集客の実例 集客の考え方

ある集客システムが稼働し始めています

1月からスタートした集客システムが稼働し始めています。1月から準備を始めてようやくある塾長のところに体験が1件申し込みありました。兄弟そろって体験して成功すれば2名の入塾者です。

「何だたった2名なのか」

と思れたのかも知れません。ですが、このシステムが稼働すると、生徒がチョロチョロと入ってくる仕組みになっているのです。

そして、そのサイトにはお母さんが訪れれるようにしているので、今後に期待が持てます。私の予想では、入塾が1学期の中間テスト以降になると思っていたので予想外でした。もちろん、運営方法を一部変更したためでもありますが・・。

私のところの集客法は目先の集客ではありません。安定して毎月集客できるのが目標です。

ある塾長から漏れた言葉ですが、こんなことを語ってくれました。

「この時期になって一生懸命集客している姿は、まるでテストの前だけ勉強する生徒のようだ」

と。チラシはどんなチラシがいいのだろうか?どんな媒体がいいのだろうか?

そういった話はできるだけやめにしたい。もちろんツールとしてチラシも必要ですし、いろいろな媒体を使うべきです。

ですがもっと大切なことはその前の話なのです。実際にこの時期で集客が成功しているところがあります。

先日も書きましたが1つは「紹介のある塾」そして、前回は話をしていませんでしたが、「戦略的に正しかった」ところです。

戦略的というのは簡単にいうと、「戦わずして勝つ」という話です。

誰を対象にするのか?どの地域で戦うのかと話です。戦う相手のいないところや少ないところで戦う。

それを正しくすれば、楽に集客ができるのです。実際に今年になってある塾長は、生徒が集まり過ぎてパンク状態で一時期体験をストップさせてところもあります。

この時期集まっていない塾もあるのに「パンク状態」です。その違いは、「戦略の問題」です。

一般に塾の先生から質問が多いのはインターネットで集客するとき「どんな方法がいいのですか?」という質問です。

ですが、大切なことを忘れています。それは「誰を対象にしているか」です。

例えば、一言にお客さんを集めると言っても、小学生・中学生・高校生によって集め方は変わってきます。

小学生や中学生の場合は主に申し込みがあるのは保護者です。ですから保護者の読む媒体を使わないといけません。

一方、高校生の場合は申し込みしようとするのは基本的に本人です。ですから高校生の使う媒体を使わないといけないのです。

だから、最初に決めるのは 「どんな生徒をお客にしたいのか?」です。例えば、一口に小学生といっても、低学力の子なのか?それとも中学力の子なのか?

あるいは中学受験の子なのかによって集め方は変わってきます。

また、中学生でも同様です。どの地域の生徒なのか?成績はどれくらいなのか?どこを目指しているのか?などです。

それらを最初にしっかりと定義してしまうのです。わかりやすい例で言いますと、科目を絞るのも1つです。

奈良県にある塾は国語に絞って生徒を集めています。国語以外の科目は教えていません。そうすると当然ですが、子どもが通う範囲は広くとらないといけません。

立地も当然ですが、 駅から近くて、電車の路線がちょうど交わるところの駅になります。そうすることによって子どもが通いやすくなります。

また、こんな方法もあります。不登校の子を集めるというのも1つの方法です。

実際に私が過去に調べたところ、奈良県の香芝市だけで不登校と呼ばれる子が40名もいました。これは私が塾をオープンした20年以上前の話です。

今はもっとたくさんいます。当然不登校の子には、そういった子を対象にしたメッセージとなります。

そういうふうに最初に集める対象を決めてそこから戦略を練っていくのです。大事なのは最初の大元の戦略なのです。

それがしっかりしていれば、それに対して適切な戦術を加えると生徒が集まってきます。

まずは誰を対象にするのかを徹底して絞り込んで考えていきましょう。すぐに答えが出ないかもしれません。

ですが考えて考え続けていくと対象が絞られてきます。それが間違っていなければ、苦労することもなく生徒を集めることができます。

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