は
国語しかできないと言った場合で、
周りに競争相手が多い場合はどうなの
だろうか?

1つは場所を変える。又は、チャンネル
を変えるのりも1つだ。つまり私のよう
にその地方では勝てないのであれば、オ
ンラインで勝負するそういった選択をす
るのが経営者の仕事だ。

「やったことがわからない」

というのは誰でも一緒に。最初からやり
方がわかる人などいない。経営者は

「やる」

と決めるだけだけだ。やり方はあとで考
えるだけ。

あなたは経営者の仕事をしているのだろ
うか?

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