2018年もあと2日になりました。2019年になって中学3年生が減る塾長さんはこれからが正念場です。2019年に対しての対策についてお話ししたいと思います。
塾長の仕事
一般の講師であれば生徒指導することが仕事なのかも知れません。塾長つまり経営者としてやるべきことはたった1つ。
それは「未来を作ること」です。自分自身の塾がうまくいくように未来をどんどん作っていく仕事しかありません。
個人塾でやってるとどうしても目先のことに追われてしまいますが、それだけやっていると塾は潰れてしまいます。
やらないといけないことは今の塾がずっと続けるように未来を作っていくことです。それがまず第1の仕事になります
2019年を予測する
未来を作るためにやるべきことがあります。それは、「2019年の予測」です。2019年がどんな状態になるのか予測しておくのです。
そして、それに対して対策を事前に手を打っていきます。事前にわかれば対策を打てます。では2019年はどんな年になるのでしょうか?
実は2019年はどんな年になるか私にもわかりません。ですがわかっていることがあります。
それに対して対策を打つのがポイントです。具体的にどんなことが確実にわかっているのか?
経費
これほど確実な予測はありません。特に固定費を持っている塾は来年の経費はほぼ確定したも同然です。
「家賃」「コピー機のリース」「自動車のローン」「家のローン」
また、自分の個人の生活に目を向ければ
「子どもの教育費」など確実にお金が出ていくことが予測できます。そうすると当然「絶対に上げないといけない売上」が決まってきます。まずはこれがほぼ確実な未来です。
実は昨日から今年の経費を見ながら、来年の経費を入れています。もちろん変動する部分はありますが。そうすると必然的に最低限の売上は確定します。
退塾生
受験生を抱えているとこれも確実に予測できます。人数は多少上下しますが、それも辞めていくのが予測できます。
だから、これで確実に売上の減少がわかります。その人数分を補充しないといけません。
もちろん退塾率を減らすのも1つですが、「0」にすることは不可能です。卒業による退塾。引っ越しによる退塾。家庭の金銭的理由で退塾など。
いろいろありますが退塾生は絶対出てきますので、それを前提に売上を確保しないといけません。
2019年の集客方法
年末年始になってドタバタと集客をしている人がいるかも知れません。また生徒が定員一杯になって大忙しの先生もいるかも知れません。
ですが2009年には新しい集客方法に切り替えていく必要がありますそれについてお話しします。
大会前、発表会前だけに練習する生徒
生徒は大抵どこかの部活に所属しています。それはスポーツ関係かも知れませんし、文科系かも知れません。
ですがどこかに所属している生徒がほとんどです。そして、その生徒はこんな場合はどうでしょうか?
普段は帰宅部で何も練習をしていません。ですが、野球部でしたら大会前になって慌てて練習します。
それまでまったくしてなかったのにです。また、吹奏楽部であれば発表会の前だけ必死になって練習します。
これでいい結果が残せるでしょうか?当然ですが、良い結果を残せるわけではありません。そして、そんな部活というのはほとんどありません。
実は同じことをやっています
集客するほとんどはこれと同じことをやっています。チラシをちょっと作って集客をします。
それでも集まらないから必死になってチラシを作ってばらまきます。当然ですがそれでも集まりません。
もちろん今までの塾はそれで集まったのかも知れません。ですが最近ではそんなに簡単には集まりません。
特に地方の方は大手ですら集められていないのです。それは集客方法が今まで同じ方法でやっているからです。
これからの集客は狩猟型から農耕型に変更しないといけないのです。
狩猟型から農耕型に
長い間塾長をされていると昔はこんなことがあったかも知れません。20万円ぐらいチラシをかけてまくと生徒がパーッと集まってきます。
そして、生徒が集まったら「満員御礼」としてあとは指導するだけです。本当はこれが理想ですね。
今はチラシをまいてもほとんど集まってきませな。それで、2月、3月、4月、5月。最悪の場合は6月まで定員に足りません。
そのぶんが赤字です。そして、6月を過ぎて、ようやく7月になって生徒が集まり出します。
結局は単月でいうと1年間の半分くらいが赤字で、そして後半になって黒字になるという状態が続いています。
それは集客方法が狩猟型だからです。狩猟型というのは自分が必要なときにだけ生徒を集める手法です。
つまり、前回の試合の前だけ練習する生徒と同じことをやっているのです。ですが今ではそれだけでは集まりません。
そうではなくて部活でいうと普段から練習します。あるいは農業と一緒で普段からちゃんと手入れをして、収穫するのと同じように、普段から見込み客と関係を作っておかないとといけないのです。
人が参考にするところは
インターネットでビジネスをして20年ぐらい経ちますが、まず参考にするのはその人に書いてるものです。
メルマガであろうがブログであろうが過去の内容を参考にします。するとどうなるのか?
ある1つのことがわかります。それは
「その人が続けられているのか?あるいは続けられていないのか?」
です。あるいは塾にブレがないかを判断します。ブログに限らずずっと続けられる人は何をやってもうまくいくのかも知れません。
ですが、続けられないのであれば結局はうまくいかないかも知れません。農耕型の特徴は農業をするのと同じで自分の気分でするわけにはいきません。
野菜を作るときと同じように、毎日手入れをしないといけません。それは自分の体調が悪かろうが、台風が来ようが手入れをしないと作物は育たないのです。
それと同じです。集客しようと思えば見込み客との関係のために手入れをしっかりすることです。それが毎日ブログを書いたり、メールを配信したりして見込み客との関係を作っておくことなのです。
それでもうまくいかない
農耕型の集客方法をやっていてもうまくいかないことがあります。それは物事には流行り廃りがあるからです。
例えば 最近アメブロの調子が良くないです。私もずっとアメブロで集客していますから、これは死活問題になるかも知れません。
またブログで検索エンジンから集客してる人もいるかも知れません。ですが Google のアップデートで検索順位が下がったりすることもあります。
だから、「うまくいかなくなることもある」という前提に組み立てる必要があるのです。
2割の赤字部門
私が会社を経営していたときに言われたのは2割の赤字部門を持て言われていました。
2割は赤字部門とどういうことかと言うと
「新しいことにチャレンジしている」
ことです。今やっていることをこなしていると確かにそのときはうまくいきのす。
うまく言ってるとそれが続くように思います。アメブロもそうですが、ずっとアメブロでうまく言ってるとそのまま集客がずっと生涯続くように思うのかも知れません。
ですがうまくいかなくなることがあります。だからこそ新しいことにチャレンジをするんです。
私もずっとYouTube に動画を上げていましたが、ようやく今年になって YouTube の動画を見て入会する人が増えてきました。
時間がかかったのは2年間です。また、会員さんの中では入会する前に動画を見てから入ったという人もいました。
私のチャンネルにアップされた動画数は外から見ると100本も満たない、それほど多くはない数かも知れません。
ですが、裏ではすでに925本上げています。つまり、目に見えないところでいろいろ実験を繰り返しているわけです。
そうやって次の手を立てているわけです。来年こそは新しい手法で集客に変更していくべきですね。
今チャレンジしている手法はレターポスティング→line@→YouTubeです。新しい手法をマスターした方は以下です。