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「塾の進路指導に疑問を感じました」という相談を受けました。

学校の志望校相談や進路相談については、以下を参考にしてください。

「塾の進路指導に疑問を感じました」という相談

塾に相談したときに

「これはどうかな?」

と思うことがあるかもしれません。そういうときには必ず「セカンドオピニオンを受ける」ことです。

病院の場合は当たり前の「セカンドオピニオン」

以前に比べて病院も「セカンドオピニオン」と言葉が定着してきました。

例えば、大きな手術をするときはには

「専門家の意見を3人に聞く」

ということが大切です。実際に、手術をしたあとで

「その病気は手術をしなくてもよかった」

何て話を聞きます。そういった場合は担当の医師が無知であるか、お金を優先する場合があるからです。

私の兄の場合

私の兄がガンで大学病院に転院したときの話です。それまでは別の病気にもかかっていました。

大学病院でガンを治療することになったとき、大学病院で平行して別の病気も治療してもらうことになったのです。

そして、今まで飲んでいた薬を先生に見せました。すると

「こんなに薬を飲んでいたんですか?」

と。そして、怒りながら

「こんなに薬は必要ないですよ。どこの病院ですか?」

と。担当の先生はびっくりしていました。そして、今まで飲んでいた薬の半分に減らしました。

実際にそんなに薬は必要なかったのです。半分でよかったのです。

兄が亡くなる1年半前に知った話です。

愛犬の場合

愛犬が手術をしないといけないと言う話がありました。通常、通っていた病院では手術は200,000円。

そして、手術を頻繁に勧めてきます。手術をするのが仕方がないのであればやります。

ですが、納得がいかなかったのです。そして、別の動物病院に行きました。

そうすると、もっと経験のある先生が

「それなら10万円ですみます。しかもそこまでする必要がないです」

と。さらに

「できるだけ負担にならない方法でしましょう」

と言っていただけました。というのもその先生はご自身でも犬を飼っていて同じ病気だったそうです。

だから、「自分が飼っている犬だったら」とアドバイスをしてくれたのです。

塾の場合はどうなるのか?

この話をすると批判が来ると思います。少しその話を。

例えば、ある大手塾の先生から聞いた話です。ある大手塾の先生の場合ボーナス査定は2つの基準になります。

1.売上げの
2.合格実績

だそうです。合格実績と言うのは合格させて終わりではなくて、

「偏差値××以上でないと合格しても査定にブラス評価としてつかない」

とようになっています。わかりやすい例で言うと

・偏差値50の学校0ポイント
・偏差値55の学校5ポイント

になるといった感じです。

そうすると当然ですが、塾の先生はより偏差値の高いところを勧めるようになります。

「それって問題はないのですか?」

と言う人がいるかもしれません。問題なのは、

「勧めている学校があなたのお子さんに合うかどうかを考えていない」

というところです。偏差値が高ければ良いというものではありません。

私ならそんな決してアドバイスはしません。自分の子にはそんなことをしないからです。

例えば、元々自己肯定感が低い子が、ギリギリの偏差値で上の学校に合格しました。

そのときは大喜びかも知れません。ですが、その子はずっとビリのままです。

下手したら3-6年間を苦しいままでその学校を過ごさないといけないかも知れません。

それがあなたのお子さんだったら、あなたのお子さんの人生にとっていいことですか?

逆に余裕を持って合格して、学校の中で上のほうに行くと自己肯定感が上がって勉強にやる気になるって言う子もいます。

今より上の学校に行くのがいいのか、1つ下げて学校に行くのか何がいいのかと言うのは正解はありません。

お子さんにとっての最適解なのです。お子さんが負けず嫌いで頑張れる子であれば上を目指すのものアリだと思います。

大切なのは

「どの学校ではなく、子どもに合っているかどうか?」

です。だからこそセカンドオピニオンを受けるべきなのです。

そういったことを考えてやったほうがいいです。塾がこういったことをするのは決して塾だけの問題ではありません。

塾の一講師の立場としてはそうなるのかもしれませんね。

講師の先生も自分自身の生活がかかっていますから。会社の指示であればそうするしかないかもしれません。

ですが、もっとも大切なのが親自身が賢くなることです。合格実績だけに目をくらんで入塾させないことです。

「自分の子どもだったらどうなのか?」と考えないで塾を選んでしまうとそういう結果になります。

塾はそういった親が欲しがる気持ちを逆手にとって生徒を集めるわけです。

だから、親自身ももう少し頭を使って本当に自分の子にとって何が必要なのかと言うことを考えてやるべきなんです。

決して広告にだまされないことです。

無料相談を受けています。

進路や勉強法について相談を受けています。こんなことを書くと

「あなたの塾もそういった勧誘しているんでしょう」

と思うわれるかも知れません。それについて本心を話しますね。

私の塾が無料相談しかやらないことについてお話しますね。自塾を積極的に勧めない理由があります。

1.長期的な視点で考えているからです。

普通の塾と言うのは短期的に考えています。

私の塾に在籍している生徒は小学校1年生から高校3年生までいます。

もっと言うと大人でも相談に来ますし、その親御さんに対してお金をもらって研修したことがあります。

1時間10,000円です。それぐらいに私の塾は長期的に物事を考えてやっているからです。

その考えがあるから塾に入塾したいといっても、お互い価値観の合わない者同士が塾に入っても意味がないと思います。

当たり前ですが価値観が違う者同士が塾に入ってもトラブルになるだけです。

売上を上げるだけならば、入ってもらうのがベストでしょう。

ですが、入塾前に相手の要望に応えられないと思ったときには断るときもあります。

私のところは長い付き合いしたいと思っていますので、事前にお断りすることで不用意なトラブルを避けることができるからです。

実際には入塾してから後で退塾を促すご家庭もありました。多くはないですがそういうならないためです。

2.それほど多くの生徒を受けられないから

先生に集めるのもじっと長期間見て先生を見て選んでいます。

過去には、すぐに他塾とパートナー契約したときもありました。ですが、うまくいきませんでした。

それ以降かなりの長い間、先生を観察、分析して選んでいます。知識はあっても生徒により添えない先生ではダメです。

それだけ、先生選びは慎重にしているので、先生がたくさんいない分、生徒をたくさん必要としていないからです。

3.お互いに合うようでしたらどうぞ入会してください。

無料相談を受けて何か勧めるということはないです。無料相談は無料相談。

また、体験をしても時間や要望と合わない場合は体験だけで終わっています。

ですが、そのあとも私の塾とつながりを持つ保護者の方もいます。それはそれでOKです。

それでねタイミングと価値観が合えば入っていただくことには大歓迎です。

無料相談はどうぞ。

 

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