子育て

本当に自立した子育ての方法とは?

巷では子育てについて色々な話があります色々な勉強法を楽しくする勉強法色々あると思います。

新坂先生も子育てについては自分自身で考えを持っています。が、他とどう違うのかその話をしたいと思います。

ただ考え方が他の人と全く違うのでそういう意味では他の子育て論法とは大きく異なると思います。その話をします。その前にトマトの話をしますね。

実は「トマトの育て方」に本当の「できる子ども」の育て方の秘密が隠されているのです。

美味しいトマトの育て方

あなたはトマトを育てたことはありますか?「美味しいトマト」を育てようと思ったらどのように考えるでしょうか?

肥料を与えたり、水をたっぷりやったり、太陽も燦燦と当てたりそんなふうに考えますよね。

そうすれば「美味しいトマト」ができると思います。実はこれでするとある程度美味しいトマトが出来るのですが、「本当に美味しいトマト」を作るにはそういう方法ではできないのです。

実は勉強も同じで「周りから与える」と本当に自立したできる子はできないのです。少し話を戻しますね。

本当に美味しいトマトの作り方

緑健農法と言うの知ってますでしょうか? 永田農法とも言います。有名な例としては、衣料品店ユニクロなどを展開するファーストリテイリングの子会社エフアール・フーズが以前にこの農法による農作物を販売していました。

そのおいしさがどれほど違うのかと言うと、普通のトマトの糖度(甘さの度合)は4度ぐらいです。ですが、その方法で作ったやつは7度から12度ほどあります。

つまり、通常の2倍から3倍。それだけ甘いということです。さらに一般のトマトは軽いので水に浮いてしまいますが、このトマトは水に沈んでしまいます。それだけ身が詰まっていて、熟しても崩れません。

そうすると

「すごくたくさんの肥料を与えているんでしょうね」

と思うかもしれません。ですが、その逆です。この農法というのはどういうことかと言うと

「肥料と水を最小限に抑えてできるだけ植物が飢餓状態で育てる」

というものです。必要最小限の水と肥料で作物を育てることが特色であり、「断食農法」、「スパルタ農法」、「ルーツ農法」など様々な呼び名があるほどです。

しかも山から痩せた土をわざわざとってきて使っているのです。他に与えてるのは窒素とリン酸とカリの混合物の化学肥料と少量の水だけです。

本来の能力を引き出す

なぜそんなことをするのか?それは

「トマト本来の力を目覚めさせるため」

です。トマトの原産地はどこか知ってるでしょうか? トマトの故郷は、南米ペルーのアンデス高地です。

原種の実は小粒で、大きくても直径2㎝程度。現在のミニトマトに近い姿でした。これが中央アメリカのメキシコに伝わり、作物化が進みました。

この方法はそのアンデスの気候に戻してあげているだけなのです。アンデスは熱帯と言っても標高2000M~3000Mなので熱帯地方と言っても夜になると涼しいので、昼と夜の間差が激しいのです。

さらに水分は少ないです。水をやるのは普通の水分の1/10から1/100程度だそうです。

そうするとトマトの根は毛細根が発達して、健全な根にそうなるそうです。それはどういうことかと言うとトマトが水を欲しがってどんどん根を広げていくわけです。

しかもトマトの茎には産毛が生えています。それは水分をやらないために空気中の水分を拾おうとしているわけです。

つまり野生のトマトとなるわけです。よってトマト本来のおいしさを取り戻すのです。

参考までに言うとその栄養価は普通のトマトのビタミン C は30倍もが含まれています、さらにたくさん取れる これは本来の生命力を生かして形なのです

教育も同じ

実は新坂先生の指導法の違いというのは何かを与えようという発想ではありません。

本来の教育の原本に戻った指導法です。教育の語源を知っていますでしょうか?

