チラシの作成のときに一番効果的にものは「証拠」です。子どもの写真が撮れていて、そして点数が上がった証拠があれば強力ですよね。
写真に掲載されている子が自分の通っている学校だったり、自分の知ってる子であったりすればいうことないです。
その子どもを知っている近所の子であればその塾に行くかも知ません。
ところが、子どもの写真もなかなか撮らせてくれない。相手が嫌がる場合です。「点数が30点上がりました」と書いただけではどこの塾もやっています。
実は私は「証拠」を提出すればよいのはわかっています。ですが、今まで証拠を出してきませんでした。
じゃあどうやって集めてきたのか?私は別の形で証拠を出してきたのです。その証拠の1つは「物語」です。
私が集めた方法というのはオンラインで18年インターネットで塾をやっていますが、ほとんど顔出しをしていません。
顔を出したのは最近です。今まで指導した生徒と会ったことがあるのは10名もいない。ほとんどのご家庭は会うこともなく卒業しています。
その中でも月謝は高額になっているわけです。それではなぜ生徒が集まるのか?
その理由の1つは「物語」です。私が初期の頃、行ったのは自分の指導した生徒の成績をどうやって上げたのかという物語を書いたのです。
また、自分自身がどうやって勉強してきたのかを物語に変えたのです。こんな風に書くと「じゃ自分も物語を書くのか」と思うかも知ません。それには注意しないといけません。
それは物語を書くことで逆効果になってしまうことがあるからです。1つ間違えば「自分自身の自慢」になってしまいます。
それにはこれに気をつけないといけないます。それは「自分のエゴを殺す」です。
「自分はすごい」「自分はすごかった」という話をいくら書いても意味はありません。
また、指導で「自分はすごい指導」といっても意味はないのです。例えば、「自分はもともと頭がよかった」「自分は知能指数が高かった」という話を書いても相手の心には響きません。
もともとできた人の話「何だそれは先生だからできる」で終わってしまいます。物語を書くときに注意しないといけないことを大きく分けて2つです。
1つは「共感を得られるものであること」。どんなに物語が面白くても共感が得られないと親は自分の子と重ね合わせられないので入塾にはつながりません。
大事なのはその物語の内容を見たときに自分自身だったり自分のお子さんだったりと重ね合わせることができるかです。
そうしないと物語としても意味はありません。物語を読んだときに「うちの子だったらこれならできるかも」と思わせないといけないのです。
私の話の中では、自分はよくできた。自分は頭がよいという話は一切ありません。
というのは結局はその物語を読むと「あなたは頭がよかったから」という形で終わってしまうからです。
それよりも、指導がどうやって苦労ししてやったのか?そして、どうやって乗り越えたのかを書いています。
2つ目に注意することは「その物語を読んだ読者が得すること」です。私は物語を書くときに注意しているのは、必ず読んだらその読者が得するように書いています。
読んで面白かったも大切ですが、それ以上に「この物語を読んで役に立った」という形にしているわけです。
私の場合は物語の中で必ず勉強法を公開してます。この方法を読むと「私も子もこの方法にやれば成績があるんだ」と思ってもらえればいいのです。
実際にその方法で成績が上がって、2月や3月に「先生のおかげで合格しました」とメールをいただきます。
本心でいえば(おいおい、お礼はいいかうちに入塾してよ)と思います。ですが。中には「家ではできない。だから先生にお願いします」という入塾してくるのです。
ぜひ以上の2点に注意して物語を書いてみてくださいね。