今回のタイトルは流行を意識しました。これは「読者の頭の中にあることをタイトルにすると反応率があがる」というマーケティングの話を実際にやったものです。
本当のタイトルは「ライバル塾の叩き方」です。
塾の場合、残念ながら自分ところの塾だけでやっているわけではありません。周りには競合の塾がたくさんあります。
もちろん、インターネットの世界でいうと全国を相手にするのでその激しさは想像絶するものがあります。
私もインターネットで18年やっていますが、1人2人なら集まったということができるのですが、それを毎月続けるのが大変なのです。
「今月は集まった。俺ってすごい」なんていってられないのです。来月も集めないとだめなのです。
「塾なのにどうして?」思われるかもしれません。それは、本来の学習塾というよりは、どちらかというと通信講座に近い要素が含まれます。
だから、入りやすいけれど辞めやすいのです。
確かに、他の通信講座と比べたら遥かに継続率はいいです。が、それでも一般の塾に比べたら弱いのかもしれません。
というのもその人とのつながりはオンラインだけなので、 PTA の役員をしているとか、部活の先生をしているとか、近所さんで付き合いがあるとか一切ないからです。
そのぶんドライなので楽といえば楽なのですが、辞めるのも早いわけです。
ですから、私の場合はライバル調査は絶対にします。以前、指導していた2つの塾に行ったときにも必ず現場を歩いて回りました。
それはチラシを撒くという意味ではなくて、ライバル調査のためです。近所の塾にはどれくらいの塾があるのか?そして、どんな塾があるのか?を自分の足で探してみるわけです。
そして、相手のツッコミどころを探していくわけです。
例えば、塾によっては生徒のテスト結果をあげているところがあります。
「数学20点アップ」とか「英語30点アップ」とか。また、その子の点数を張り出してるところもあります。「数学92点」「英語88点」とか。
そうすると、その塾が押しているところ(科目など)がわかります。つまり、その塾長が指導している科目がわかるわけです。そういうのを見ていきます。そして、どこをつけばいいのかわかるわけです。
私の運営方法はイヤらしいですか、こんな風にしています。
1.見込み客のニーズをくみ取る
2.ライバル塾にとってイヤなことをする
この2つです。塾の先生からするとイヤですよね。だから、ずっと塾長の友達がいなかったのです。
本当に塾長の知り合いができたのもここ何年かだけです。それまではずっと自分の部屋に潜って1人で黙々と生徒を集めていました。
その18年の余りのノウハウが今の Web 集客研究会で公開している内容なのです。
入塾ときにアンケートをとっていますが、そのときにのアンケートの中には必ずライバル塾の調査を入れています。どこと比較して自塾に入ったのか?と。
そうするとライバル塾が見えてきます。自分の塾がどこと比べられて入塾しているのか?
そして、ライバル塾がわかればライバル塾を叩く方法を考えるのです。具体的にいいますと
合格者数30名
と書いてあったとします。自分の塾が同じ高校に合格者数が5名だとします。
数だけでいうと絶対に勝てません。だから、合格率を入れるのです。
合格者数5名(合格率100%)
です。ここでいやらしく書いておくわけです。
「合格者数が多ければいいわけではありません。あなたのお子さんは塾にとっての数ではありません。
あなたのお子さんはたった1人の子さんです。当塾は1人1人を大切にします。だから、合格者数ではなく合格率です。
あなたのお子さんが合格できるかで勝負です」
と。実際に私がオンラインで塾を行ってるときにもライバル塾の弱点をつくような文章を入れています。
そして、価格もそのようにしています。
例えば、同じ講座が通信講座で3万円とします。しかも質問に対してのフォローだけです。
これを完全に叩くようにします。それはどうするのか?
3万円の部分を分割して、月1万円にします。それで1万円で有料体験にするのです。
そして、こんな文章を入れるわけです。「通信講座の弱点は続けられないことです。教材費を払って本人は【やる】といってもなかなか続かない。
だから、当塾は週3回の添削指導にしているわけです。あなたのお子さんはほったらかしで続けられますか?」と。
この文章はさりげなく書いていますが、実はライバル調査をしてからの相手を叩く文章にしているわけです。
まずはライバルを意識してくださいね。
Web集客研究会はこちら