経営の考え方

「先生不足」「生徒不足」は「虫歯勉強法」で解決?

最近歯が痛いです。一時期、歯医者に通っていたのですが、引っ越してから通わなくなりました。行きつけの歯医者が近くにないのでこれから探さないといけません。

虫歯勉強法とは?

成績が伸びない子によくあるのが「虫歯勉強法」です。「虫歯勉強法」というのは、私が例えたのですが、

「虫歯になってから歯医者に行くのと同じでテスト前だけ、悪くなったときだけ勉強する」というものです。

つまり、歯医者には悪くならないと行かない。普段は手入れをしてないということです。

勉強で言うと普段は勉強していないのにテストの前になって慌ててする勉強法です。

これでは成果が伸びません。特に実力テストや模擬試験といったテストの範囲が広いと太刀打ちできませんね。生徒には口を酸っぱく普段から勉強するようにと言っているはずです。

実は塾長も同じ

「先生がいない」「生徒がいない」と嘆いている塾長さんがいます。そういった相談も多いです。

ですが、実際のところそれは構造的な問題なので、今一時期解決しても今後もこれが続くと予想されます。

つまり、虫歯を治療するような対処療法では解決しないのです。今までのやり方では全く通用しなくなっているのです。

今後は「人手不足」も「生徒不足」も続きます。ですが現実は違います。本当の真実はこんな形になっているのです。

生徒も溢れている。先生も溢れている。ですが・・・。

生徒が集まらないと嘆いている先生もいらっしゃいます。ですが、実際には生徒が来すぎて、今年が最高益という特徴もいらっしゃいます。

昨年がうそのように今は生徒がきています。現実に私のところでは着実に生徒は増えています。また、私の Web 集客研究会のメンバーも増やしている人もいます。

会員のお母さんの中には「近くによい塾がなくて」というお母さんもいます。先日も「先生の塾が近くだったら」と言われました。

というのは、地方では大手の塾も生徒が集まらないので、コスト削減のためコマ数を減らして効率を求めて言います。

そうすると教育熱心な保護者の方もそういったことに不満に思っているのです。「塾に通いながら他の塾を探している状態」なのです。

一方、塾の先生がいないと嘆いている先生もいます。実際には塾のアルバイトをしたいという人がいるのも知っています。

なぜこんなことが起こるのか?

その原因はただ、あなたの近くにいないだけなんです。

それはあなたの側にいないからです。私は以前家庭教師の派遣をしていました。

そこで感じたのは「アンマッチ」です。田舎に方に行くと「先生がいない。先生がいない」と保護者の方が嘆いています。

たまに先生がいたとしてもあまりいい先生でなかったり、辞めたりします。一方、大学の周りには先生ががたくさんいました。

学生の先生がたくさんいて、家庭教師をしたいとずっと探していました。また、現実的には主婦の方で仕事をされたいっていう方もたくさんいます。

家から出られなくて家で仕事がしたいという方もいます。そういった方もたくさんいます。また、シルバー層の中には仕事を探している人もいます。

人手不足は慢性的

実は「人手不足」というのは万年続いています。私がインターネットでビジネスをスタートしたときから。

いえ、恐らくずっとです。「えっ最近では?」いえいえ、アンマッチが続いているだけです。

実際インターネットの世界では優秀な人の需要はかなりあります。ただ、仕事を与えたいけれどできる人がいないだけです。

「できる人がいない」「きちっしたお金を払えるところがない」だけです。

また、「安い時給でいい先生」というのは中々いないだけです。

ではどうするのか?

だから、今からでも「先生が集まる仕組み」「生徒が集まる仕組み」を作っていかないといけないのです。

短期的な視点ではなく、長期的な視点で

その1つが「オンラインで結ぶ」ということです。実際にオンラインでやると解決することが多いです。もちろん、直接会って指導した方がいいことはわかっています。

ですが、私のところはそれでも1度も会うことなく成績を上げています。そして、紹介ももらっています。

「生徒集めに困っている先生」と「先生に困っている塾」を結ぶのです。

「オンライン塾って何?」という前に一度そういった仕組みも考えた方がいいですね。実際に会員のメンバーではリアルの塾とオンラインの塾の併用しているところもありますから。

「そんな最新の難しい」何て思うわないでくださいね。私は15年以上前からやっていますから、今は誰でもできる時代です。

-経営の考え方

© 2024 塾長のためのWeb集客研究会