子育て

学習塾の倒産、18年は過去最多

Yahoo!のニュースでこんなタイトルのニュースが飛び込んできました。

学習塾の倒産、18年は過去最多 少子化・人手不足で悪循環 「バイト学生の卒業」が追い打ち

です。実際に年始で私のところにあるメールが届きました。

「実は年末に塾を閉めました。堀先生にお世話になる前に・・・」

私は塾長のための集客研究会をやっていますが、それについての話です。

塾の今

塾は今はこんな状態です。すべての塾とは言いませんが、ほとんどのところがヤバイです。

チラシがドンドン入ってきたり、募集を前面的に打ち出して生徒募集ばかりしていたりするところは実はヤバイかも知れません。

同業者から見てね「余裕がない」と感じています。イメージすると

「テスト前に慌てて提出しないといけないワークをやる生徒と同じ」

です。生徒が減ってしまって慌てて集めようとしているのです。ですが、それほどうまくいくわけではありません。

最終的にはチラシも作るお金もなくなってつぶれていくのかも知れません。ですが、ここからが本当の勉強です。

何のために勉強するのか?

「何のために勉強するのか?」と子どもに聞かれます。私は即座に「未来を変えるため」と答えます。

まずしい発展途上国では「学校に通わない」というのが一般的です。子どもがある程度大きくなったら家の手伝いします。

「学校に行きたくない」のではなく、「学校に行けない」のです。生徒の中には「学校に行かなくていいな」という子もいますが、そんなに甘いものではありません。

家計のために即戦力として重労働が待っています。そして、その仕事が死ぬまで続きます。重労働のまま死んでいくのです。

「勉強は贅沢なもの」なので余裕のない家は学校に行けません。勉強は生活に余裕がないとできないのです。

私の周りでも「大学には行かせられない」と行って子どもに大学を諦めさせる家もあります。子どもは泣く泣く大学を諦めるのです。

ですが「自分の未来を変えたかったら勉強するしかない」のです。

私が証明して見せる

私はスタートしたときリアルにやっている塾をつぶしてしまいました。今でこそインターネットで生徒を毎月集めていますが、最初から順調だったわけではありません。

塾を開いたときは何も知りませんでした。ですから毎月5万円ものコンサルタント料を支払ってベテランの塾の先生に指導してもらっていました。

ですが、生徒は集められませんでした。結局資金が底をつき締めざるを得なかったのです。

では、どうやって打開したのか?

私が今の形態の塾にしたのは

「勉強して打開した」

のです。

「インターネットの集客の仕方」
「チラシの作り方」
「文章の書き方」

「生徒の指導の仕方」

そういったものはすべて勉強して未来を作っていたわけです。決して最初からうまくいったわけではないのです。

実際にお金も余裕がなかったのですが、他のものを削ってでも勉強にはお金をかけていました。

もちろん時間がなかったので、移動時間はすべて勉強の時間に充てました。昔買ったウォークマンで聴いたり、自動車のカセットテープに入れて勉強の音声を聴きまくったりしていました。

それは今でも変わりません。移動するときは必ず勉強の音声を聴きますし、ジムに行って走っている時間はすべて勉強の時間になっているのです。

私の生き方そのものが「勉強で未来を切り開いてきた」のです。だからこそ「勉強しなさい」なのです。

あとは行動力

勉強だけではこれからはわたってはいけません。勉強したら、即実践です。やっていることがすべてうまくいっているわけではありません。

あとは学んだことを実践です。勉強して、実践する。そして、失敗したら、考えて再度チャレンジです。そうやってドンドン上手にやっていくのです。

最初からうまくいく何って思ってはいけません。うまくいかなくて「どこが間違っていたのか?」と自分振り返って修正していくのです。

決して人のせいにしてはいけません。最終的には「自分のやり方が間違っている」と思って自分のやり方を変えていくのです。

そのチャレンジの中で、忍耐力がついたり、思考力が身についたりするのです。

子どもには勉強、行動、失敗を

自分の子どもには

「勉強の楽しさ」
「行動の大切さ」
「失敗の必然性」

を伝えます。「失敗するな」というのはチャレンジしていない証拠です。新しいことをやっていると失敗はつきものなのです。

私はこれを「テスト」と言っています。何でも小さくテストして、そして学んでいくのです。

「すでに知っていること」
「やったことのあること」

であれば失敗することはないです。ですが、チャレンジだからこそ失敗はつきものなのです。

これからの時代の子育て

知らないこと、やったことのないことの出会いが多いからこそ、子育ても保守的ではなくチャレンジさせる子育てとなっていくのです。

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