人が成長するにはきっかけというものがあります。色々な理由があると思いますが、その1つには先生がいると思います。その話を。
先生との出会い
子どもを指導していると「この子はもっと伸びるのに」というのに伸びない子がいます。
最近はやりませんが、昔はそういう子に対しては首根っこを持って無理やりでも勉強をさせました。
と、聞くと何か暴力的なことかもしれませんが、暴力的ではなく、実際は単純にリーダーシップを発揮して勉強させるわけです。
そうすると点数が上がります。今まで20点しか取れなかった子が、80点まで取れるようになります。
もちろん、本人のやる気が「0」であれば、無理ですが。そうするとどうなるのか?
「自分自身はできる」
という風に変わります。これは勘違いでもなく、通常のテストというのはやれば点数が取れるようにできているのです。
もちろん、やる量は半端ではないです。私が教えた子の中では、すごくやった問題を解いた子で中3の子で1週間に1200問も解いたことがあります。
変な話ですが、普通に能力があれば1200問も問題を解けば点数が取れます。ただ、普通の子と言うのは「100問も解いたのにできなかった」と嘆くわけです。
当然12倍もやっている子は解けますよね。もちろん、そこまでやらなくても解けるようになるのです 。そういう事実を知ると
「そんなにたくさんできない」
と思うかもしません。ですが、決してそんなことはないのです。
ねじり鉢巻きして必死でやっているように思いますが、実は世間話をしたり、または友達と競争したりしてやっただけなのです。
同様にそこまでのスピードがない子は1200問も問題は解けませんが、それでも通知表は「3」から「5」に上がります。ただ、やっただけです。
なぜそんなことができたのか?
それはその子が知らないだけだったのです。指導する立場からすれば、「この子はこれだけやれば、これだけの結果は出せる」とわかっているので、それをやっただけです。
それは「自分の能力に気づいていないだけ」なのです。本当は100km/hの速さで走れる自動車なのに、アクセルをしかっとり踏まないで「この自動車は40km/hしかスピードが出ない」と嘆いているのです。
外から見るとわかること
先日も書いたように実はこれは誰でもそうなのです。自分や家族でやっていると気づかないことがあります。それを客観的に見ると気づくこともあるのです。
今回ものり子先生にきいてみよう・をやります。悩みのある方はこちらで相談です。