オープンチャットなどで質問を受けるとついついすぐに答えてしまいたくなります。
聞く方からするとそれが一番いいのかもしれません。
ですが本当のことを言うとその子の成長を考えるとその答えを得ない方がいいのです。
実はまずは質問です
わかりやすい例で話をしたいと思います。
私はバレーボールを経験しています。バレーボール選手でオリンピックに出たいという子から相談が来ました。
普通の先生だったら
そんな話をしていると思います。あるいは
とかそういったことを聞くのかもしれません。
そして、具体的な練習方法を伝えたり、どの学校に行った方がいいのかという話をしたりするのかもしれません。
ですがこれには問題がありまする。
もっと根本的な問題から考える
実は普通の塾に指導というのはこういう形でやっていくと思います。
ですが、私はまずは直接的な回答は避けるようにしています。というのがそれが本当にその子の願望かどうかはわからないからです。
例えば、自分が今たまたまバレーボールが上手。だからだったらオリンピックに出ようかと思う。
そうであればちょっと違ったアドバイスになりますよね。だから
という質問を先にすべきなのです。そして、その子の本当の気持ちを探ります。
そして、
と言うなら話は違ってます。言うのはバレーボールでオリンピックに出ようと思うと激しい競争の中で戦い抜かないといけません。
激しい競争の中でも勝負です。だから、途中で挫折してしまうのかもしれません。
もし、オリンピックに出たいだけであればビーチバレーで出られないのかという話をするかもしれません。
そうやって根本的な問題から考えていくわけです。もちろん、本当の指導は
を考える必要があります。
勉強で考えてみると
チャットの方で相談があった内容ですそのチャットはこちらです。
このチャットでは全国の100名以上の塾長が質問に答えてくれます。
以下は実際にあった質問です。
自分は放射線科もしくは獣医学部の方に進学を考えているのですがやはり放射線科は数学、物理が得意ではないと理解しにくい学科なのでしょうか
この質問に答えるならば
ということになるでしょう。そうすると聞いた本人は満足するかもしれません。
ですが、私が思ったのは
という疑問です。両方とも獣医学部であればわかります。
あるいは両方とも放射線学科だったらわかります。
ですが2つ人とも全く違うものですそれでその理由を聞いたわけです。
もともと医学部に行きたくて人の命を救いたいというのが動機だとそれがわかったら簡単ですよね。
放射線学科です。動物の命を救いたいのではなく、人の命を救いたい。
その力になりたいのあれば当然放射線科になります。
というのはどの分野になっても嫌な科目はあります。
嫌なことはあります。嫌なことも何にもなく平坦に行くことは滅多にありません。
ですがその困難を乗り越えられるだけの動機が力があるかだけなのです。
本当に好きであったり、使命感があったりすれば乗り換えることもできるだろうし軽い気持ちであれば挫折してしまうかもしれません。
だから、大切なのはその質問に答えるではなく、その本当の意味でも根本的なことを考えてあることです
答えない理由
だから、私の塾では質問に答えません。親御さんの質問にもすぐには答えません。
その前に質問です。というのは質問に答えるだけでは表面的な対処だけです。
根本的に
「どうしたいのか?」
「どういう風な子どもになってほしいのか?」
をまずは考えてもらうのです。例えば
「自分で勉強する自立した子にしたい」
というのであれば管理するのを辞めないといけません。管理を辞めて、自分の手から離さないといけません。
根本的なことが、わかれば答えは自ずと見えてきます。目先の結果に左右されるとどうしてもブレてしまいます。
だからこそまともに答えてはいけないのです。まず考えるのは根本的な原因です。
これが我々の考えです。そして、我々の指導なのです。
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