未分類

やる気を起こす子育て、やる気をなくす子育て

指導していると子どもがやる気がないご家庭があります。子どもによっては、もともと勉強が興味ない子もいるかもしれません。

ですが兄弟がそろって勉強嫌いとなると子育ての方法について何か問題があるのかもしれません。

それについてです

やる気を引き出す方法

これは向山洋一先生がされているTOSSという先生の勉強会での書かれた方法です。

その方法は授業の最初に難問を5つ用意します。そして、その中でたった1つだけ選んで問題を解かせるというもの。

時間を制限して生徒にやらせます。すると「シーン」としてみんな必死で取り組むわけです。

一見、何でもない方法ですが、実はここには大きな秘密が隠されています。

それは「難問5問を全部解かなくていい」ということです。そして、自分が1つだけ選んで解けるのです。

これがやる気を出すには効果的な方法です。これは私も使ったことがありますが、騒がしいクラスにこれをやると急に静かになります。

そして、必死で解くようにします

これを間違った先生は終わったら残りも全部解かせようとします。

その時点でやる気がなくなってしまいます。もちろん解きたい人は解いてもいいのでしょう。

が、残りも解かせようとするのが間違っているのです。

やる気をなくさせる方法

やる気をなくさせる親がやってしまう間違った方法というのは選択を奪ってしまうということです。

子どもだけでなく人は選ぶ機会がなくなってしまうとやる気がなくなります。

やらされている感じが出ます。冒頭の方法のすごいところは

「5問のうち1つだけを選ばせる」

ということです。

「×問解きなさい」

と言うと嫌がりますが、

「5問のうち1問だけ」

というところです。

「1問だったら解けるかも?」

とやる気になって解くわけです。しんも自分でその問題を選べる。

ですが、通常やる気をなくす方法というのは、

「全部誰かに決められてしまう」

ということです。というのは自分が選択できることによってやる気が起きます。

か、それ親が全部決めてしまうと子どもは選択権がなくなってやる気をなくなってしまうのです。

とにかく子どもに「選ばせる」ということが必要です。

勉強の方法を選ばされる。あるいは考えさせる

私も親御さんの話を聞いてみるとウンザリするときがあります。

それは親御さんが話すと

「子どもをやる気がないんです」

という相談を受けます。そして次に子どもに話を聞きます。

すると話を聞いていると正直ウンザリするやり方です。

それは何かって言うといちいちやり方まで指示することです。

「漢字を覚えるには声を出して何回も書きなさい」
「教科書の音読を何回もしなさい」
「必ずノートにまとめなさい」

一見やり方としては正しいのかもしれませんし、多分これはやった人が効果があったから紹介している方法です。

この方法を否定することはありません。実際に効果がありますし、人によっては効果があります。

特に音読なんかをやった方がいいと思います。ですが、それを強制的にさせるからダメなんです。

「成果が出るのであれば何でもいい」

と思います。もちろん親から見たはやる気持ちは十分にわかります。

息子にやった方法

例えば、音読については私は息子に音読を勧めましたが、強制はしませんでした。

結局、息子がやったのは私が教えてから5年かかっています。息子が気づいたときに

「やっぱり音読ってすごいんだ」

と言ってからは自分でやるようになりました。

これを無理やり強制的に音読させていたら多分ずっとやらなかったと思います。

通常、やってしまうのは

「そんなことをやっていてたら受験まで時間がない」

ということでずっと言い続けることです。もちろん、受験があるので勉強しないといけません。

ですが、その中には親のやる気はあっても、子どものやる気がついてこないのです。

大切なことは子どもがやろうとしない限りは、どんなに親がいい方法を伝えても本人もやらないのです。

良い方法も本人がやらなかったら、それはないのと同じです。だから大切なのは子どものやる気を引き出す方法です。

その1つは選択権を与えるという方法です。

やる気をなくす問題集選び

