経営の考え方

コロナ危機の乗り越え方3

資前回に続いてやることです。

資金の調達

金の調達でやるのが、

「資産の売却」

です。持っているもので使っていないものは売ってしまって、とりあえず現金化してしまうという方法です。

資産の売却

資産というと土地や建物といった大掛かりのものばかりと思うかもしれません。

ですが小さい塾の場合は塾で使ってる教材も販売することによって多少のお金にすることも可能です。

私の場合は読んでいない本をとにかく売りまくりました。基本的に半年もたって読んでいない本。

こは多分今後も読まないと思うのでとりあえず売ってしまいました。

あるいは使っていないものもどんどんヤフオク!で販売しています。またではメルカリでしょうか?

あるいはアマゾンなどでも販売することが可能です。

実は別な機会にも紹介しますが、集客システムの中にはオークションからやAmazon からでも集客することが可能です。

これらオンライン集客での特徴ですが、集客する方法などはいくらでもあるのです。

今回はここでは話をしません。

とにかく手元にあるもので不要なものはどんどん売ってしまいましょう。

根本的な考え方は荷物が多すぎて部屋が狭いという発想がありますよね。

これはもともとの発想が間違っているんです。荷物が多いから部屋を増やそうという発想ではなく、荷物を減らす方向ですると部屋を少なくできます。

例えば、荷物によって家賃20万円を払っていただきます。

できるだけスリムにしてスペースを小さくすれば、家賃15万円のところに移り住むことが可能かもしれません。

コロナ不況といった大掛かりな不況の場合には、固定費が高いほどマイナス要因が大きいです。

塾は開業してときは良かったものの、こういった不況で売上が減っていくとマイナスにしかなりません。

だから大切なことは拡大することもそうですが、「つぶさない」という視点に立つと強い塾を作ることが可能です。

伸びている塾が強いのではなく、最後まで立っていた塾、生き残っていた塾が強いのです。私はそういう発想でやっています。

資金の調達

企業というのは次の6つの利害関係から成り立ってます

得意先、仕入先、金融機関、従業員、国家公共機関、株主

この6つに対して施策を打っていきます。そうすることで 資金を調達する方法ができます。

私が2億円を調達をしたときやお金がないときに調達するには常にこの分野について考えています。

実際に分野によっては知らないこともあるので、専門家に聞いたり、調べたりしてこれについてやって行けばいいです。

得意先

塾といると塾生からです。塾生から資金を調達する方法というのはどんな方があるのか?

よくあるのが前払いです。前払い例えばパッケージ化して年間契約してしまうとそれだけで収入が確保できます。

実際にそうやっている塾もあります。簡単な例でいうと

・テスト代の年払い
・冷暖房費等の支払い
・授業料の半期支払い

など。会計処理が変わると思うので注意は必要です。

また、合格パッケージではないですがパッケージ化してしまうと事前にお金が入ってきます。

ただし、気をつけないといけないのはこれは売上の先食いだけなので 資金が回っているうちに次の手を打たないといけません。

仕入先

システムは導入していたり、何かを仕入れている場合はその支払いの延長をすることです。

誠実に対応して事情を説明して、支払い延ばすと1カ月でも資金を浮かすことができます。

このときにお互いの人間関係が物を言います。仕入先相手に対してぞんざいな態度をとっているとこういうときにしっぺ返しを食らいます。

金融機関

中小企業の場合はまずは「国民金融公庫」でしょうか。あるいは「保証協会」を使って一般の銀行からお金をかけることもできます。

コロナの影響で支払利息無料でお金を借りることも可能なので、すぐに電話をしてください。

国民金融公庫も保証協会も今は申請がたくさんあるので、資金が用意されるまでかなり時間がかかります。

「まだ大丈夫」と思っているうちにすぐさま手を打ちましょう。参考までに言うと国民金融公庫は1カ月以上かかりました。

保証協会は1カ月半経ってはまだ進んでいません。ですから打つべき手は早めに手を打つのです。

従業員

個人事業でやっている場合は従業員は関係ないかもしれません。

もっと言うと奥さんのへそくりかもしれません。ですが、私の場合はサラリーマンをしていたときは結婚資金を出しました。

あるいは自分の名義でお金を借りて会社に貸したきたこともあります。

さらに幹部がみんなで貯金を出して、社員の名義でお金を借りて会社に貸付けたこともあります。

これがトップと従業員の関係ができていればできることです。

普通に企業が危ないときというのは弱い部分との人間関係ができていることが大切です。

従業員の協力が得られない企業はひょっとすれば、倒産した方がいいのかもしれません。

国家公共機関

国の制度で使えるものは片っ端から使っていきましょう。最近ではコロナの影響で融資がおりやすくなっています。

・雇用調整助成金
・持続化給付金
・県による制度融資

他には市の制度や福祉協議会などの融資制度も使える場合は使ってみましょう。

福祉協議会までは生活費や移転費用などの融資をしてくれます。意外と知られていません。

が、そういった制度のも利用して行くのです。

他にも次の売上を手を打つために、「小規模事業者持続化補助金」を利用して「集客システム」に磨きをかけています。

株主

通常は自分本人ですが、親が出資している場合は親に協力してもらえる場合があるかもしれません。

実際に大きな規模の会社でも奥さんの親が持っている土地を担保にして出店している会社もありました。

1店舗を出店するのに1億円かかるわけですから、自分の資産だけと借入だけではなかなか難しいのです。

こうやってあらゆるところから資金を調達していきます。ですが、これは今輸血だけですから一時しのぎです。

そして、資金調達が終わったら、ここからが本当の勝負です。

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