経営の考え方

SM好きな塾長さんへ

最近やばい塾が増えています。もうすぐ倒産とか廃業とかそういった塾です。経営的に見ると「もう倒産した方がいい」という塾です。

資金計画を見てもうまく行かないので、確かに倒産まっしぐらに向かっています。あとは時間の問題です。

ですが、

ですが、やっていることを聞くとまだまだやり足りないっていうのが正直な感想です。

自分自身がリアルの塾を潰したのでわかりますが、「やることをやっていない」ので、塾が潰れてしまうのが当然の話です。

「勉強しないで、なぜ不合格になったのか?」という受験生と何ら変わりはありません。

「勉強したのに不合格になった」と言うのならまだわかりますが、勉強していないのに不合格になったのは当然ですね。

これは塾でも同じです。やることをやって潰れるのなら、自分が必死にもがいたことはその次の仕事に生かすことができます。

が、やることをやってなくて倒産してしまうと結局は何も残ることはありません。

個人的な話ですが

塾経営というのはやるべきことをきちっとやっていたら、私自身は潰れることはないと思っています。

潰れるということやるべきことをやっていないので潰れるわけです。特に自分の怠慢でやることをやってなかったら当然潰れてしまいます。

ほとんど潰れていく塾というのはやるべきことをやっていないというのがその原因だと思っています。実際に私もこんなことを言われました。

そんな塾、潰してしまえ

これは実際に私が言われたことです。生徒数が激減してもう廃業だというときに元同僚でお会計士の人に相談しました。

そのときに言われたのは

「そんな塾、潰してしまえ」

と。仲が良かっただけに怒り心頭です。本当のことを言うと殴ってやろうかと思うぐらい拳を握りしめました。

その人とは特に仲が良かったのです。なぜそんなことを言ったのか?その会計士が担当していた会社の社長は自ら自分の命を絶っていたからです。

だから、自ら命を絶つくらいなら早めに潰せと。

塾の場合は手形を出してないとか、大きな借金をしていないとそれほど負債総額は大きくなりません。

ですが、一般の企業の場合は手形を発行していたり、社長が自宅を担保にしていたりしてお店を出店していると

「倒産=自己破産」

となって、二重三重の苦しみになってしまいます。

社長が泣くわめく

実際に倒産する前の社長が泣いたり、わめいたりするしています。当たり前ですが、自分の嫁さんが持つ実家の住まいまで取られてしまうわけですからその被害は甚大です。

私の勤めたところも自宅が取られてしまいました。そういうことがあるから経営自体も真剣になるのです。

その点、塾の場合は廃業してしまった場合は仕事がなくなるだけで家が取られることという塾は少ないです。

ですが、廃業してしまうと借金だけが残り、年齢を重ねてるとこれ以上就職する先も見つかりません。だから真剣に経営しないといけないのです。

では何をしたらいいのか?

私がやったやり方は 売上の上がる方法を書き出したことです。毎日集客できる方法を毎日書き出していました。

その数は毎日20個です。金がなくて研修も受けられなかったので、ひたすら自分が考えられる売上の上がる施策を書き出していました。

そして、それを1つ1つ実行していったのです。もちろん時間のかかるものもありますが、時間のかからないものもあります。最も効果のあると思われることを優先的にやっていったのです。

