経営の考え方

【どうする?】  

今の塾を運営していて分かっているこ
とは
 
「このままだ確実に売上が減る」
 
ということです。
  
簡単に言うと生徒数が減るということ
です。東京、大阪、名古屋の大都市で
はあまりピンとこないかもしれません

 
特に大都市では、今まで都市近郊にい
た家族が、都市に戻っていますので、
逆に子どもの人口が増えているところ
があります。
  
 
これはここ5年くらいはもちますが、ピ
ークを過ぎるとやはり子どもの人数は
減っていきます。
  
 
地方では生徒の減り具合は今でもひど
いです。近所の塾を見ていると生徒が
ガラガラです。
 
 
さらに生徒数が減っているのにも拘わ
らず、「えっ、こんなところに」とい
う地方にも大手が進出してきます。
 
  
もちろん、ほとんどがうまくいかず、
しばらくしたら撤退します。
 
 
それでも諦めずに別の大手がまだ進出
してきます。そして、塾の生徒数の減
少に歯車をかけてくれます。それでな
くても生徒が集まらないのに・・・
 
 
実はこれは普通の塾の先生は気づてい
る話ですが、もう1つ売上が減る理由が
あります。それは
 
「塾のオンライン化」
 
です。私は「塾長のためのWEB集客研究
会をやっているわけですが、決してオ
フラインの地元中心の塾だけを進めて
いるわけではありません。
 
会員の中にはすでにオンラインの塾を
スタートしている人もいます。
 
そして、大きく分けてそのタイプは2

  
1つはハイブリッドの塾
もう1つは、私と同じ形態のオンライン
のみの塾です。
 
ハイブリッドの塾というのはどういう
ものかと言うと、自分の塾に通えない
生徒をオンラインでつないで自分の塾
生にするというもの。
      
通常のエリアで営業していると、当然
その商圏内では生徒数が減ってきます

 
だから、遠くの人も通えるようにする
わけです。もちろん、通える距離は縮
まるわけではないですが、オンライン
化することによって地方の生徒も塾に
こさせることができます。
 
週に3日は塾に来ないといけないところ
を、週に1回とか月に2回とかにして、
その不足分をオンラインでカバーする
そんな形です。
 
もちろん、こういった形態は塾が1つ2
つというわけではありません。どんど
ん進んでいます。
 
そして、それに気づかない塾はどんど
ん生徒をそれらの塾に奪われていきま
す。
 
進んでいる塾はどんどんそれを進めて
いています。 例えば、今
 
「オンラインの塾をしたいな」
 
と話をしていたら、来月にはスタート
します。
 
「いつかはしたいな」
「5-6年後にはするかな」
 
何てことは言っていません。
 
最初に書きましたが、
 
「結果が出るのは半年から1年後」
「下手をすると2-3年後」
 
だからです。
 
先週からもZOOMの使い方の説明をして
いっています。それは、
 
「オンラインの塾」
「ハイブリッドの塾」
 
をスタートする塾長のためのです。
 
私はすでに17年近くオンラインで塾を
経営していますので色々な無料ソフト
やオンラインソフトの使い方を使って
います。
 
その使い方を オンラインで使えるよう
にアドバイスしているわけです。
 
そして、もう1つの形態が私と同じオン
ラインの塾です。地元の子ではなく、
完全に全国の子を相手にしている塾で
す。
 
例えば、大阪にある塾の先生は東京に
いる生徒を指導する。そういったこと
が起こっているのです。
 
こんな風に書くと、
 
「先生のところの生徒が減るのでは?
 その塾はライバルになるのでは?」
 
と心配してしていただく塾の先生もい
ます。が、大丈夫です。 私の塾で全国
の生徒を独り占めするわけにはいきま
せん。
 
また、できません。私の塾は頑張って
もせいぜい100名ぐらい。それ以上増や
そうとも思いません。
 
理由は興味がないからです。生徒をた
くさん集めて、嫌なお客さんを相手す
るくらいなら、本当に良い指導をして
いるけれど、生徒を集められない先生
をサポートする方が何倍も楽しいから
です。
 
また、100名でも十分にやっていけま
す。極端なことを言えば10名でも客単
価を5万にすればやっていくことは可
能です(以前はそうでした)
 
 
だから、
 
「塾長のためのWEB集客研究会」
 
ではどんどんノウハウを公開していま
す。そうやってどこの塾も自塾を革新
しているのです。
 
生徒が集まっていない塾は同じやり方
で進むと生徒は確実に減ります。もち
ろん、人気があって生徒が増えている
場合は別です。
 
通常の塾の場合は確実に生徒が減って
いくのです。では、何をするのか?こ
れが重要です。
 
きつい言い方ですが、通常の塾は打つ
手が遅いと思います。オンラインの塾
でも以前は2週間ほどで結果が出まし
た。
 
今は半年あるいは1年以上かかります。
つまり、今から手を打ったとしても、
軌道に乗るのは半年後あるいは1年後。
 
もっと言うと2年後です。それが分か
っているからどんどん今から手を打っ
ていくのです。
 
参考までに言うと「ホリエモン」が
Yutubeをスタートしたとき、Youtuber
のヒカキンから言われたは
 
「2年はかかりますので、それまで
 続けましょう。その後ブレイクし
 ます」
 
と。
 
実際に研究会のメンバーでは、先週
「ハイブリッドの塾」の話をしたら、
来月から「ハイブリッドのオンライン
の塾」をスタートさせるところもあり
ます

 
これは今テスト的にスタートして、来
年から本格的にスタートするためです。
 
もちろん、オンラインの運営ノウハウ
は私がありますから、テスト的にスタ
ートできるわけです。
 
「同じやり方では生き残れない」
 
ここが勝負どころです。さて、どんな
手を打ちますか?

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