教育は英語で言うと「エジュケーション」となります「エディケーション」を語源的に探ると、「EDUCATE」の語源はラテン語の「EDUCATUS」で、「能力を導き出す、引き出す」という意味になります。

日本語で言う教育の教え導くという意味ではなく完全にラテン語の能力を引き出すという風に指導が近いわけです。

たくさんの肥料を与えてというわけではありません。そうすると本来その子が能力は持っていないということになってしまいます。

そうではなく子どもが本来持っている本来の能力を引き出すという指導なのです。

勉強嫌いな子はいない

例えば、「子供を勉強好きにする」というのは前提条件にあるのは「もともと子供が勉強好きではない」という話になります。

実は子どもというのは本来勉強好きなのです。勉強好きと言うとピンとこないかもしれませんが、知的好奇心が旺盛なのです。

例えばゲームをしていてわからなかったら、必死になってサイトを調べたり、マニュアル本を買って勉強したりします。

それは親から強制されて「ゲームをクリアしなさい。ちゃんと調べなさい」というわけではありません。

私の会員でもゲームを作ってますが、自分で作ってその評価をゲーム仲間に公開して評価を得てさらに作り直しているいます。

こんなのは知らないうちに「一般的な企業が使っているマーケティング手法」を無意識のうちに使っているのです。

これは誰に教わったわけでもありません。自分自身が良いものを作りたいという気持ちが勉強に向かわせてるわけです。

ですが一般指導はその逆です。子どもが「勉強嫌いだから勉強を教えてやろう」「勉強をやらせよう」という方法をするわけです。

きっかけを与えることあったとしても、必要以上に与えることはしません。与えすぎることによって子どもの能力を引き出せないからです。

好き嫌いがない子

これをよく表す例があります。私は食べ物でほとんど好き嫌いがありません。出されたものは全てたいらげます。

これはなぜかと言うと強制されなかったからです。私は小学校のときはとても偏食でした。

好きではないものは食べない。だから痩せていました。ですが、私が中学に入った頃すごくお腹が空きました。

それまで私の母はとりあえず家は出されたものを食べないと他のものは出しません。嫌いなら食べないだけです。

中学に入るとそんなことは言ってられません。お腹が空きすぎて、何でも食べるようになったのです。

当然ですが出されたものはしか食べられないのですから、仕方なく食べます。そのうち嫌いなものも全部食べられるようになりました。

つまり一番のごちそうは「空腹だった」のです。ですが、これだったらどうでしょう?腹いっぱいの子供に「これを食べなさい。あれを食べなさい」とごちそうを並べます。

さらに食べないからと言って、フランス料理を与えたところでその子は食べることは出来ません。

そのときに「この子には食べる能力がないから」なんていません。食べる能力なんて本来持っています。

病気でない限りは食べます。お腹がすくと当然子供は嫌なことを言わずに食べます。それと同じです。

親が勉強嫌いにしているかも?

勉強も本来子どもが知的好奇心興味があるというのは持っています。小さい頃のあなたのお子さんはどうでしたか?

色々な物を口に入れたり、触ったりして何でも興味津々だったと思います。それと同じです。

それがいつのまにか興味津々でなくなったというのは与えすぎるから興味津々になったわけです。

与えない教育法の特徴

いやそれでも心配ですと思うかもしれません。例えば、わかりやすい例でとキャンプをしたとします。

キャンプに行くと「マッチを与える」とマッチで火をつけます。「ライターを渡す」とライターで火をつけるかもしれません。

マッチの付け方の知らない子はライターでしか作れません。そうするとやっぱり「教えて良かった」と思うかもしれです。

ですが、火のつけ方を「自分で調べさせる」といろいろな方法があります。ある子は「マッチで火をつける」ということを選択するかも知れません。

別な子はライターをコンビニに買いに行くかも知れません。ですが、こんな方法もあります。

それは乾電池で火をおこす方法です。それは知っていますでしょうか?乾電池のプラスとマイナスをアルミホイルでつないで一定時間を置くと火つきます。

そうすると火を乾電池でも起こすことができるのです。教えてもらったのうと「マッチがない。だから火をつけられない」
「ライターがないない。だから火をつけられない」

と思ってしまいます。ですが、自分で調べたり、考えたりして知恵のある子は色々自分の持ってる知識を使って考えもつかないような火の起こし方を考えるわけです。

それが今の時代の指導法に適しているわけです。なぜかと言うと AI 時代となって我々が考えつけないような問題が発生しています。

今までこのやり方があったという成功パターンがあったのにそれが出来なくなっているわけです。

そうすると自分自身で考え、自分なりの答えを出していかないといけないのです。

だから、AI時代には、新坂先生の言う教えない子育てが必要となってきているわけです。

今サロンで募集しています。そろそろ対談をしますので、新坂先生の子育てに興味のある人は下に登録してくださいね。

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