勉強法

夏期講習で成績が上がらない3つの理由。この3つの理由で夏期講習で成績が上がらないのです。

勉強は順調ですか?夏休みがスタートするにあたって、急遽計画セミナーをスタートします。

計画を立てて確実に成績を上げる

成績というのは上【が】るものではありません。成績というのは上【げ】るものなんです。

「成績を上げるぞ」
と固い決意をして、成果を意識して、勉強しないと成績は上がりません。

実際夏期講習が終わった後の相談を受けることがよくあります。

「夏期講習で長時間勉強をやったのに成績が上がらなかった」

というものです。その理由は次の3つです。

夏期講習で成績が上がらない理由

夏休みに成績が上がらない理由には次の3つの理由

1.成績が上がるレベルに達しなかった

これは私が指導したときでもあります。具体的な例でいうこんな感じです。
夏休みの間、夏期用のテキストを最初から最後まで一通りこなした。もちろん、わからない問題も解き直しました。

ですが、成績が上がらなかった。子どもも

「あれだけやったのに」
というもの。親もがっくりです。ですが、心配はないです。夏以降同じテキストを解き直します。

そうすると、2回、3回とやっていくと、受験前に急に成績が上がってきます。
もちろん、その途中で成績が上がってくる予感はあります。質問の質が変わったり、解くスピードが速くなったりします。

間違いはするものの、以前よりは途中まで解けるようになっています。
指導者側は親子さんとコミュニケーションだけ。指導者を信じてくれている場合は、そのままついてきてくれます。

ですが、指導者を信じてくれない場合は途中で別の塾に変わります。もちろん、転塾しても少しも変化がなかったらまた転塾です。
この場合はどこに行っても同じです。いわゆる「子どもの伸びる芽をつぶしてしまう場合」です。

ですが、転塾して成績が上がります。すると転塾先で

「先生のおかげです」
となります。実際は前の塾でやったことが遅れて結果が出ただけです。これについては、私は正直に本人やお母さんに伝えます。

「流水算については前の塾でやったことが今結果として出てきましたね。お母さんが前の塾で支払った月謝はムダではなかったです」
と。

2.そもそもやっていることが間違っている場合

よくあるのが
「そもそもやっていることが間違っている場合」
です。わかりやすい例でいうとこんな感じです。

テスト結果

学習分野 マスターレベル やるべき優先度 講習時間
速さと距離 100% やる必要はなし
旅人算 90% 低い
流水算 90% 低い
つる亀算 50% 高い
ニュートン算 30% 高い
図形の面積 20% とても高い
立体の体積と面積 10% とても高い

塾の夏期講習

学習分野 マスターレベル やるべき優先度 講習時間
速さと距離 100% やる必要はなし 3時間
旅人算 90% 低い 3時間
流水算 90% 低い 3時間
つる亀算 50% 高い 2時間
ニュートン算 30% 高い 2時間
図形の面積 20% とても高い 1時間
立体の体積と面積 10% とても高い 1時間

塾では一通りやるだけですが、実際に成績を上げたかったら、子どもは自分が弱い分野の図形をするべきなのです。

それだけではありません。例えばお子さんの成績が
実力偏差値 40⇒塾の問題 60
これだと子どもは理解できませんね。実際にこんなことはよくあります。

「子どもが家庭では1人でできません」

という場合は多くの場合は
「今の子どもの実力とやっている問題のレベルに差が開き過ぎることが多い」
のです。実際に自分のレベルに合った問題を解くと、途端に静かにやる子は多いです。

3.成果を求めてやっていない

あとは机の前に座っているけれど成果を求めてやっていない場合です。
子どもの心情的には、

「やらされている」
「課題を早く終わらせたい」

そんな感じでしょうか?夏期講習に参加していても、やらされていて、イヤイヤやっていても結果は出ないのです。
だから、添削指導をするときは必ず本人の許可を得てからスタートしているのです。

主役を本人にしないといつまでたっても成績は伸びてこないのです。だから、本人に事実を伝えて決めさせているのです。

夏休みをムダにしない

特にこの長期の休みはダラダラしてしまうと せっかくの時間がもったいないですね。
そこで指針となるのが、「勉強の計画」です。以下のように計画を立てることで、何をどれだけやらないとけいないのかわかります。

「計画を立てて欲しい」

という会員さんが出たので急遽計画セミナーをやります。明日19時~スターです。

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