勉強や子育てに役立つ情報を配信。

将来に役立つ勉強サイト

スマホについて語ろう

スマートフォンの問題についてはいつも問題に上がります。塾の先生でもスマートフォンを使わせた方がいいという先生と、使わせない方がいいという先生がいますどちらが正しいのでしょうか?

こんな風に考えてはどうでしょうか?

ニュースでこんな記事が掲載されていました。

家の前に車を止められ口論 包丁を持ち出し… 殺人未遂容疑で57歳の男逮捕

このニュースを見てどんな反応をしますでしょうか?「包丁を持ち出した?それはまずい。包丁を使うをやめよう」とはならないですね。

ですが、包丁は相手を殺傷する能力は高いです。使い方によっては凶器です。さらにこんなニュースが

〔交通死亡事故多発警報〕埼玉県で今年初めての発令(1/25~/31)

この話を聞いて「これはまずい。自動車を廃止しなければいけない」とは言いません。ではなぜでしょうか?

すべて単なる道具です

包丁も自動車も使い方によっては命を奪う凶器となります。ある意味「スマホ」以上に危険です。

ですが、事件や事故が起こってもそれが問題にならないのは、それがそういった単なる道具だとわかっているからです。道具だからこそ

「使い方」と「使う人」

が大切なのです。「スマホ」も同じです。

道具としてのスマホ

スマホも単なる道具にしか過ぎません。だから「使い方」を学ばないといけませんし、使う人も気をつけないなといいけません。

塾の先生が、「スマホが有用だ」と言っているのは「ある程度成熟した生徒を相手にしているから」です。

逆に「スマホは有害だ」と言っている塾の先生は「使っている生徒が未成熟で精神的に自分をコントロールできない生徒を相手しているから」です。

ただ、その違いです。実際に私も言っていることは時間帯によって正反対のことを言います。

中学生の時間

「はい。スマホを鞄にしまって。触ってはダメ。」

次の時間。高校生

「はい。スマホで調べてみて。よく調べてよ」

と。スマホも道具ですから、使う人によるのです。小さい子が包丁を持っていたら「危ない」と言いますが、少し大きくなって包丁を持って家事のお手伝いをしていると感謝するのと同じです。

どちらも「包丁」ですが、使い方を知っているかどうかと、精神的に未成熟かどうかだけの違いなのです。

スマホを使えるのは

実際に包丁と違ってスマホは便利なものですが、どうして持つ必要かどうかという問題もあります。

自動車の場合は、都会だとほとんど不要なのも知れません。ですが、田舎では自動車がないと大変不便です。

たとえば、私の実家では家の前を通るバスは1日2本しかありません。公共機関はそれだけです。

自動車がないときは、いつも食べる食料品は自動車の移動販売店を待つしかなかったくらいです。

その移動販売店がないと生活できない人もいるのです。それだけ不便でした。

ではスマホはどうか?

子どものときは不要かも知れませんが、いずれは使わざるを得ません。東京オリンピックの申し込みでさえインターネット経由です。

今は歯医者の予約もインターネットです。だから、大切なことはスマホは、子どもの成長に合わせて、使い方を学びながらいいくしかないですね。

私も結論は出ていませんが、スマホについては自分である程度コントロールが必要ですから、コントロールができない人は持たない方がいいと思います。

イメージするのは自動車です。乱暴でルールを守れない人が自動車を運転してはいけないように、スマホも自己コントロールできなかったり、自分がやったことがネットでどういう影響を与えるのか想像できなかったりする人は使わない方がいいですね。

ただそれだけです。

  • B!