実例

体験が毎月入る秘密のルート

「昨日体験の申し込みが入りました」

実際の申し込み以下のような形になっています。


そして、詳しく見てみると今回の体験は紹介からです。

紹介者の名前を見ると2011年に私の塾に入会した人です


しかも、紹介してくれた方はアメブロからの初めての入会者で「アメブロからでも入会するんだ」ということをよく覚えています。卒業してから4年以上経っていますか。それでも紹介していただけるんですね。

「ご紹介いただけると大変ありがたいです。本当に皆様のおかげです」

何て書くと「うざー。自慢かよ」と同業者の先生には言われそうなので普段はそんなこと書いていません。

多分自分では「俺、凄いだろう」となって自慢になってしまうので・・・。

基本的に「人の不幸は蜜の味」というのが人間ですから・・・。

毎月入る仕掛

冗談はさておいて、本当に毎月入会するのが私にとっては当たり前の話なので書く必要はないです。

今回はそのことを書いたのはその仕掛けについて話ししますね。多分こちらの方が興味があると思うので。

私の塾では何度も書いていますが毎月生徒が入ってきます。もちろん、体験だけして辞めてく人もいますが、それでも毎月途切れることなく入ってきます。

これだけ書くと「運がいいのかな?」と思うかもしれませんが、ちゃんと仕掛けをしています。

私の場合はやっていることが「たまたま」とか「偶然」とか、「運がいい」とか言うことを非常に嫌います。

というのは確かに「運がいい」とか「偶然」とかもありますが、それに頼っていると自分自身が成長しないからです。

必ず入会するには、入会するだけの理由があり、退会するには退会するだけの余裕があるのです。それを1つ1つ詰めていかないと継続することなどできません。

毎月入る3つのルート

私のところで意識しているのは次の3つの対象となるお客さんが来るようにしています。ある意味はルートと言ってもいいかもしれません。

1.今すぐ客

今からすぐに塾に入りたいと思っている客

2.そのうち客

入塾は考えてはいるが、今すぐ入っておく来ない客

3.紹介客

会員や卒業生から 帰ってくるお客さんです

このルートを常に意識して作っているわけです。それに対してどうやっているのか言うと次のようになっています。

1.今すぐ書く   PPC などの広告

2.そのうち客   ブログやメール、line@

3.紹介からの客 ジュクサガス 今いる客や卒業した会員さんとのコンタクト

です。 これを意識してやっていくわけです。実際に今もやっています。例えば先日は女性と密会していました。

Facebook でも公開しているので密会とは言いませんが、すでに20代後半です。

すでに卒業した女の子と会ってきました。ちょうど12月2日にあった大阪塾長会の飲み会の前に会ってきたのですが、いろいろ話をしたり、相談に乗ったりしていました。

この内容は 【ジュクサガス秘密?クラブ】で公開している内容なのですが、私は彼女にこんなことお願いしたのです。「ジュクサガスにコメントを書いてね」と。そして、その場ですぐに書いてもらうわけです。

こうやって紹介が来てもらうような仕組みを地道に作ったり、紹介のコメントを書いてもらったりしてやっていくわけです。

紹介がもらえるわけ

実は「成績が上がったら紹介がもらえるか?」と言うと必ずしもそうではありません。では、「合格したら紹介が来る」というわけでもないです。

成績が上がっても、合格しても紹介がもらえない塾もあるからです。

それは何かと言うと子どもに接するスタンスの違いだけです。私の場合は他の塾と違って塾をやっているという意識は薄いです。

どちらかと言うと「子育ての一部を手伝っている」というスタンスです。実はこのスタンスが経営も強くするのです。

塾との喧嘩。強い塾とは?

別に塾と争っているというわけではないですが、喧嘩していてどんな人が強いのかというのがわかりますか?

喧嘩していると腕力が強いとか、何か格闘技をやっていたというわけではありません。強いというのは「最後まで立ってた人が強い」のです。

つまり、塾でも「生徒がたくさんいる」とか「規模が大きい」「有名だ」とかではなく、最後まで生き残っていた塾は強いわけです。

これは私が学んだことなんですが、今までは生徒数が多いとか規模がどれくらいかと思ってました。

ですが、規模が大きくも潰れてしまう塾もあります。それよりも継続することです。

少なくとも自分が生きている間は継続させることです。もっと言うと 自分がなくなっても続くような塾にするわけです。

それが「子育ての一部」という考えです。子育ての一部にすると「合格して終わり」「塾を辞めたら終わり」ではありません。それよりも「本人の人生がどうなるのか?」ということを考えることです。

生徒の子どもが行かせたい塾

私が最初に生徒として教えた子はすでに45歳になっています。子どもが中学生になっていてそういう子たちが来てくれたらいいなと思っています。

昨日紹介してくれたお母さんにもすぐ電話を取ってお礼を言って、その話をしました。いろいろ悩みがあるようなのですが、それで「また、何か相談があればいつでもしてくださいね」と。

「私の場合は喧嘩して辞めていかない限り、きちっと辞めていった子には辞めてもまた相談してもらったら結構です」と伝えています。そして、実際に卒業してからでも相談があります。

卒業生からの紹介というのはここに秘訣があるわけです。成績が上がるとか、合格したというのも必要ですが、それ以上にその子どもに寄り添えるのか言うのがポイントになるのです。

あるいはそのお母さんに寄り添えるかがポイントになるのです。

実際に先日会った子と話をしていたら「あのときほど勉強したことはない」と。「何でそんなに勉強したの?」と聞いたら「先生にあれだけしてもらったのに、落ちたら先生に申し訳ないから」と。

不幸せな合格。幸せな不合格

生徒がずっと見ていますと合格したから幸せかと言うと必ずしもそうではない子をたくさん見てきました。

「××高校合格」「××大学合格」を歌っていたものも、その子自身が不幸になる場合もあります。

もちろん全て予見できたわけではないですが、やはり合格して終わりというのは塾の考え方です。

その子を支える親からしたら「子どもの幸せ」を願っているわけですから、それを最終的な目標にすべきなのです。

実際に子どもに無理をさせて高校に合格したでもついていけなくて結局3年間コンプレックスの塊で終わってしまったという子もいます。

逆に不合格になったけれどもおかげさまでこの地震はやる気になって大学に入って勉強しているという子もいます。

大切なのはその子にとって幸せかどうかその子が幸せの方向に向いているかです。だから私ところ塾の場合は子どもの性格を見て志望校を上げたり志望校を下げたりさせます。

塾の実績だけを上げるために子どもに無理させてワンランク上の学校を合格させたいとは思っていません。そして結局これが長い期間の付き合いになるわけです。

偶然を排除しろ

経営者であれば良いこともあれば良くないこともあります。嵐のない航海はないというようにいつもうまくいくことばかりではありません。

うまくいかないからと言って呪ってたり、腐ったりしても仕方ないので自分ができることをできるだけ手を打っていくというのが経営です。

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