私も指導だけでいうと30年もやっていますが、指導の方法も大きく変わってきました。
目次
目先の結果を求めた指導
以前はとにかく「目先の結果を出さないと生徒が辞めていく」ので、目先の結果を求めて指導してきました。
当然、短期的に結果を出す方法というのは、その方法をとれば結果は早くでます。ところが問題もあります。
それは何かと言うと
「短期的な焦点を当てれば当てるほど、長期的には失敗してしまう」
ということなのです。
例えば、ダイエットで短期的にやせようとしてムリなダイエットをして、結果を出しました。
でもしばらくするとリバウンドをしてしまいます。元の体系に戻ってしまうのです。
さらに悪いことには今度は痩せにくい体になってしまいます。そうすると長期的には大きくマイナスです。
本当はムリをしないで食生活や運動などの生活習慣から見直していくべきなのです。
そして、徐々に変えていく方が長く見たときには体にもいいのです。
勉強ではどうでしょうか?そういった長期的な視点に立った指導とは実際どういう方法なのでしょうか?
管理するという方法
私もやってきた失敗の話です。子どもは勉強してないと親はついつい子どもを管理しようとします。
確かに親がきっちり管理していくと短期的には成果は出ますよね。それは私も親ですからやってみたこともあります。
特にプロですから、通常の親よりは結果がわかるのでイライラしてしまいます。
だから、余計に管理しがちです。特に小学校のうちはやればやるほど効果があります。ところがそうするとどうなるのか?
子どもの自身の自立が遅くなるのです。管理されるということは、その親の管理を逃れようとする方法を考えます。
実際に私がそうでした。小学校1年生の時は親と一緒に勉強していたので成績が良かったのです。
小1なのでみんなそうかもしれませんが。親が働きに出るようになって、小学校2年生以降は私の成績は下がりました。
今度は親はテストを見せるようには言いました。当然、最初のうちは全部親にテストを見せていました。
が、中には勉強をしていないので悪いテストもあります。すると叱られます。
すると今度は悪い結果だけを隠そうとするのです。
そして、親からは「テストが少ないな」と言われながらも実は机の引き出しの奥底に隠していました。
今度はそれが見つかって叱られるということの繰り返しになっていきます。
さらには、テストの点数をごまかすために、学校の先生の使っているペンを買ってテストの点数を書き直すようになりました。
それだけの労力を勉強に向けたら、効果的かと思いますが、そうはならなかったのです。
ただし、中学になってからは一切テストは隠していません。
というのは自分自身が「やらないけない」と思ったので勉強はしていたからです。
また、自分はやることをやっているのだから、親からとやかく言われたくなかったからです。
当然、体も大きくなって、力も親以上に強くなったというのもあります。
親からはそれからは一切言われなくなりました。
自分の子どもにしたこと
自分が親になって子どもに「絶対しないでおこう」と決めたことは、「決して結果では叱らない」ということでした。
すごくいい親にも見えますが、私はテストで叱られたので、テストでどんな悪い点数をとってきても叱ることはしませんでした。
それが例えで0点だったとしてもです。実際に息子が「0点」を取ったときもありました。
本人もショックでしたが、親もそれ以上のショックです(笑)。そのときでも叱りません。
というのもそれによって勉強しなくなるの方が怖かったからです。
勉強というの本来継続するものです。一生勉強していくものだと思っています。
だから、 テストの点数ぐらいでそれをやめてほしくなかったからです。
とにかく「勉強を続ける」ということを子どもにはして欲しかったのです。
ではどうやって行ったのか
理想と思うかもしれませんが、とにんく「勉強そのものが楽しいと思える」こと。
あるいは「自分自身が目的があってそれに向かっての勉強」という風にして欲しかったのです。
そして、なるべくその方向に持って行くと、子ども自身が考えます。
「どうやって勉強しようか?」とか。
「どうすれば成果が上がるのか?」とか。
そうなってくるとあとは任せっきりです。もちろん、プロの私が教えた方がもっと結果は出るでしょう。
ですが、そうすると結局は勉強の方法を考えようというように頭を使いません。
例えば、計画の立て方だったり、分析の仕方だったりすることは言われてするものではなく、自分で考えていくものなのです。
そうするとノートの取り方も工夫するようになります。
結果を出し続ける勉強法
次に子どもが自分で勉強してきてやっぱり結果を出したくなります。
結果を出そうと思うときにはとにかく「アウトプットを意識した勉強」をするのです。
子どもの成果が上がらないというのはインプットばかりだからです。インプットというのは退屈です。とくにやらされていると。
特に今はオンラインでやっている授業だと退屈すぎますね。
ただ動画を見ているだけとか。それに対して工夫した勉強法をするのです
ラーニングマップという考え方
そのときに必要なのが「頭に残るアウトプット重視のノートの取り方」です。
授業の内容をいかに自分がわかりやすく、さらにも楽しくノートに取るのかがポイントです。
通常はノートを取るというのは仕方なくだったり、ただ先生が板書した内容を書き写すだけです。
が、それを自分がすごくわかって、しかも自分も楽しみながらできるノートだったらどうでしょうか?
基本的に勉強は楽しみながらやらないと続かないです。
私がセミナーで目標を立てたり、計画を立てたりするのも楽しみながらやるためです。
今回はその楽しみなが勉強するためめにラーニングセミナーをやります。
参加者の感想
ラーニングマップという考え
イメージでいうと、
「地図のイメージ」
です。どこかに行くときに人は決して道順の途中をすべてを覚えているわけではありません。
途中ポイントとなるところだけを先に覚えます。例えば
「3つ目の角も左に曲がって、2つ目の信号を右に」
そんなイメージです。文章の中にも
「重要なところと、そうでないところ」
があります。勉強のできる子は
「重要なところから覚えていく」
のです。そして、そこからより重要でないこところを覚えていきます。
そうすることで頭の中に入りやすくなります。
まずはつながりを考える
さらに教科書を読むときにはまずはつながりを考えます。
半年の勉強で京大に合格したセミナー
このセミナーでは正しい考え方が身につきます。
成果を上げるにはまずは以下から。
【日時】 | 5月10日(日) 午前10時~12時 |
【内容】 | 実際に半年で京都大学に合格した思考法を公開します。
これは社会に出ても使える方法です。実際に資格試験の勉強でも使われています。 |
【場所】 | 各事務所又はご自宅
Zoomというソフトを使いますのでどこでも可能です。 (パソコン、スマートフォン、タブレットでも可能。わからない場合は一緒にできます) |
【費用】 | 550円(学習ジム・コーチグループの会員は無料) |
【定員】 | 15名 |
【講師】 | 横山昊太 (京都大学に半年の勉強で合格した講師) |