残念ながら中小企業の場合は塾長自身が働かないといけません。
特に現場の雑務も含めていろんなことをやらないといけません。そして、塾が成長するには塾長自身が成長しないといけないのです。
では、どうすればいいのか?塾長自身が自分自身の才能見出し、そして、それをスキルになるまで徹底して鍛えないといけないのです。
また、塾を成長させる仕組みを作っていかないといけないのです。
そのときに必要なのが「習慣化」です。習慣化して、毎日鍛えたり、作ったりしないといけないのです。
例えば、英語が得意な先生は英語の勉強をする。さらに、話をするが上手であれば、話す練習をする。などです。
また、国語の得意な先生は国語の勉強をする。さらに文章が得意であれば文章を毎日書くのです。
さらに、集客システムを作ったり、フォローシステムを作ったりするのです。
実は私も10年以上ブログを書いています。メルマガを含めるともう17年書き続けていますが決してすべてを継続できたわけではありません。
実際に私が最終的に習ったものは空手ですが、このときに習う前に母からは
「空手を辞めたらもう二度と習い事をさせない」
という約束のもとに習ったぐらいなのです。
実際に私がやって続かなかったことを書きますと
「そろばん。自分から習うといったものを毎日練習してたのを辞めて辞めてしまう」
「習字。勝手に祖母が申し込んで習い事に行かせられる。兄が辞めると同時に辞める」
「公文式のペン習字。お金を払って3回で辞める」
「フィットネスクラブ。2か月分支払って1回だけ行って辞める」
「会社。転職を3回している」
など決して褒められたものではありません。
ですが、今は習慣化するとほとんど毎日と言っていいくらいやっています。
「塾。20年やっています」
「オンラインの塾。不安定な中17年続いています」
また、今やっている毎日の習慣は50ありますが、ずっと続けています。
もちろん、毎日確実にやってるものもありますし、できてないものもあります。
できているものは何かと言うとそれは
「朝に行うこと」
はすべてできています。つまり、夜になればなるほど継続ができないです。では継続するにはどうすればいいのか?
当然ですが、最初は「意志の力」が必要です。そうすると
「自分自身は意志が弱いからダメだ。継続できない。自分はダメな人間だ」
と思うかもしれません。実はこれは大きな勘違いなのです。私もずっと意志の力が弱いと思っていたのです。
ですが実はもともと人間は「意志の力」の量がが少ないのです。
簡単にイメージしてみましょう。意志の力というのは人間が1日に持っている量はお酒の「おちょこ」をイメージしてください。
これぐらいしか持っていません。だから、これを使おうと思ったら丁寧に使わないといけないのです。
「意志の力」はたくさんあるわけではなく、朝起きたときが満タンで、夜になればその量は減っていきます。
だから、大事なことは朝にすること。朝にすると意志の力が満タンなのでできます。
私が毎日やっている50の習慣の中で
「朝の瞑想」
「朝の体操」
「朝起きてコップ1杯の水を飲む」
「朝のブログ更新」
「朝の黒ニンニク」
ほとんどできています。起きてすぐに大事なことを優先してやっていくわけです。
そうやって、自分を鍛えたり、長期的に戦略的に行うべきことをやったりしていくのです。
こうやって朝に
「戦略的に長期間かかること」
をやっていく。そうすると
「上手に塾が回る」
のです。塾長で失敗することは
「重要ではなく緊急なことに対応してしまうこと」
です。緊急なことに追われていると結局自分自身が追われるだけに疲れるだけになってしまいます。
そして、経営者がやらないといけない重要なことができなくなってしまいます。
例えば、保護者からのクレーム。クレームがあるとついついクレームに対応しなければなりません。
ですが、塾長がやらないといけないのは、クレーム対応ではありません。クレームが問題があるのではなく、クレームを起こす仕組みが悪いのです。
そう言った
「仕組みを考える時間」
を朝にもっていくのです。
クレームには事前にその兆候があります。そして、クレームを事前になくせばいいわけです。
クレームを事前になくすというのは変な話ですが、具体的に言うと
「定期的に電話を入れる」
ということです。そうすると少しの不満があれば、それを解消してあげればクレームにならないわけです。
相手が不満に思って、相手から連絡があって動くからクレームになるわけです。
こちらから事前に動くと
「クレームをコントロールする」
ことになるわけです。仕事をしているわけですからお客さんにとっては、行き届かないところもあります。
アルバイトを雇っていたら当然ですが、それも増えるわけです。それを事前に連絡しておくと
「クレームが来そうだな」
と思う時点で動けばいいのです。そうすると追われる仕事ではなく、追う仕事になるわけです。
実際に私のところでも
「スタッフがクレームになりそうなところを報告」
「塾長が連絡を入れる」
という流れを作っています。というのは、オンラインの塾は
「クレームの前に辞める」
からです。それだけ厳しいからです。
重要事項に取り組むというのはこういった仕組み作なのです。そして、それには塾長自身がそういった時間をしっかりとって毎日継続していっていかないといけないのです。
それには「意志の力」を使ってください。「意志の力」は少ないのでできるだけ、朝のうちに行いましょう。
そうやってしまうと余裕を持って仕事ができるのです。
ぜひとも
「意志の力がある朝の時間」
を上手に使って、重要事項をやる習慣をしてください。