勉強法

できない子が成績を上げる方法

人間というものは弱いもので自分自身の今の状態を保とうとしています。

それを打破することが成績アップの秘訣です。いえ収入アップの秘訣でもあります。

みんなやっている成績アップ法

知っている人はやっていますが、できない子は成績を上げる方法はあります。

それは何かと言うと

「できる科目を思いっきり伸ばす」

という方法です。通常できない子の家で言われるのは

「できない科目をできるようにしてください」

です。それをやると失敗します。私も何度か失敗しました。もちろんそれも1つの方法としてはあります。

それは他の科目ができていて1つだけの科目という子の場合です。

どちらかという勉強のできる子の場合です。ですが、全体的にできない子と言うのはまず1科目だけ成績を伸ばすのです。

そうすると全体的に上がってくるのです。

数学6点を67点にした方法

これは実際にやった方法です。私が塾をオープンしたときにある生徒が入ってきました。

最初に塾のテストをやったとき、数学が6点、英語が17点だったと思います。

そして、1科目ずつ80分を週2回で希望という話でした。そこで私がやったことは英語の指導は断ったのです。

その代わり数学を週に2回80分ずつの指導に変えたのです。

その子には丁寧に説明して、途中経過もしっかりと書かせました。本人は素直で言った通りしますが、なかなか成績は上がりません。

学校はどんどん先に進んでいく中、正負の数すらできないので、まずはそれを完璧にさせたのです。

中1の場合は数学を勉強するときは方程式までがきっちりできるとある程度点数が取れます。

ですが、逆に言うとそこまで点数が取れないと入試では点数を取れることができないのです。高校入試が絶望的になります。

「トンネルの中にいたようだった」

学校はどんどん進んでいくのにある程度できるまで方程式までずっとやっていしまた。

本人に後から聞いたことですが、

「まるでトンネルの中にいるようだった」

と。本人も不安だったんでしょうね。そして、よくついてきてくれました。

そして、2年生になってまた「式の計算」のところ入ったときです。そこでようやく芽が出ました。

それまで、最高で20点しか取れなかった点数が50点を取れるようになったのです。

そこから本人が面白くなくなったのか常に50点を取れるようになりました。

1回目は「まぐれ」と思ったそうです。そして、次のテストで50点を取れったときは「たまたま」と。

3回目でようやく本当に「50点は取れる」と思ったそうです。

英語はどうなったのか?

気になるのは英語ですよね。実はその後どうなったのかと言うと本人も

「数学はやったらできる」

と自信をできました。そうすると英語も自分からやるようになったのです。

英語だけではなく他の科目も自分でやるようになったのです。そして、どんどん勉強時間が増えていたのです。

中3になって数学が特訓のお陰で67点になってからは他の科目を勉強するようになりました。

なぜそうなるのか?

人というのは自分の現状を維持したいという気持ちがあります。

それは人によって違います。20点から40点の子もいれば、60点から8点の子もいます。

自分が安心していられるゾーンです。これを「コンフォートゾーン」と言います。

そのゾーンから外れると嫌がるのです。だから、普段40点を取れってる子が20点取れるとショックを受けます。

また、本人は「80点を取りたい」と言いながら、心の中では

「自分の80点はムリ」

と思ってしまいます。また、80点を普段は取れっている子が60点取れるとショックを受けます。

そうならないように努力するのです。だから、40点~60点の子はどれか1つでもそのゾーンから外れるために成績を上げてやるわけです。

そうすると本人のコンフォートゾーンが変わります。

今まで

40点~60点

新しいコンフォートゾーン

80点~90点

に変わるわけです。80点を連続して、3回も取れってしまうともう下がるのが嫌になります。

だから、勉強をするようになります。そして、同じことが他の科目にも派生するわけです。

これは高校に入って自分の学力に合った高校に行きます。すると中にはたまたま「クラスで3位」になる子もいます。

それからはなぜか勉強するようになります。本人は「自分は3位以内に入るもの」とコンフォートゾーンがそこになるからです。

その勉強法は合っているのか?

これが成績のできない子の成績の上げ方です。これは実は社会人での生活でも使えます。

年収500万円の人はずっと500万円前後しかいきません。その場所がその人にとって居心地がいいからです。

そこから、抜け出すには

「すごくその状態から抜け出したいくらい嫌なことがある」(外圧)

「もっと収入の高い人とできるだけ一緒にいて、自分のコンフォートゾーンを変える」

のです。そうすると自分のコンフォートゾーンが変わります。

最初の方法は私は経験しました。破産寸前までそこから自分を変えていきました。

次の方法が今やっている方法です。自分より上の人と付き合うことでコンフォートゾーンを変えていっているのです。

自分のコンフォートゾーンがわかるとあとはそこから抜け出すようにすればいいのです。

子どもは1度でも思いきり勉強させて、そこから抜け出させるのです。

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