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小さな成功。大きな会社の社長は?

塾を経営していくとうまくいくことがあります。生徒がやめない。生徒が次々に入ってくる。お客さんからの評判もよい。そうすると自分自身がうまくいってるからと思ってついつい余計なことまで考えてしまいます。

「自分力はすごい」と勘違いしてしまいます。また、そういったことは文章の中にもそういった言葉の端々が見られます。

そして、それは「規模が小さいとき」に出ます。私は20代の頃たくさんの経営者に会いました。医院だけで180件以上。

経営者でいうと何百人と。営業で大阪府のすべての商工会、商工会議所を回りました。

そこで感じたことは「規模がある程度大きくなると経営は謙虚になる」という事実です。

いえ、ある意味「謙虚にならざるを得ない」のかもしれません。というは、これは経験則ですが、年商40億規模までの経営者は「俺が」「私は」と自分押しが強いかったです。

そして、20代の若造に対して「俺が教えてやる」という雰囲気。一方、100億、200億規模になると「誰このおっさん」という人が多かったのです。

いわゆる「普通のおっさん」です。パーティーで名刺交換する。「ふぅーん」と私。「何だただの酔っ払いか」と思って後で会社の規模を調べると100億規模の会社の社長。

「俺社長」という雰囲気がまったくないのです。また、私がコンサルに行くと社長が必死にメモを取れって聞いている。当時の私は25歳。経験は3年未満。

相手は200億を超える会社の社長。また、規模は小さくも小規模塾の私の話をメモして聞いている社長。そして、その会社は後に上場。

そして、長くなればなるほど「一喜一憂しない」。というのもよいことも悪いこともなかなか続かないからです。

特によい状態は続けるのが難しいといった方がいいかもしれません。というのも世の中がドンドン変化していくから。そして自分自身が変化していくからです。

若いときにはムリをしてでも無料補習をしたり、早朝特訓したりできます。ですが、自分自身も加齢していきます。

加齢することによって今までできたことができにくくなります。

最初は40歳。以前に会社の社長からいわれたのは「40代になったら80%で走らないといけないよ」と。

実際に疲れが以前より取れなくなるということなのです。実際に私も20代の頃は会社の椅子の上で寝ていました。

仕事が終わらなくて、6つ椅子を合わせてその上で寝る。そして、最終的には会社で寝泊まりして1年くらいは住んでいる状態でした。

それから会社には壁を倒すとベッドが出てくるようになっていきました。

ところが、加齢していくと疲れが取れなくてムリができなくなってくるのです。

たとえば、プロ野球選手が毎年同じ成績をあげられないのは、相手も成長してくることもあります。

しかし、自分自身の体調も変わってくるからです。だから、自分自身のフォームを変えたり、練習方法を変えたりして自分自身も体調を整えていくわけです。

また、保護者や子供達も年々変化していきます。今まで許されたことが許されなくなったりします。

以前は知り合いの塾では宿題をやってきてなかったらビンタとか。今は大問題です。そして、それに対応できなくなると出てくる言葉は「最近の××は・・・」と。

これは周りに対応できなくっている証拠。だから、それに対して自分自身も変化していかないといけないのです。

「小さい成功で満足しない」と肝に銘じてやっていきましょう。周りは常に変化し続いています。

の状態が悪くても変化していくことで今の状態を変えることができます。今まで20年のインターネットの世界で生きた中での感想です。

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