経営の考え方

理想的な塾の形

塾を経営しているとこれから売上がアップしていきます。その理由は受験生の指導が増えてくるから。

ですが、それが終わって2月から3月になると憂鬱になります。

それは何かと言うと生徒がやめて売上が減ってしまうから。塾によっては、4月、5月、6月の資金繰りが苦しくなって借り入れをしたり、あるいは支払いを延ばしたりします。

それが来年、再来年とずっと続いていきます。生徒が減少している状況では「来年こそは」何てことは言っていられません。

売上確保はチラシ。でもバクチ。

一般には生徒の募集は相変わらずチラシです。ポスティングをスタートしたり、門配もやったりしています。

ですが、今までのような反応はないです。こういったことを続けていて、「来年もこれでよいのか?」と悩んでしまいます。

毎年、同じようなことを繰り返し不安になります。特にこれからは冬期講習に力を入れていかないといけませんが、その先には「新規の募集」という不安があります。

こんなことはやめにしませんか?

もしこんな塾だったらどうでしょうか?できるだけ嫌なお客様はお断りして、理想的で自塾に理解のある保護者だけを集めます。

そして、そのお客さんとずっと継続してお付き合いをします。小学校のときに入れば中学生、高校生と通ってもらう。

そうするとほとんど集客を考える必要はないです。そうなればそのぶん生徒に向き合うことができ、生徒も喜びます。塾長のあなたも集客について考えなくてもすみます。

保護者のも塾長のあなたのことをよくわかっているのでコミュニケーションも取れて、相談されることも増えて感謝されます。

やるべきことは継続できる仕組み

できれば今年の3月は集客の心配を減らしたいですね。実際に中学校3年生が10名いたら10名ともやめてしまう。

そういう形であれば、当然新規で最低でも10名を集めないといけなくなります。

ですが、もしこれが8名は残るとなればどうでしょうか?残り新規の集客を2名だけですむことになります。

同じ考えるのであればできるだけ効率のよい集客を考える。それは「新規の集客を少なくてもよい形にする」のです・

実はあまり言っていないのですが、新規で集客するというのは大変です。プロでも新規を集客するときはお金も時間もかかります。

ですが、「継続する」というのはお金もかからないです。気楽にできます。というのは最初に財布を開くというのが一番時間がかかるからです。

それよりも継続させるという風な方向に努力を持っていけばその後ずっと楽になるのです。

キャリア教育という考え方

ではどうするのか?それは塾長が「高校入試で指導は終わる」という考えを改めることです。

それよりも「子どもとずっと関わっていく」形にしていくわけです。それは相手に取ってもいいことです。

子どものことをよくわかってくれている先生にずっと見てもらえますから安心です。

私の所ではできるだけ「成績を上げるだけの塾」という形をなくして、「子育てのサポートの塾」という形を取っています。

というのはその形の方が、親御さんも信頼してくれて、子どもとの付き合いが長くなりと経営的にも安定するからです。

以下のように毎日保護者から相談も多いです。毎日何かコメントが入ります。そして、先月は「弟の指導も頼みます」と来ています。

最初は「国語」でスタートしても、

・算数も見てください
・英語が心配です。
・理科を教えてください。
・下の子もみてください。

とドンドン増えていきます。また、指導している生徒だけでなく、兄弟の相談も増えてきて、兄弟で指導することになります。

実際に小学生から入って大学受験まで付き合っています。もっと言うと大学生になってからも勉強してきている子もいました。

その子は早稲田大学に入った生徒ですが、論理エンジンを勉強したいということで大学に入ってからも論理エンジンを続けてくれました。

最初のスタートは高校部

高校受験で終わってしまうとせっかく長く付き合っていたのがもったいないです。特に塾に不満がなく、付き合ってくれた生徒とはできるだけもっと長く付き合うべきだと思っています 。

高校部は無料で開設できます

10月18日では無料で高校部を開設できる方法を紹介しています。詳しくは以下の説明を見てください。

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