経営の考え方

経営は5年スパンで考えてみる

SNSを見ているといろいろ気づくことがあります・

SNSから気づくこと

Facebook の投稿を見てみると色々面白いことが見えてきます。昨年調子が良かった塾が今年は調子が悪いとか。

他の業界でも昨年調子良かったのに今年は調子が悪いとかそういったことが書かれています。

実は経営で大切なことは、1年2年で見るのではなくて少なくとも5年サイクルぐらいで見ることです。

例えば、新規の事業をするときなども1年やって上手くいったからと喜ばないで少なくとも5年はうまくいくのかどうか考えながらやっていくことです。

そういうスパンで考えないと経営というのは安定した経営はできません。

これを見ないとかわからない

私も含めてそうですが経営者というのは「自分は特別だ」と思っています。何か物事が起こっても「人は人自分は自分」ということで自分の都合のよいように考えます。

例えば、他の人が新規事業に進出して失敗しても、自分のところは失敗しないと思っています。

これは私もそうです。ついつい「自分だけは特別」と思ってしまいがちなのです。

ですが、自然の法則やルールというのは誰にでも適用されます。日本の場合は天気は西から変わってきます。

ですから関西で雨が降っていたら中部地区はその次の日に雨が降るようになります。

関西で雨が降っているから中部地区の人は「うちは関係ない」なんて言えません。

当然ですが、雨に備えて傘の準備をすればいいわけです。これは経営も同じです。

1年、2年だとたまたま

ですが、3年、4年、5年となるとたまたまではなくなります。1年でうまくいったことが2年目、3年目で通用しなくなります。

その時が本当の経営になります。だから、自分のやっていたことが5年スパンで考えないといけないのです。

1年目で良くて浮かれていたり、2年目で良かったと浮かれていたりしたら後で痛い思いをします。

それは自然のルールが適用されるからです。社会のルールが適用されるわけです。だからそのルールをまずは知るべきなのですさらに他にはあります。

実はこれはあるコンサルタントに注意を受けた話です。私は塾の経営がうまくいかないときに健康食品の販売でもしようかと思って相談したときのとこです。

すると言われたのは

「やめたほうがいい」

ということでした。ですが私はそれに対して反論したのです。

「他でうまくやってる人もいますよ」

と。その人はこんな意見でした。

「確かに1年2年だとうまくいくことがあるかもしれませんね。ですが経営とは続けることです」

さらに続けて

「だから1年、2年うまくいったからといって、それがうまくいってるかどうかはわかりません。

少なくとも3年5年と続くようなことを考えない」

とそう言われたのです。

さらに5年という意味

さらに5年という周期の中にはその中に色々な非常事態が発生するからです。今回のコロナウイルスの件もそうです。

万が一コロナウイルスのせいで会社が潰れたとしたらこんなふうに嘆くのでしょうか?

「コロナウイルスのせいで潰れてしまった」

と。経営というのはある一定の原則で動いています。例えば、この5年間で一度も非常事態がなかった年があるでしょうか?

コロナウイルスの前には SARS というウイルスが流行りました。また大きな地震もありました。

天気の変動もありました。そして、生徒の減少もあります。必ずと言っていいほど今は非常事態が発生します。

だからそういったことは「起こりうる」という前提で手を打っていかないといけないのです

私が全国に広げた理由

今オンラインの学習塾をやっていますが、実は生徒は全国に散らばっています。オンラインですから当然かと思いますが実はそうでもないのです。

初期の頃はほとんどが関東の生徒で集まっていました。関東の生徒でなくても、売上のほとんどは関東の生徒で占められていました。

ですが、それを意図的に全国に開けるようにしました。今は関西の方が多いかもしれません。

もちろんこれがいいとは思っていません。もっと全国に散らばるようにしないといけません。

その理由は地震です。地震が来る来ると予想されています。もちろん地震に対する備えをしないといけませんが、どの地域に来るのかわかりません。

そして、特に気をつけないというのは収入源です。私の仕事はインターネットを通じてすから万が一地震があったとしても移動してしまえばそれでやっていけます。

そして、インターネットにさえ繋げればどこでも仕事ができるのです。ですが問題はお客さんです。

お客さんが一部の地域に偏ってしまうとその地域が地震に遭ってしまうと大打撃を受けてしまいます。

例えば、こん感じです。生徒数が一部の地域に偏っていた場合です。

関東地域100  地震後 -100

となりますですが、こんな場合はどうでしょうか?全国に散らばっています。

北海道地域10

東北地域10
関東地域20

中部地域20
関西地域20

中国地域10 
九州地域10

こんな風に生徒の地域が散らばっていると万が一地震が来たとしても塾としてのリスクは少なくなります。

5年先を考えて手を打つ

今集客を仕組み化しているのも実は今のためのではありません。生徒が減少していき、さらに今学んでことが陳腐化しつつあります。

塾も今までのように「一生懸命に教える」だけでなく、もっとトータルに考えてい間必要があります。

その第一歩が集客の仕組み化なのです。3月1日(日)に「lineの仕組みで集客セミナー」を募集しようか考えています・

やるのは間違いないのですが、まだ途中までなので特別価格でやろうか検討中です。

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