今回も学校見学に行きました。その話は次回にするとして、学校説明会の話で気づいたことを少し話したいと思います。
周りに振り回されるとどこも同じ
以前に学校見学に行ったと大抵感じるのは「どこも同じだ」ということでした。
・アクティブラーニング
・英語4技能
・表現力
など、どこの学校でも同じ内容を聞いて、同じような話を聞いて、同じような状況になっているのです。
どこの学校で話を聞いていても同じようなので、どこに行っても同じように思えてしまいます。
全然説明が印象に残りません。そうなると、「××大学に何名合格」という実績だけで勝負するしかなくなってしまいます。
受験生がもともと入るとき偏差値の低い学校は、偏差値の高いとこより実績がないのでさらに生徒が集まらなくなります。
そして、ハードドルを下げて、誰でも入学できるようになると、私学なのに学級崩壊してさらに悪い評判になります。
それでさらに入ってこなくなって、悪循環に陥るのです。
大切なことは軸
そういった学校で共通してるのは
「軸がぶれている」
ということです。世の中の動きに振り回されて、世の中に合わせようとばかりしています。
もちろん、学校も生きていかないといけないので、社会に合わせることは大切です。
が、それと同じくらい大切なのは軸です。コマのように軸はぶれないで、その周りだけは回って社会に対応していくというのが本来の姿です。
だから、その軸がぶれてしまったらその学校に価値がなくなるのです。
その学校にわざわざ行かなくても、どこの学校でも対応してくれるところありますので、その学校に高いお金を払っていく必要が亡くなります。
子育ても同じです
「入試制度が変わる」とか「大学受験が変わる」とか、世の中が AI だとか色々話があると思います。
もちろん、そういったことも子育てでも対応していくことは大切です。ですが、一番大切なのは家庭での子育ての軸をブラさないということです。
こういう時代だからこそ変えてはいけないことがあるのです。
というのも子どもはその都度対応するということを非常に嫌います。同じことをやってても軸がぶれてしまうと子ども自身が親を信用しなくなるからです。
同じことを口を酸っぱく言って、子どもが嫌がったとしても、それが軸がぶれてなかったら子どもに心に届きます。
それが子どもが親になったときなのか、それとも親が亡くなったときかもしれません。
ですがいつも言っているぶれない子育て軸というのは子どもに心の奥底に残って、最終的に子どもの生き方の指針になるのです。
あなたの家の軸は何でしょうか
あなたの子育ての軸は何でしょうか?
これだけは子どもに守ってほしいというのがあるでしょうか?
どういう子どもに育ってほしいというのがあるでしょうか?
たくさんするそれをすると子どもにレールを敷いて、子どもの自由を奪ってしまいますが、「これだけは」というものだけは親として子どもに伝えていっていいと思います。