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この髪はどうしてダメですか?

物事を身につけるコツという話をしたいと思います。これをマスターしておくとすごく一生役に立ちます。

何度も書いてますが、物事を身につけるときは常に頭の中に覚えておくことは

「Learn to teach」

つまり、教えるために学ぶです。人に教えるつもりで学んでいくと物事というのはすごく身につけきます。

さらに理解が深まります。そして、考える人になります。

今話題にもなっているCM

「この髪型はどうしてダメですか?」

というタイトルで話題になっています。校則に問題を投げかけていますが、これも「説明できる校則」についかないといけませんね。


実は私のときも校則がありました。当時の中学のときの校則で今はなくなっています。

それは「中学男子は坊主頭」というものです。息子が同じ中学に行ったときはありませんでした。

当時は「男子の頭は長髪か短髪か」で討論したこともありました。結局「長髪多数」でも校則は変わりませんでしたが、その数年後にはなくなっていました。男子が短髪にする理由も

「中学生らしい」「中学生とわかるように」

とか、今でもあまり思い出せない明確な理由はありませんでした。つまり、本当は「戦前の流れ」だけできて明確な理由はなかったのです。

今、坊主頭は野球部くらいで、私が高校のときに坊主頭にしたら、母からは「みっともないからやめて」何て言われました。

1つ1つ他人に説明できるように考えていくことが必要ですね。それが考える力になります。

スポーツでもそうです。

よくスポーツ選手の中でこういう言葉を聞いたことはないでしょうか?

「名選手、必ずしも名監督にあらず」

つまり、現役時代名選手であったとしても、監督になったらから必ずしも名監督になるかわけではないということです。

一方、名選手であって名監督になった人もいます。その違いは何かと言うと「人に教えるかどうか」というところが1つです。自分が名選手であってもその技術を相手に伝えられるかどうかです。

予備校の先生も、そして国語でも

これは私だけが言ってるのではなく、有名予備校の先生も何人もれを伝えています。そしてこれは国語でも言ます。私のところでは指導のときに2つのポイントについて伝えています。

ポイント

1つ目はなぜそうなったのかを考えること
2つ目はそれを人に教えられるまで身につけること

です。問題を解くときも理由を考えて人に伝えられるようにしておきます。

さらに、解答を見て自分が理解できたら、それを他の人に伝えられるようにしておくのです。

これをするだけで国語の成績は変わってきます。というのは国語は特に感覚で解いている場合があるので人に説明できないということは感覚で解いているからです。

人に説明するときには「なぜそうなったのか?」というのが理由が必要です。理由が必要ということが、すなわち自分自身を感覚ではなく、論理的に考える力をつけさせるわけです。

非常に単純な理屈ですがぜひもともこれをやってください。そうすると勉強が深くなってきます。

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