子育て

よゐこが潰れてしまうという現実

子育てのときに注意しないといけないのは順調に行ってるから問題ないと思わないことです。

一見順調に行ってたとしても後で、自分の子育てが、矛盾してしまうことが起こってしまうので親御さん自身は長期的な方法を考えないといけません。

アスリートとして考えてみると

アスリートは知ってますでしょうか?運動選手ですよね。プロのスポーツ選手なんかはアスリートと言われています。そのプロの選手も年によって成績にばらつきがあります。

良い年があったと思えば、翌年には悪くなることもあります。それは体調によることも多いです。毎年同じ状態の体ではないです。

アスリートというのは自分の体に人一倍神経を使わないといけません。野球選手のピッチャーであれば試合が終わった後すぐ肩をアイシングという形で冷やします。それは長く続けていくためです。

あるいは食べ物も気をつけないといけません。体を作るものを食べて、体を整えていくわけです。そうしないと良いパフォーマンスが出せないので他の人の何倍も体には気をつけることです。

メンタルアスリートという考え

実は塾の先生もある意味アスリートと言ます。体を動かしはてはいないのにアスリートと言うと不思議に思うかも知ません。

が、メンタルアスリートとして捉えることができます。塾の先生というのは生徒によりますか、ストレスの溜まる仕事です。

若いときは無理してでも子どもとぶつかっていたとしても大丈夫です。ですか、そこで自分自身の心のケアをしないと途中で仕事が嫌になってしまいます。

実際に私もこの歳になって指導が嫌になってしまい昨年は通常の仕事の1/3まで減らしてしまいました。

これは私だけでなく、私と同年代の人が指導することに嫌気をさすことが多いのもそのためです。

そのときは「大丈夫だ」と思っても無理せず心のケアをする必要があるのです。そうしないと突然ぱったりと仕事を辞めてしまうことになります。

子育てに置き換えてみると

子育てもアスリートを育てるのと同じように状態を見ながらやっていかないといけません。

特に短期的な視点でなくと長期的な視点で見ながらです。これは走るという行為に例えればわかると思います。

100m走を走る子は100mがゴールなのでもうダッシュですることができます。中学受験をゴールにしてしまう親御さんです。

その後は子ども自身がもう走ることができません。中学受験で終わってしまう子です。

200mを走る子は高校受験でしょうか?200m走り終わったその後はもうスピードが出せません。

高校受験が終わった生徒で高校に入った途端に終わる子どもも多いです。地元の進学校に入った子は親かも「××高校に入って」という親のたっての願い応えます。

親の期待に応えて入ったもののその後勉強しなくなります。

400m走。これは大学受験でしょうか?希望の大学に合格したら終わりです。中には勉強をしないで留年したり、中退したりする子もいます。

800m走。これは就職でしょうか?親の希望のするところに就職できたら終わりでしょうか?

そうすると社会に出て入ったもの活躍することもありません。

人生の長さを100m走、200m走、400m走、800m走と書きましたが、実は人生はそんなに短くはありません。簡単に言うと時間の長さではフルマラソンに匹敵します。

フルマラソンの場合は当然そのペース配分を考えないと100m走のペースで走ってしまうと途中で潰れてしまいます。

特に素直な子ほどです。親の言うことを聞く素直な子は100m走で応援されると張り切って走ってしまいます。

ですが、その後のことは考えていません走り終わった途端にもう力が出ないという風にやります。その後親がどんなに言ってもです。

私も経験して精神の消耗

これは私も経験しました。私は当時は

「国立大学現役合格のみ」

という条件がつけていたのでまずは共通1次試験(今で言うセンター試験)で点数を取らないといけません。

センター試験の前には1日13時間ぐらい勉強しました。後はないので切羽詰まった勉強です。

そして共通1次試験(センター試験)終了。その後どんなに気合いを入れてもやる気は出ませんでした。

あまりの自分の不甲斐なさに髪の毛を切って、丸坊主にしたぐらいです。それでもやる気が出ません。

今までのように勉強する気力が起きないのです。後で知ったことですが、これは完全なる燃え尽き症候群だったわけです。

実は同様の失敗も息子にしています。

お父さん、疲れた

高校受験の前にぎりぎりだったので一緒に勉強しました。入試前には土日は1日13時間ぐらいやっていました。

1日で1年分の総復習をやったりしていましたのでかなりハードだったと思います。

毎日タイマーを使ってテストをしているのですが、成績がぐんぐん伸びていました。

ところが入試前になって「疲れた」と言ってきたのです。息子は当時、多少の反抗はするものの比較的素直で言うことは聞いていました。

その話を聞いて私は「まずい」と思ってほっておいたのです。これ以上やってみても誰も効果がないだろうと思ったからです。

逆にそれが良かったようです。というのは高校に入って最初の方は下の方まで下がってしまいましたが、後で挽回して自分で勉強するようになったからです。

子育てを何m走の子育てをするのかは親次第

あなたの子育ては何メートル走でしょうか?100m走?200m走?それとも400m走?

それによって子どもの今後が決まってしまいます。子育てをしているときには自分の子育てはフルマラソンと思ってやっていくと全く違った指導になります。

走り方でも違うように、子育てでも全く違った子育てになります。小さい失敗や多少の遅れについては気にならなくなります。

ゴールをもっと先にあるからです100 m 走の指導だと1つのミスが致命傷になります。

だから「ミスをするな」ということになるかも知ません。ですが、マラソンだと体調を崩したり、足がつったりしないといけないので注意したり、水を補給したりします。

さてあなたは何m走の子育てですか?

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