今回は子どもについての話をしようと思いましたが少し別の話を。
仕事についてあなたにお聞きしますが、あなたは仕事はどういう風に捉えていますか?
「仕事は楽しい?」
「仕事は苦痛?」
「仕事は食べるために仕方なく?」
家内と話をしていると
「仕事で楽しいときは一時あるけど、ずっとは続かない」
ということでした。私の場合は
「仕事はずっと楽しいものだ」
と思っています。以前こんなことがありました。同窓生と会ったとき、私がずっと仕事していると
「なんでそんなに仕事しているの?」
と聞かれたときに
「仕事が楽しいから」
と言ったら同窓生はびっくりしていました。「仕事が楽しいなんて・・・」と。彼にとっては考えられない出来事だったのでしょう。
実は私にとっては
「仕事=勉強」
だからです。勉強と言うと何か学校の勉強のように思うかも知れません。が、勉強ということは単純に言うと
「新しいことを学ぶということ」と同じです。
塾の経営について苦痛だった
リアル塾を経営していたとき3回の正月を迎えました。ですが、私にとっては3回とも不安な正月でした。通常は、正月はおめでたいものでしょうが、実際には
「3月になって生徒が集まらなかったらどうしよう」
ということで頭が1杯でした。特に閉めてしまった最後の年は受験生である中3が辞めてしまうと残る生徒はたった3人です。
「たった3人になったらどうしよう」と迷っていました。正直に言うと不安で不安で仕方がなかったのです。
普通の生徒指導
かといって生徒がたくさん来たらとそれはまたそれでストレスでした。というのは当時多いときで20名ぐらい生徒がいました。
が塾はとてもうるさかったのです。生徒が10名のときはすごく楽しかったのに20名になったらとても苦痛です。
「静かにしろ」と生徒を叱らないといけないのでそれが苦痛でたまらなかったのです。
1対1のときには子どもとじっくりと向き合って、「先生」と「生徒」というより「大人」と「大人」の会話をずっとしていました。
話をしながら悩みを聞きながら上から目線ではなく一緒に考えるという指導です。ですがたくさん生徒が来ると騒がしくなって指導どころではなくなるのです。
金銭的にはたくさん生徒が来て欲しいが、たくさんくるとストレスが増すというジレンマでした。
毎月生徒が入る塾への転換
インターネットで塾をするようになって集客については徹底して勉強しました。その後はドンドン生徒が入ってくるようになって、今では毎月入ってきます。
年末も1人入ってきました。昨年は仕事をセーブしていていたので、指導数が少なかったんですが、2019年からは指導する件数を増やそうと思っています。
あれだけ生徒の集客に苦労したのに今ではここ5年ぐらいは毎月生徒が入ってきています。
その理由はたった1つ。集客について勉強したからです。仕事をしながらドンドンドンドン学んでいくことによって生徒が集まってくるようになったのです。
すべて勉強したおかけです。
自動車免許
今は奈良に住んでいて多少は便利になっていますからバスで移動ができます。ですが三重に住んでいたときは大変不便でした。
私の実家は1日にバスの本数が2本しかありません。朝と夕方だけです。ですから自動車は必須のアイテムなのです。
ですが、最初に引っ越した頃は家内は運転ができません。何があるたびに私に申し訳なさそうに「運転して」と頼むのです。
「買い物に行くのも」
「子ども迎えに行くのも」
もちろん、私もずっと仕事をしながらですから大変です。朝4時に寝て7時に送っていくとか。
そして、私自身は家内に勧めたのです。
「免許を取ったら」
と。家内も40歳ぐらいでしたから簡単には取れません。最初は大変でした。ですが免許を取ってから言ったのは
「免許を取って良かった」
と。自動車も2台にしました。そして、家内も行きたいときに出かけるようになったのです。
それによって今まで行ける範囲が限られていたのが大きく世界が広がったのです勉強とはそういうことなのです
国語の勉強について
国語の指導していると同様のことがあります。私の所に国語の勉強を学ぶこと言うのは
「国語ができません。解き方がわからないのです」
という子が来ます。ですが、論理エンジンをやっていって、解き方のコツをわかってくると子どもが興奮してきます。
「あっ、そういうことなのか」
「あっ、そういうことね。なるほど」
と。こうなればしめたものです。私はそばでニヤニヤしています。というのがこの感動がわかるとその後の国語の勉強が楽しくなるのです。
そして、案の定、偏差値が急激に上がってきます。この快感は止められません。今まで解き方を知らなかったために苦痛でしなかった国語が面白い国語に変わっていくのです。
そうするとほっておいても子どもは勉強していきます。もちろん、わからないこともありますがそれでも自分自身でやっていくようになるのです。
勉強は未来の扉を開く鍵
私にとって勉強とは
「自分の未来への扉を開くための鍵」
だと思っています。仕事をしていくと面白いのですが、ドンドン先が見えてきます。
どんな風に見えるのかと言うと扉です。1つレベルが上がって扉を開きます。すると自分が知らなかった世界が開けます。
私の塾で言うと生徒が集まるとか心配しなくていい世界。家内が免許を取ったことで1人で自由に行ける世界。子どもが国語がわかるという世界です。
先にはまた新しい扉が開いています。さらに開くとまた扉があります。もちろん扉を開かなくてもいいのですが、扉を開くと新しい世界が待っているのです。
それはすべて「未来の扉を開く鍵=勉強」があったからです。
今ではさらに先に進みたいと思っています。そのために勉強しているのです。仕事も勉強もそうですが、極めれば極めるほど新しい世界が見えてきます。
例えばゲームゲームの画面がクリアできないためにマニュアルを読んだり、人に聞いたりする。インターネットで検索したりするというのも勉強です。
料理をしていると美味しい料理ができないので新しいメニューにチャレンジするためにインターネットで検索したり、本を読んだりするのもこれも勉強です。
新しい料理を作ることで家族に新しい味を知らせることができます。実際に私は家内と結婚してから食べたこともないようなものを食べています。
例えば、今はモッツァレラチーズというチーズを食べています。家内と結婚するまではこんなチーズも一度も食べたことがないです。
今までだったら父親が酒のつまみに食べていた雪印の6Pチーズだったのに家内と知り合ったことで新しい味を知ることになったのです。
勉強というのは自分未来を開く扉の鍵です。
そんな風に考えるとすごくワクワクします。扉を開くたびに新しい世界が待っているからです。
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