それを1つ1つやってそれでもダメなときは倒産するしかありません。ですが、ほとんどそんなことはありません。

というのもやれることをやったら売上は向上していくものです。「集客できない」というよりも「集客していない」ってのが本当の話です。

勉強できないのはウソ

研修に参加しないと勉強できないというのはウソです。実際に学ぶ方法というのは無限にあります。

私がお金がないときにやった方法を少し公開します。例えばブログやメールのタイトルなどは新聞のタイトルを参考にしました。

新聞の番組欄のタイトルというのは見てもらうためにタイトルを書いています。だから短いタイトルをするのには新聞の番組欄を参考にすればいいのです。

また雑誌なども参考になります。本屋に行って教育雑誌のタイトルを読みます。そして、そのタイトルを参考にすればいいのです。

さらにこんなこともやりました。私がやったのは通販番組です。1か月間まるまる通販番組を見ました。

ホームページの参考にするために通販番組が、どんな構成で、どんな順番に話をするのかひたすらメモを取りながら見ました。

テレビのと言うのは番組を流すにも深夜であっても安くても1分10万円とか言う世界なので効果的な構成にプロがしています。

そして、それを自分のサイトにかしていたのです。やる気になれば勉強することは無限にあります。ただ意識していないだけなの話です。

それだけやっても効果が出ない人

「いや私はちゃんと行動がやっている。それでも効果が出ないのだ」という人もいるかも知れません。

その場合には次の内容を参考にすればいいと思います。ただし、勘違いして欲しくないのは自分自身が考えている以上に行動しないと結果を出ないということです。

やり方がズレている人

実際に一生懸命やっているのに結果が出ないという人がいます。それはズレている人です。そのズレを直さない限り一生懸命やればやるほど逆効果になってしまいます。

わかりやすい例で言うとこんな例です。私立文系の大学受験希望の生徒がいます。私立受験の場合はポイントになるのは英語ということはわかっています。

その子の受験科目は英語、国語、日本史です。そして、成績を見てみると

英語95点 国語80点 日本史20点

です。当然、塾の先生であればこういったアドバイスをすると思います。

「英語は置いといて、日本史の方に力を入れたらどうですか?」

と。当然ですが、受験はバランスなのでいくら英語を頑張って100点が取れたとしても残り5点しか点数は上がりません。

ですが、日本史の場合は頑張ればあと60点は点数が上げることが可能なのです。そうすると生徒はこんな風にいます。

「でも、私立文系では英語は大事です。だからもっと英語をやらないと」

と。これは客観的に見るとおかしな話ということはわかります。ですが経営でも同じことをやっているのです。

よくやるのが内部の充実です。教材であったり、指導方法だったりします。塾では絶対的に必要なのか教務力です。

子どもの成績を上げるということもそうですが、親の対応もそうです。それがしっかりできているとあとが非常に楽になります。

実際に私が生徒を集めていられるのもスタッフの対応がしっかりしてくれているからです。

パートナーであるに新坂先生や息子の対応なので安心して任せられます。もちろんやめることもあったとしても私はそれ以上にあまり言うことはありません。

私の心の中の合格基準をクリアしてくれているからです。あとは私自身が集客すればいいという形になります。

だからといって教務力が良いからと言って集客しないわけには行きません。塾長の場合さっきの科目ではないですが、

「集客するのが苦手だからやらない」

という選択肢はないのです。だから、まずやるべきことは集客するとこです。ある程度生徒が集まれば紹介も集まります。

そこから実際に紹介だけで生徒が増える可能性も十分にあります。ですが最初の頃はやはり集めないといけないのです。

ですが、集客が苦手なのでそれをやらないということは、受験勉強で日本史ができていないのに日本史をやらない生徒と何ら変わりないのです。

集客でやるべきこと

集客でやるべきことはまず

「誰を集めるべきなのか?」

を決めること。そして、その人を集めるためにどんな媒体を使うのかを決めること。そして、最後にその人に合わせたメッセージを作ることです。

それさえ合致していれば集客できないなんてわけがありません。楽に集客することができます。

実際にそれが気づくまでに私も時間がかかりました。ですが、それさえしっかりしていればあと細かいことは調整していけばいいわけです。

それでも集客が心配な方は

それでも集客方法を知りたいという方は「塾長のためのWEB集客研究会」にご参加ください。定例セミナーが月1回会ってさらに相談ができます。

最近では週1回グループミーティングを行ってお尻の叩き合いをしています。メンバーの塾長はそれに悶えています。もちろん悶えているのはウソですが・・・。

これは塾長で要望があったのは

「やるべきことがわかっているが、それでもやらない。だから、お尻を叩いて欲しいと言う」

意見でした。自分自身がマゾだと思う人ぜひとも参加してください。別に厳しくするわけではないですが、毎回やることを決めてお互いの情報交換をしています。

動いている人ばっかりなので、刺激を得てやれることは間違いないです。何もしないでいたら、1週間報告することがないわけですからしっかりと毎週やるようにしています 。

大切なことは

大切なことは正しい方法を学んで、あとは実行することです。実際に私の場合はいろいろやっています。

最近ではline@もテストしています。テストと言うと、すでにline@からの入会もありのますが、一般の塾でも入る仕組みを作っているのです。

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