「3月で塾を閉めます」というメールが届きました

Facebook を見ているとすごく体験が増えているところがあったり、3月末で塾を閉めるところがあったりと格差が開いていますね。

昨日も私の方に「3月で塾を閉めます」というメールが届きました。

指導内容にも差があるのでしょうが、一番の大きな差は「伝え方」ではないかと思っています。

実力があればいいわけではない

先生という立場上、実力があるに越したことがないのです。が、それ以上に大切なのが伝え方です。

これは広告もそうですが

「相手にどんな伝え方ができるのがポイント」

になります。生徒を指導するときにもそうですよね。

「自分自身が解ければいい」
「自分がわかればいい」

のではなくて、いかに相手に理解させるのかがポイントになると思います。

それと同じで自分ができるのではなく、いかに相手にとって自分が役に立つのかということを伝えるのがポイントになります。

さらに上を行く指導

実際に私がやっているお母さんへの話です。お子さん自身があまりしゃべらないお子さんがいるとします。

以前は子どもに気をつけて

「××さん大丈夫?」とか「××くん大丈夫?」という風に気にかけていました。

でもですが、今はそれではない形を作っています。どういう形なのかと言うと

「その子が自分からしゃべるように持っていくように指導してる」

わけです。というのは社会に出たら自分自身のことを気にかけてもらえるばかりの職場ではないからです。

これからは自分自身から積極的に相手に話しかけていかないと自分自身が誰からも相手にされなくなるのです。

そして、そのことをお母さんに伝えるのです。

「お母さん。私もプロですから××さんのことを気にかけるのはできます。ですが社会に出たときに、相手から話しかけてもらうのを待っていてはずっと取り残されますよね。

だからできるだけ自分から話しかけるように指導していきます。そうしないと社会に一人立ちできません」

そういう話をするとお母さんに

「そこまで考えて指導してくれる」

とすごく納得してくれます。私が話しかけないのも、生徒を放置しているのではなく、子どもが自分から話しかけられるように社会に出たときにつながっているというのがわかってくれてるからです。

自立型で気をつけないといけないのは

特に普通の授業から自立型に切り替えたときに来るクレームというのがこのことです。

「先生が教えてくれなくなった」
「先生がほったらかしにするようになった」

と。実はこのことは事前に十分に説明を子どもと親に対して説明をしていないからなのです。

「いや、やりましたよ」

と言うかも知れません。ですが、伝わっていないのは発信者の責任と考えるべきです。

400回伝える

ある経営者は従業員に自分の意図を理解させるために「400回は伝えなさい」という人もいます。

実はそれだけ伝わらないのです。だからしつこいぐらい何度も何度も同じことを形を変えて説明していくわけです。

参考までに私が思考力教室をスタートさせて何とか軌道に乗せるまでには3年くらいかかっています。

もちろん時代の流れもありますが、今ようやく、考えが理解されつつあります。それだけ何度も何度も繰り返して言ってようやく相手に伝わるわけです。

それは子どもだけではなく、保護者にもです。そうしたことによってようやく自分自身が考えている指導方針が相手に伝わっていくわけです。

伝わらないのは誰の責任か?

「何度も同じことを言っているんですが」
「この前も言ったのに」

指導しているとそういうことがあります。メールで配信しても伝わらない。プリントで配布しても伝わらない。

ですが伝わらないのは誰の責任か?と言うと伝える者の責任となります。

「相手が悪い」という風に言うことは簡単です。が、そうすると仕事は成り立っていかないのです。

例えば、

「自分の塾は素晴らしい。でもそれを理解できないのは相手の責任だ」

とはならないのと同じで、どうやれば伝わるか言うのを工夫していく必要がありわけです。

メールで伝わらない。
プリントで伝わらない。

そうであったら

LINEで伝える

とか方法を考えるとか別の方法を考えるのです。

仕組み化していく

従業員とか伝える人が変わる場合には伝わらないのも伝わるように「仕組み化」していく必要があります。

実際私のところでは以前 FAX指導で

「言った通りやらない」

というお客さんがいました。

「毎日ステップを1つずつやってください」

という風に指示しているにもかからず、いきなりステップを3つずつやってくるというお客さんが必ずいたのです。

当然、成績は上がらないのです。そういうときに

「お客さんが悪いんだ」
「なんてお客さんなんだ」

という風に言っても仕方がありません。それは自分自身に伝える能力がないと言っているのと同じです。

そういったときには知恵を活かしていくわけです。このときには私の場合は同じことを3回伝えるようにしました。

まずは、ブログで1回書いて伝える。体験希望のとき電話のときに「上がらない子の特徴は先に進む子」という形で伝えます。

そして、最後に最初のビデオレターで「上がらない子は先に進みだかる」という話をするようにしました。

このように3回することによって勝手に進むお客さんはゼロになりました

後は相手に合わせた説明を入れる

実は説明を聞いてもわからないというお子さんや保護者の方がいます。それは理解の仕方が自分とは異なるという場合です。

興味の対象が違ったり、理解の仕方が違ったりするとそれに合わせた伝え方が必要なのです

何が違うのかと言うとその人の「脳タイプ」です。脳のタイプによって伝わり方が違います。

今月末から来月頭にかけて脳タイプセミナーをやろうと思っています。

またそのときに詳しくお話ししますが、脳タイプがあるということだけ覚えておいてください。

「何でもいいから費用と時間が知りたい」

方は以下より申し込んでくださいね。

脳タイプでわかることは

「あなたの脳のタイプはどのタイプ?」
・視覚タイプ
・聴覚タイプ
・体感タイプ

そして軸は?
・自分軸
・他人軸
・社会軸

そして、

どんな風に指導したらいい?
どんな風に接したらいい?

どんな職業に向いている?

タイプ別にはどんな仕事が向いている?

 

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カテゴリー: 指導集客の考え方