今日はセンター試験でしたね。また明日も続きます。
受験は1つの通過点
そして、テストの前に終わったら
「1つの通過点」
として考えることです。実際にスポーツでもそうですが、
「これで終わり」
ではないからです。実際にスポーツ選手などはその大会に向けて練習します。それで人生が終わりならそれでも致し方ないかも知れません。
ですが、子どもにとっては
「それからの人生の方が長い」
のです。たとえば、スポーツの大会などでは、将来有望な選手が大会でムリして将来の可能性をつぶしてしまうこともあります。
野球選手なとででも学生の頃は天才と呼ばれていた人が途中で体の故障で潰れていることもあります。
受験のその後は?
勉強もそれと同じで
「受験がゴールではない」
からです。長年生徒を指導していると、
「合格」「不合格」
に関係なくその後の人生でうまくいかない子もいます。
「合格したのにそれで終わって勉強しなくなった子」
「不合格になったのらそれをバネにしてさらに勉強するようになって次の受験で合格した子」
など。どちらにしても
「すべての経験をその後の人生に生かす」
ようにしてくださいね。そして、それが親の腕の見せ所です。私の場合は学生の頃より、社会人になったときコテンパンに失敗していました。
破産寸前までいったこともあります。しかも失敗も1回や2回ではありません。何度も失敗してきました。
ただ、それを次に生かしただです。そのように生きてきてよかったと思います。
すべてを生かす
公開する場ではあまり話をしませんが、生徒の前にはこんな話をします。
それは、元教え子や先生仲間が、1度の失敗で自らの命を絶ったという話もします。本当にいえば「そこからが本当の人生なのに」です。
今回女子レスリングを引退して 吉田沙保里さんがこんな言葉を残しています。「獲得した17個のメダルでいちばん印象に残るものは?」という質問に対して、
それの中で銀メダルをさして、
「負けてわかった大事なことがあるから、それを引きずるのではなく、次のステップに生かしていきたい」
と。
親の役割
親としたら大切なのは
「自分の力が及ばなくなったとき」
です。親でも何もして上げられなくなったときに子どもが1人でどう対処するのかです。
先日実家に帰ったときも母が
「運転大丈夫か?運転大丈夫か?」と注意。
→私は30年のベテラン
「仕事は大丈夫か?」
→経営20年のベテラン。オンラインでも15年以上
です(笑)すでに50歳を過ぎているのにいつまでたっても親からした子どもです。