今回は少し辛口の話です。集客しているのを見るとうまく言っているところとうまく言ってないところの差が激しくなってきています。
それに上手に集めているところは本当に安定して集客していますし、集められてないところは、もはや廃業しかないといったところもあります。
これは生徒の募集だけでなく、指導する先生の募集でも同じことです。結局それには理由があるのです
目次
言ってることが違うではないかという話
テスト前だけ勉強する生徒に対して
「テスト前だけではなく、普段から勉強しなくてはいけないよ」
と言っているのに集客に関して言うならば。塾長は目先の集客にとらわれています。
「上手なチラシ」
「上手な集客方法」
「上手な言葉」
などちょっとした目先のテクニックだけで走っています。
結局は生徒が集まっていないというのは、目先の生徒集めにとらわれているからです。
目先の集客にとらわれ続けている限り、永遠に集客することはできません。これは先生の募集でも同じです。
「先生の条件をよくする」
「時給を高くする」
といったことだけで考えてはいけません。実は「人を集める」というのは「集める前」に既に決まっているのです。
目先の内容よりももっと大切なことがあります。それが戦略的発想です。
競争の激しい英語で勝負する方法
インターネットを使って英語の生徒を集客するというのは至難の業です。英語指導というのは需要と供給の関係で言うと圧倒的に先生の方が多いからです。
以前の指導で私も数学とか英語とかやっていましたが、生徒を集めるのにかなり苦労しました。
四苦八苦しながらやっていましたが、それでもなかなか集まりません。実はそもそも私自身が考え方が間違っていたからです。
市場の激しいところで普通の戦い方をしてはとてもではないのでは勝ち目がありません。ではどうすれば勝てるのでしょうか?
元スポーツ選手が陥れやすい罠
生徒を指導していると野球のクラブチームに入っている生徒は、授業が終わったときに「ありがとうございました」とあいさつして帰る子がいました。
「礼儀」「規律」を守る素晴らしい子です。ですが、今はそんな子でも野球でトップになるのは厳しいです。
というのは「野球」というスポーツに縛られているからです。
「野球をやってはダメなの?」
と言われるかも知れません。いえいえ、私も中学のときは野球をやっていましたからわかりますが、これからの時代はこんな風に変わるのです。
自分がスポーツを作る
なぜ、ダメなのかと言うと
「決められたルールの中で戦う」
からです。「決められたルールを守る」ということはとても素晴らしいことです。それは素晴らしい。ですが、そこには
「自分がルールを作る側に立つ」
という発想がないのです。「野球」を好きでやっている分には問題がないです。
ですが、それを職業にしようした場合は自分より優秀な選手と戦わないといけません。そうすると並の才能では勝てないのです。
キックベースボール
小学校で流行った「キックベースボール」というスポーツを知っているでしょうか?
イメージで言うと、野球のグラウンドで野球のボールの代わりに、サッカーボールでやるというものです。
これは「野球」と違ったスポーツですが、その中には野球の要素が含まれています。ですが、足を使ってボールを蹴るので野球ではないのです。
つまり、新しいスポーツです。実はこれからはこう言った
「新しいスポーツを自分で作っていく」
「新しいルールを自分で作っていく」
という発想が必要なのです。自分で自分の活躍するフィールドを作っていくわけです。
では英語市場で勝つたるめには?
英語で集める場合も
「自分自身で他にない形の塾」を作っていく必要があります。今までのような塾ではなく、「他とは明らかに違う塾」です。
みんなと同じ土俵で戦うのではなく、大きな市場の中で、自分自身で新しい土俵を作ってしまうのです。
英検一級を目指すための英語専門塾
これでしたらどうでしょうか?オンラインでやるのです。これなら生徒は集まって来ませんか?
もちろんたくさんいるわけではありませんが、英検一級を目指す人を指導できるという人は本当に少ないです。
ですが、目指す人はある一定数いるわけです。だから、市場が大きくなくても、単価も取れるわけです。
そうやって戦う前から自分の市場を作って生徒を集めていきます。頭を使って生徒を集めていくわけです。
そうすると自然と闘わずに勝つことができます。戦う相手がいないわけですから一人勝ちのような状況です。
上手な塾の絞り方
他にも上手に集まっているところはたくさんあります。
「中高一貫校専門塾」
「××中学専門塾」
「私立××中学専門塾」
といった専門化を進めている塾もあります。もちろん絞るということはリスクも伴いますけれども、何もしないでもやっと塾経営をしているより上手になります。
塾長こそ頭を使わないといけない
経営するということは学校の問題のように答えの決まった問題を解くわけではありません。
「これが正解」でもありませんし、正解もたくさんあります。ある塾ではうまく言ったことも、自分の塾でうまくいかないことなんてたくさんあります。
それを1つ1つ自分で頭を使いながらテストしながら検証していく必要があります。
ですから、子ども以上に塾長は頭を使わないといけないのです。
差別化するための「脳タイプ別セミナー」
今の「脳タイプセミナー」をやっています。なぜ、こんなタイプセミナーをやっているのかわかりますでしょうか?
実はこれは私は生徒に使おうと思っているからです。普通に生徒を集めてもわかりません。
ですが、「脳タイプ別に生徒を指導する」となったらどうでしょうか?実は私はこれも1つの生徒集めのためだと思っています。
というのも昨年テスト的にセミナーを開いたところたった2日で、しかも無料で40名ほど集まったからです。それだけ「脳タイプ」というのは気になるのです。
チラシに以下のような写真を載せたらどうでしょうか?
「あなたのお子さんの脳タイプを診断。それに合わせた指導をします」
と。それには自分自身で試してみないといけません。
「脳タイプセミナー」というのは塾が生徒を集めるためのセミナーでもあるのです。
「脳タイプ別セミナー」については以下です。