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頭の良い子どもの育て方

子育てをやってるとやはり気になるのと

「子どもが頭が良かったらいいな」

ということです。頭いい子というのは何をするのにも楽にできます。これは

「点数の取れる子」

という子ではになく生活全般にです。問題を発見したり、問題を分析したり、問題解決したりします。

頭の良い子の頭の中

実際に「頭の良い子」とは頭の中がどういう風になっているのでしょうか?実はそれがわかれば子どもの頭が良くなります。

それは、子ども自身が無意識に行っていることなのですが、それを大人が意識的にするようにすれば、子どもは頭が良くなっていきます。

それはどうするのか?そして、実は賢いお母さんとか、お父さんは自然とそれをやっているのです。

頭の良い子の育て方

だから、子どもが頭が良くなっていくわけです。それは何かと言うと実は「質問」なのです。

質問をどんどんやっていきます。そして、質問の内容レベルが上がっていきます。

質問する内容レベルが高くなるとこの自分自身が考えるようになります。ちょっと具体的な事例で話をしてみましょう。

具体例で考える

中学生の子が500点満点中200点の点数だったとします。親の声かけには色々なパターンが考えられます。

あなたはどんな風に対応するのが良いのでしょうか?

パターン1


「勉強した?だから言ったでしょ。勉強しなさいって。あれだけ言ったのにちゃんとやっているの?」

パターン2


「どれ点数は何が悪かったの?今回、理科が悪かったの?理科が悪かったから、理科を勉強しなさい。毎日この問題集をしなさい」

これだと子ども自身は考えないですよね。最初は悪い結果を指摘するだけ。次はより具体的だけれど、親が分析して、解決策を指示しています。

これを子どもに質問していくわけです。

「250点の点数はどう?納得している?」

「納得していない。悪かった」

「250点だったのは何が悪かったの?」

と質問すると具体的に子どもは考えます。

「今回は理科が悪かった」
「なぜ、理科が悪かったの?」
「勉強していなかったから」
「電流のところがわからなかったから」

という風になります。そして、

「電流のところがわからなかったのはどうしたらいいの?」

「誰かに教えてもらう」
「解説の詳しい問題集を見て勉強する」

という風な解決方法が見えてきます。あとはそれを実行してくだけなんです。

自立している子の質問

実はこういうことは自立している子は自分自身で質問を自分にかけているわけです。

模擬試験が戻ってきて、点数が悪かったすると自分自身の頭の中で

「何が悪かったんだろう?」

と自分自身に質問を投げかけます。そして、次にやるのは

「どの科目が悪かったんだろうか?」
「どこかできていなかったんだろう?」

というように自分自身に質問しているのです。さらに

「電流が悪かったのか。電流がそう言えばわからなかったもん。やばいよなあ」

と考えます。そして、

「このままだと、また悪いですだけれどどうすればいいのかな?」

と自分で質問して、自分で解決策を見出そうとしているのです。

そして、

「そういえば何か問題集を買ってきてやってみようかな」

と思って

「では、本屋にでも行ってみよう」

という行動になるのです。

考えると行動はわける

「でもね。堀さん。うちの子は言うことは立派だけれど行動しないのよね。それに、やっても続かないし」

という声が聞こえてきそうですが、行動したり、続けたりするのは別の話です。

「言うことは言うけれど行動しない」

というのはまだ子どもだからにです。大人になるいうのは言ったことに責任が伴います。そして、当然それには行動が伴うのです。

その前にまずは

「自分で考える」

という子にしないいけないのです。行動するのは別の機会にして、まずは頭のいい子というのは自分自身に質問を投げかけています。

そして、それもその質問のレベルが高いわけです。質問をさらに細かくわけます。

質問のレベルを上げていく

質問も最初は

「どうしてテストができなかった?」

という大きな質問になります。これでは解決方法に結び付きません。それをを具体的にするのに「細分化」していくのです。

「どの科目ができなかった?」
「どの分野ができたの?」

「授業の内容は理解できているの?」
「勉強時間は確保できたの?」

「勉強した後に確認はやった?」

などと細かく質問していくと解決策もドンドン具体的になっていきます。

親がやることは・・

つまり、子どもを考えられる子育てをやっている親というのは子どもに対してどんどん質問させているわけです。

親が子どもに上手な質問するから子どもは色々考えるわけなんですね。一方、考えない子どもを育てたかったら、親が一方的に決めたり、一方的に方法を提示したりすればいいわけです。

すると考えなくなるので、最終的に

「どうして考えないの?」

という風に最終的には変な質問になってしまうのです。だから、大切なのは上手な質問です。

子どもに対して上手な質問をしていくと子どもは頭が賢くなっていきます。

質問は前向きにする

ただし、質問内容に戻りますと、こんな質問をしたらどうでしょうか?

「あなたはどうしてできないの?」

と質問するとプラスになるどころかマイナスになります。できない理由だったり、ダメな理由だったり次につなげない質問をいくら質問してもそれは未来に生かすことはできません。

逆に

「あなたはどうすればできるようになるの?」

という質問に切り替えるとプラスな質問になります。

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