昨日の内容は見ていただけましたか?
それでは説明するときに論理的な話し方のポイントを書いていきましょう。この話は今回だけではなくずっと続きますのでぜひともマスターしてくださいね。
ココがポイント
ポイントその1 全体から話をする
話をするときに大事なのは全体を相手につかんでもらうことです。今回の場合はそれは2つあります。
数がいくつあるのか?
まずは、使う図形がいくつあるのか最初に数を言います。実際の例ではこんな感じです。
電話で話をするときに
「用件は3つあります」
というように最初に数を上げて話をすると相手は「3つあるんだな」と話が伝わりやすくなります。
また、入試のとき志望理由を書くときに
「貴校を志望した理由は3つある」
と言うふうに書き出します。そうするとと伝わりやすくなります。また、社会の地理などで地域を覚えるときに
「東北地方は6つある」
と全体の数を覚えてから1つ1つ覚えていくと、記憶の確認をするときに、全体の数を覚えているので覚えやすくなります。
さて、今回の図形も同様にして、まず全体で図形がいくつあるかを説明します。
「今回の場合は図形を4つ使います」
と説明します。
ココがポイント
ポイント2 全体像をまずはイメージで伝える
次に図形の全体のイメージを相手に伝えます。全体像を相手に伝えると相手に伝え安くやなります。
地図を見てから全体像がわかって行き先を行くのと。全体のイメージが全くなく、行ったことのないところの全体像がないと目的地に行くのがわかりにくいのと同じです。
図形を説明するときには
「全体でどうなってのか?」
を書きます。今回の場合は
「形は大文字のローマ字「L」の形になっていて、エル字型の水平部分の上に○が2つあります」
とすればわかりやすくなります。
次に細分です。
ココがポイント
ポイント3 全体から細部へ
細長い長方形を縦に描きます。そして、太いほうの長方形を横に置きます。
横に置かれた長方形の上に左側に大きい○を。右側に小さい○を描きます。
と言うふうに伝えるわけです。そうするとほぼ全体像がわかるようになります。
このように論理的に伝えると言うのは相手に伝えやすくなります。まずはそのやり方をマスターしてください。
論理的に勉強すると言うのは自分自身が理解しやすいのもありますが、相手に自分の伝えたいことを理解させることにも役に立ちます。