今週の火曜日に生徒の計画表を立ていました。私の塾に来る生徒は比較的目標を持った生徒が多いです。
「自分は学校の先生になりたい」
「私は医者になりたい」
「僕は弁護士になりたい」
「博士になりたい」
「YouTuberになりたい」
とかいろいろです。それであなたも子どもの頃にはそんなことはなかったでしょうか?
「将来は××になりたい」
と。その夢は実現していますでしょうか?私は場合は
小学校のとき、天文学者
中学校のとき、空手の先生
高校のとき、心理学の研究者
何ていろいろ考えていました。しかもバラパラです。高校のとき受けた2つの適性検査では
「心理学は向いていない」
という結論が出ていました。向いているのは
「経済学部」「文学部」
でした。結局は「心理学」に進みました。でやってみた結果
「心理学に向いていない」
ということがわかりました。そして、21歳のときに
「独立して会社を経営する」
と決めて独立することを決めました。そして、実際に今は会社をやっています。予定より独立も遅れましたが・・。
自分のための夢
それで、ここでのポイントはその夢は
「自分のための目標」
であるかどうかです。子どもでよくあるのが
「親の期待に応える夢」
であることです。そういうのは本当の夢ではないですよね。もちろん、それで夢を実現する子もいるかも知れませんが、幸せかどうかは別です。
家業を継いだ同世代の人が
「僕は学生の頃は遊べなかった。だから友達もいない。これでよかったのかどうか・・」
と語ってくれました。自分の夢のためであればそんなことはないのかも知れません。
適性はどうか?
次は「適性」です。
「勉強ができない」
という子はいます。そういう場合は
「あなたどうするの?」
と親は焦るかも知れません。ですが、
「絵を描くのは下手」
という場合は、親は焦りません。
「仕方がないね」
と諦めます。机の上だけでなく、すべてにおいて勉強は必要ですが、学校の勉強も1つの分野の才能なのでです。
だから、
「他の何かに才能がある」
かも知れません。そうやって、
「自分の夢」「適性」
社会性はどうか?
そして、最後に
「社会性」
を合わせて子どもの人生を考えていくのです。「社会性」というのは
「社会で必要とされているのか?」
ということです。変な話ですが、
「将来は侍になりたい」
と強く思っても今は必要とされていません。江戸時代なら意味はありますが。それならば
「剣道の師範」「居合いの師範」
であるかも知れません。そういった社会性も考えていくのです。
実はこれは私がずっと悩んでいことでした。生まれてから死ぬまで、そんなに時間があるわけではありません。
自分に合ったことで、自分ががんばれて、社会の役に立つことで生きていけたらと思っていました。
「何をやったらうまくいくのか?」
「何だったら一生飽きないでやけるのか?」
そんなことを学生時代、そして社会人のときは考えていました。そして、やることが決まったとしてもそれだけではダメです。
口だけ番長にならないために
「将来は女優になりたい」
「声優を目指しています」
と子どもの夢についてはケチをつけるつもりはありません。実際に私の教え子では、芸能人になってテレビで活躍している子もいました。
また、
「女優になりたい」
と思ってもなれないかも知れません。ですが、そのために身につけたものはそれ以外でも役に立つからです。
例えば、ビジネスで活躍しているある人が言っていましたが、
「一番役に立ったのが俳優学校だった」
と。というのはそこで学んだ感情コントロールや表現力はビジネスでも十分に使えるからです。
そうやって自分の夢を実現させるために努力は必要です。そして、努力して自分を変えていこうとするから成長があるのです。
そして、夢に近づいていくのです。以下は実際に作っている途中のマンダラです。生徒のは見せられませんが、見本は公開できます。
「自分のやりたいことで、自分に適性があって、社会性のあることで生きていく」
そういう人生を歩めれば幸せだなと。自分のやりたいことや夢のことなので、やる気もあります。ワクワクもします。
そして、あとは自分をドンドン鍛えていくわけです。