東大に入るような子が通っている塾の先生に聞いたことがあります。
東大生2つのタイプ
その先生によると東大に入ると言うか2つのタイプがあるそうです。
1つは親が全部お膳立てして東大に入った子。もう1つは自分自身で切り開いて東大に入った子。
前者の子は自分1人ではなかなかできません。ですが後者の方は困難にあっても自分自身で切り開いていくことができるのです。
作られたモノのメリット・デメリット
実はカリキュラムというのは確かにあれば便利です。塾や予備校のカリキュラムというのは本当に魅力的です。
同じように子どもに対して親自身がカリキュラムを与えると親も楽です。
あるいは誰かに作ってもらうと楽です。そのメリットは親御さんも子どもも考えずにそれをやればいいということになります。
ですがいいことばかりではありません。デメリットもあります。それは根本的に考えないということです。
与えられたことをやるというのはロボットでもてきます。自分で工夫する必要がありません。
それともう1つは自主性が育たないからです。実は以前は私も子どもにやっていました。
そして、決定的なことは受験勉強をやっていると後半になって伸びることがあります。
それも爆発的に伸びます。それは
子どもが
「自分自身でやっていこう」
とした子です。後半でも伸びない子はどちらかという自分からやっていない子に多いのです。
一通りはやる感じです。自分からやるとということではないのです。
コロナ以降の生活
今回の入試は全てにおいて非常に難しい状況の中でも入試でした。
というのも学校の対応がコロコロ変わりましたし、それに振り回された感じです。
コロナの終息すると落ち着くのかも知れません。ですが、社会ではこういったことがさらに続くんです。
というのは今まで全く違ったことが増えてくるからです。
特に世の中が変わってくると自分自身で判断する機会も増えてきます。
だから、自分自身で判断して組み立てていくという力が必要になってくるのです。
ではどうすればいいのでしょうか?
生活の中で考えさせる時間を作る
それには、普段の生活の中で子どもに考える時間を取り入れてことです。
例えば、模擬試験が戻ってきても親や塾の先生が結果を見て
なんて、やってしまうと子どもは考える力をなくします。それよりも子どもに質問していくのです。
と。満足であれが、それでOKです。不満足だったら何が不満足だったのか。
そして、どっちにしろ
と聞いてみます。できていても改善点が出てくるかも知れません。
それでも出てこなかったら
と。できたらところに対しては認めてあげます。それに対してできなかったところに対しては改善です。
という風に未来につなげていくだけです。その方法は決してその原因を追及するわけではありません。
できなった理由を追及しても言いわけが出るだけです。それよりも
「これからどうするのか?」
を考えさせるのです。対策についていくと前向きになります。それら、非常に子どもも頭を使わないことになります。
それを毎回繰り返しするとどうなるのか?
継続すると伸びる
最初の頃はつまらない答えが返ってくるかも知れません。残念な答えが多いです。
ですがそれを続けていくと学年が上がるたびにどんどん上手くなって自分を冷静に分析することができます。
そうすることによって子どもは成長しています。これは実際やっていることです。
計画の立て方なんかも最初から上手くいくわけではありません。それが1回、2回、3回、10回とやっていくとどんどん上手くなるわけです
そして、力がつきます。そして、この力のすごくいいところは一生使えることです。
今回のことだけで一生使えるので本当の意味での勉強になります。
頭を使った春期講習
まずは与えるのではなく、子どもにどんどん頭を使わせましょう。
賢い子というのは頭を使っている子のことです。もちろん、遺伝的な問題もあります。
遺伝的に元々できる子もいますが、大切なのはその後どれだけ頭を使ってやれるかです。
問題を解くだけが頭を使うことではありません。問題を解くというのは実は答えがありますからある意味楽です。
ですが生きていく上では答えのないことが多いので、「何が最適か」というのは答えがあってないようなものが多いです。
人によって答えが違います。それを子どもに考えさせるわけです。そういった指導していくと社会でもつくようになるのです。
テーマ学習の春期講習を受けませんか
学習ジムコーチでは春期講習のテーマは白紙です。
白紙というより子どもと相談したり親自身がテーマを持っていたりして私の塾では入ってくるわけです。
例えば、今年の冬期講習では最初に面談をしてスケジュールを立ててやっています。
【課題】
【学習時間】
【1日のスケジュール】
そして、それをどんどん達成したわけです。そのおかげで冬期講習の間だけでも偏差値が5上がっています。
【結果】
これは決してやらされたわけではありません。本人がやるべき課題が明確になっていたから成績があったわけです。