学校訪問は今月はあと1校が残っています。来月には私立の校長先生との意見交換を予定しています。
学校見学をずっとやってきていて、そこで感じた話をしていきたいと思います
目次
これからの子育て
今まではテレビや新聞を見て情報を得ていました。そして、それらの情報を鵜呑みにして判断をしていました。
が、これからの時代はSNSが発達して事実がいろいろ明らかになっています。
テレビで報道させていることがその一部であって SNS では真実が公表されたり、別の角度から公開されたりしています。
そうすると今まで信じていたことが嘘だったり、違った内容だったりすることがわかってきます。
しかもインターネット上ではたくさんの情報が出てきます。どれが真実かどうかもわかりませんし、また一方で今まで信じていたことが必ずしも正しいとは限らないとなってきています。
だから本当の意味で子どもは自分自身でやってみて、経験して感じてもらうしかないわけです。
本当かどうかわからない事実
以前はお母さんから相談を受けたら「これが正しい」というつまりで回答をしていました。
が、今では「今はこれが正しいと思われる」という回答しかできなくなってきました。
例えば、今まで信じていた常識が常識でなくなってきています。実際の例を書いてみますと
・子どもの解答を赤ペンで添削する
赤ペンは成績を下げるというデータも出てきて青ペンがいいという話も出てきています。実験的に青ペンで添削しています。
・早起きは三文の徳
早起きするとやる気が継続的にできないというデータもあります。今までは7時前に起床していましたが、今は7時に起床するようにしています。
・朝食は必ず食べる
デトックスのために朝は朝食を抜いた方がいいというデータもあります。いろいろテストしています。
・勉強は座ってするもの
長時間の座った体制は体に良くないという話があります。タバコを吸うよりも体に悪いというデータがあります。
あるいは大手予備校の先生は勉強の50%を立ってするそうです。私の場合は、Beforcusというアプリを使って、25分やって5分は運動しています。
・デスクワークは座ってする
先ほどの内容とかぶりますが、仕事はずっと座ってると体に良くないということです。
最近ではパソコンを立ってするパソコンデスクも出ています。私もバランスボールを試したり、今は新しいパソコンスタンドを購入したりしようか検討しています。
仕事は立ってしたり、座ったりしたりしながらする仕事になっています。
・選択肢は多い方がいい
「選択肢の矛盾」と言って選択肢が多ければ多いほど不幸になるというデータもあります。選択肢が多いとあとで後悔することが多いのです。
逆にこれからの時代は選択肢が多すぎて選択肢を絞るという技術や新しく選択肢を作るという技術が必要になってきます。
・食事は全体的にまんべんなく食べる
私が教わったときには食事はちょっとずつ、まんべんなく食べるということを教わりました。
ですが、今では最初にすべての野菜を食べてから、次にお肉や他の食べ物食べなさいという話もあります。
また別の話では最初にお肉などの油ものものを採ってから野菜を食べなさいと言う意見もあります。
・勉強は何度も書いてやる
子どもが勉強するときに「何度も書いて声に出しながらやりなさい」という方法があります。
これがもちろん間違ってるとは言いませんが人によってはそれが嫌な人もいます。最近では「マインドマップ」という絵を描きながら覚えると手法もありますのでのすべてが正しいと思わないことです。
これらの話を聞いて新しいことがすべて正しいとは思っていません。これはやってみないとわからないので、すべては実験していくわけです。
しかも実際にやった場合でも「自分の場合は正しかった」あるいは「自分には合った」という事実があるだけでこれが万人受けするかどうかはわかりません。
ですが、今まで信じてきたことを闇雲に信じるのではなく、自分自身で体験しながらやってみるべきなのです。
反論する息子
私と息子は同じ仕事をしていますが、まるで他人のような会話です。喧嘩もすることはありませんし、話をしていきます。
例えば私が早起きを勧めたとしても、本当かどうかやってみておかしかった反論してきます。
当然の反応です。そして、本当かどうかネットで調べたり、データを調べたりして反応してくるんです。
もちろん、それに対して「黙って言うことを聞け」何ということはありません。ただ、やってみて違ったらそれなりの結論を持ってくればいいわけです。
そうやって今まで「正しい」と言われたことを実際にやって、おかしかったら調整していくということを繰り返していくわけです。
例えば、「早起きはいい」と私は勧めていましたが、息子から反論されて今は7時に起きるようにしています。
以前は5時に起きてましたが、7時に起きるようになったのです。5時でも起きられないではなく、体調を見たときに5時に起きると途中で体が疲れすぎてしまうのです。
夜まで持たなくなっているのかわかっていたからです。
これからの子育ての話
これからは小さい失敗を繰り返しながらそれを修正していくという風に子どももなっていかないといけませ。
小さく計画を立ててやってみます。そして、失敗して修正していきます。そして、またやってみます。
その繰り返しです。それは早い段階でどんどんやっていかないと成長はできていないのです。
今までの言うように言われたままをやるのではなく、自分自身で体験したりとか実際の情報が正しいかどうかを検証していかないといけないのです。
先取りする時代ではない
それでも心配して親が失敗を先取りするという場合は、子ども自身の自立が妨げる場合があります。
子どもやることに対して「そんなことはだめでしょう」というのではなく、実際にやってみて、頭を打って、それでそれを改善させます。
当然、失敗したときには落ち込みますが、それを励ますのが親であって、決して先取りするわけではありません。
それを繰り返しやって言って成長していくわけです。
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