昨日は公認会計士の先生と決算について話をしていました。会計士といっても元同僚なんですが、息子と3人でお酒を飲みながらの話です。
決算について話をしていましたが、ほとんど経営の話についてでした。私との話というより息子との話で。
お互い50歳を過ぎていますので、いろいろ会社の経営については学んできました。
経営についての金言
会計士の彼はある意味、私よりは安定しています。その理由は
「会計士という資格が必要」
「国際税務というやっている人が仕事が少ない」
からです。私の場合は創業のときは廃業寸前までいきましたが、彼は大きくなることはなくても、ある一定の収入で安定しています。
ただ、人も雇っていますが、本人が働かないといけないので大変です。ほとんど休みなく仕事をしています。
その彼の話であったのが
「ずっと良いことが続くわけではない」
ということです。また、逆に
「悪いことがずっと続くわけではない」
ということです。実際に
「良いことがあってもいつもやっているように続けていくこと」
また、
「悪いことがあってもそれをしぶとく乗り越えてくこと」
が大切だという話をしていました。経営者の中には
「調子が良いときに勘違いして大きな自動車を買ってそのあと調子が悪くなって破産」
ということもあります。また、
「うまくいかなくても地道に努力してそれを乗り換えて軌道に乗せた」
という経営者もいます。実際に私が多少は関わった経営者の中には、会社が倒産して自分で死を選ばれた方もいます。
子育てでのポイントは
こんな話をなぜしたのかというと子育てでも同じ、ずっと良いと思ったことは続けていくことです。
目先にとらわれず、自分自身の子育ての方針で丁寧にやっていくことです。何年も指導している
「あんなひどかった子がこんなに立派になって」
とか、逆に
「あんな立派だった子がこんなに荒れてしまって」
ということもあります。また、
「学校に行けない」
「家から出られない」
といった子が、お母さんが子ども信じて子どもの接し方を変えて、子どもが学校に行くようなった方もいます。
一時期は本当に家から出られなかったのにです。
大切なことは目先のことで一喜一憂しないでやるべきことを続けていくことです。
経営者でも目先の結果で一喜一憂して生活が派手になったり、逆に荒れたり腐ったりしてしいますが、まずは先を見据えてやってくことです。
「今うまくいっていても悪くなることもある」
「今悪くてもよくなっていくこともある」
と思って日々先を見据えた子育てをしていてくださいね。私が最初に教えた子は今45歳のお母さんです。
「子どもに残したい想いを実現するために」
一歩一歩です。