子どもの指導をしていると、子どもがどうしても君になってしまい受験直前になって伸びない子がいます。

逆に少しわがままだけどスイッチが入ると伸びる子と言うと受験直前になると急激に伸びます。

それは自分がやろうと思ったからです。逆に普段から素直で言うことを聞くけれどもそういった子は受験前に伸びにくいです。

というのは「やらされているから」です。自分自身が選択してないから。

そこでよく聞くのが問題集。問題集が良いと聞いたら親が問題集を買ってきて子どもにやらせる場合です。

もちろんいいというのはわかっていますが、要は持って行き方ですよね。

これは中小一貫校に進んで中学校3年生で、成績不振で他校に転校するかどうかは迫られた生徒から直接聞いた話です。

お父さんから相談を受けて

「やる気がないから先生から本人に聞いてほしい」

という話でした。親に言わないという前提で子どもに話を聞くと

「だってお父さん。勝手に問題集を買ってくるんだ。あんなのされたらやる気がなくなるよ」

という話です。実は子どもは問題集も選びたいのです。だから意見を言うなとは言いません。

「お母さんはこれがいい」とか「お父さんはこれがいい」という意見は言えばいいんです。

それでも本屋に行って子どもに選ばせればいいのです。

これは今日からと思っても実は選択するという練習なのです。選択して決断するというのも経験するが必要です。

今まで1つも選択してことがない子は社会人でも選択することができません。だから自分自身で選択させていくことです

子どものやる気をなくしたお母さんの話

「お母さんは10回ずつ単語を書いたのよ。あなたもそうしなさい」

そう言って子どもにさせていました。子どもは「ぶすっ」とした顔で

「こんなので覚えられない」

ととにかく同じことを書くのか嫌なのです。そこで私がやったのは「マインドマップ」という手法。

これは絵を描いておいていく手法です。一見遊んでいるように見えますが実はこれもれっきとした勉強法です。

もちろんこれを強制するつもりはありません。勉強方法の選択肢の1つであって、自分に合う方法を選んでもらえばいいと思ったから。

写メ撮っていいのかどうか

最近は黒板をノートに取らないで写メでトルコが増えています。特に高校生。

私の場合は何も言いません。高校生は高校生なりの考え方があるわけです。

例えば、テスト前に授業で聞きたいことは説明を聞いたら全部写メにとってます。

そして、もっとたくさん教えてほしいとなって次々教えて説明して後で自分自身で勉強しているわけです。

そういう方法もあります。実際社会人の講習では、全部写メでノートに取ることはありません。

私も写メにとってそれから電車の中で復習したします。だから、方法というのは色んな方法があります。

今までの方法が全て正しいとは限りません。例えば、紙の辞書で調べるのか?

それとも電子辞書で調べるのか?最近ではネットで検索するのかといろいろ方法があります。

これはそれぞれに問題があります。例えば、辞書で調べるというのは持ち運びに不便です。

ですが、メリットもあります。それは書いてあることが正確で、辞書を引くとことでその行為が映像で頭に入ってきます。

それで調べたという行為で頭に残りやすいわけです。

例えば単語1つ覚えても私はどのページのここら辺に載っていたというのを覚えています。

電子辞書は普通の辞書に比べて便利でたくさん載ってるので便利です。

が、調べるという行為が頭に残りにくいと思います。もちろんデータを取ったわけではありません。

今度はインターネットの検索です。検索すると一番早いですね。ですがこれも問題があります。

というのは検索すると答えが必ずしも正しいとは限らないからです。

もちろんオンラインの辞書であればセーフなのかもしれません。それぞれメリット・デメリットがあるのでそれをわきまえた上で考えればいい。

これからはやり方も全部変わってきますのでそれを踏まえた上でやればいいのです

そうすると子ども自身も勉強するお楽しみが増えます。

以下友達を追加してくださいね。追加してもらった方には

「子どものやる気を引き出した事例集」が手に入ります。
友だち追加

-未分類

© 2024 将来に役立つ勉強サイト Powered by AFFINGER5