今回は「書く」ということです。
目次
まずは書いてみる
受験勉強に限らず、行き詰ったときは
「紙に書く」
ということをお勧めします。といういうのはそれが一番頭の整理になるからです。
そして、書いただけでより良い結果に近づきます。
勉強だけではない
算数や数学を教えていると
「途中経過を書くように」
と生徒にはよくいいます。実はこれは大人もそうなんですね。書くことによって頭が数倍よくなるのです。
これはどんなに頭の良い人でも書いた方が効果がでます。
実際に人生の大事な局面でもそうです。それをしなかったために私は失敗してきました。
退職したい場合
実際に私も独立する前に会社を何度か変わっています。
もちろん、独立するために就職しているので、通常の人よりも退職に対してハードルは低かったです。
それでも不安ですよね。最後に退職したときは、子どもが1歳で家内は専業主婦。
独立の準備不足で派遣で働いていました。1日8000円で月に20日の仕事だったので160000円がすべての収入でした。
今から考えると、そんなことはもっと考えて行動すればよかったのに・・・と今では思っています。
そういった失敗を何度もやっています。そのときは何も考えずに、何も書かずやっていました。
ですが、次以降はドンドン書いて頭の中を整理して書くようになりました。
メリット・デメリットを考える
例えば、退職するときもメリット・デメリットを書きます。そして、デメリットに対してそれだけ対策を打てばいいわけです。
そうするとずっと今までより上手に勧めます。以下は会社を退職して独立する場合の例です。
退職したときのメリット・デメリット | ||
メリット | デメリット | デメリットの対策 |
・自分の時間が持てる | ・収入が10万円減ってしまう。 | ・万が一のために友達の会社でバイトを頼んでおく |
・会社に行くときの往復の通勤時間がなくなる | ・社会的信用が低くなる | ・退職する前にカードは念のために作っておく |
・仕事に対してやりがいがある | ・サラリーマンのときの収入が確保できるかわからない | ・副業からスタートして確実に基盤ができてから独立する |
・自分でいろいろ決められる | ・社会保険でなくなる | |
・自分が成長できる | ||
これは学校を選ぶときも同じです。私立の中学や高校を選ぶときにもこうやって考えます。
私立を選んだときのメリット・デメリット |
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メリット | デメリット | デメリットの対策 |
・通う生徒の質が良いのが良い学校生活が送れる | ・合格するまで塾代が必要以上にかかる | ・主人と相談して祖父母に協力してもらえないか相談する |
・設備が整っている | ・学校まで遠いので子どもが続けられるか心配 | ・実際に同じ時間に通ってみて試してみる |
・コロナ等でもしっかりと対応してくれる | ・学校に通い出したら学費が高い | ・特待生で授業料免除を受けられる学校を探す |
・進学実績があるのでより子どもの行きたい大学に行ける | ・中高一貫で公立がないか探してみる | |
・将来の人脈としてのつながりができる | ・学校に入ったら自分が正社員となれないか会社と相談してみる | |
・いじめが少ない | ・公立に行った場合と塾代を合わせてどらちが安い計算してみる | |
・利率の低い国民金融公庫の教育ローンが借りられないか調べる |
こうやって書いてみると、いろいろ見えなかったものが見えてきます。見えてくると対策が打てます。
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