今回の話は一昨日、昨日は文書に関する研修でした。がっつり取り組んで一つの文章を書き上げました。
参考になったいくつかの言葉
とても参考になったのでシェアしたいと思います。その中で名言がありました。
料理の中でこんな言葉があるそうです。
「素材を超える技術はない」
という話です。料理はいろいろ調理して、おいしい料理をするように思います。
確かにそういった部分もありますが、本来は食べ物の素材をいかに生かそうかと考えます。
当然、それだけ素材が大切なのです。そして、今回の研修の中で習ったのが
「素材を超える文章はない」
というものでした。今回講習の中での話です。
簡単に言うとどんな文章をうまく書いても、自分自身が書きたいもの、そのものがつまらなかったら良い文章をかけないという話です。
塾でいったら、指導が下手だったり、教務力がなかったりしたら文章でいくらうまく伝えようしてもうまくいきません。
それだけ「素材が大切」なんですね。
焼肉屋の経営者が料理する焼肉
そして、最終日は金運神社と言われる神社をまわって焼肉を食べました。それでたまたま参加した人がお焼肉屋さんをしている人なのです。
その人が肉を一生懸命に焼いてくれます。通常、私の場合は焼肉というのは量が食べられないというよりも、食べていて正直飽きてしまうのです。
味に飽きるのでそれほどたくさん食べられません。ですが、今回焼いてくれた人の焼肉はとてもおいしいのです。
基本的に焼肉のタレを使いません。何をしたのかと言うと塩をふって焼くか、塩・胡椒をふって焼くだけです。そして、焼き方も工夫していたのです。
ステーキも食べましたが、焼いたあと、アルミホイルで肉をまいたしばらくおいて食べました。こんなことはやってことはないです。
私が食べた感想は
「肉の本当の美味しさを味わう」
というものでした。つまり、本来の素材を生かしてるわけですね。本当に美味しい肉でした。
お肉もめちゃくちゃ高いというわけではなく、スーパーで売っている普通の肉でした。
が、料理によってはこんなに美味しく食べられるのだなと痛感しました。
プロの料理人と素人の料理人の違い
通常、料理というのは誰でもできますよね。お母さんは毎日料理を作っています。
お父さんも作るときもあるかも知れません。じゃあ「プロの料理人」とどう違うのか?
通常は素人の料理人と言うのは最初にメニューを考えます。例えば、
「カレーを作ろう」
と思ったら、頭にカレーがあるのでお肉を買ったり、ジャガイモを買ったり、人参を買ったりします。
素材から考えていくのですも。ですがプロのはそんなことはしません。
プロはメニューがありません。市場に行って食材を見ながら、一番良いものを選んでそこから料理メニューを考えるそうです。
それがおいしい料理のコツだけそうです。だから、あくまで素材を活かすと言う料理の作り方なのです。
では教育や子育てではそうなのか?
これずっと考えていたことなのですが、子どもの才能をムシして、枠にはめて育てようとすると無理があります。
実際に今まで指導した中で、社会に出て活躍する子の共通点というのは強制ではないことです。
最初は強制する部分もありますが、途中で伸びる力が落ちます。
親がガミガミ行った方が途中まではうまくいくのです。でもそれは途中まで。
最終的には子どもの「やる気」とか「興味」とか成績が伸びてくるのです。
つまり、子どもが本来持っている興味や能力それを生かそうとする方が子供は伸びるのです。
もちろん人によって向き不向きはあります。たまたま勉強が苦手だったり運動が苦手だったりするかも知れません。
でも、絵が得意であるかもしれません。じゃあ
「育てるのはどうするのか?」
というとやはり才能を生かした子育てが本来ではないのかと思うのです。がこれはずっと悩んできたのです
今どうすればいいのかそれは?それは子供の本来持っている興味や関心あるいは優れているところに注目することです。
それをできるだけ伸ばしてあげることです。と言うのは今回の講習のワークの中で
「自分がついついやってしまうこと。できること、できたことや人に頼まれることがなどを300書く」
というものがありました。1日目と2日目の間に部屋にかえってずっとそれを書いていきます。
本来は1000個するらしいのですが、それをやっていると、自分自身の行動にかなり共通点が見えてくるのです。
そうすると本来自分自身の持っているもの、そこに隠されているものがそこに見えてきました。
「なるほど・・」
と。これは大人に対してのワークで自分自身で気づいたことです。
それによって自分の行動も見えてきて、その先何で力を発揮するのかも見えてきます。
やらないといけないことはありますが、社会で生きていくことにはお子さんの持って生まれたものをできるだけ生かして上げる方向がいいですね。
それにはまずは、子どものことをよく観察することですね。そうすると気づくことがあります。