先日塾の教材会社の営業担当と話をしました。その中で嘆きが。今私は住んでいるのは奈良県です。
その奈良県では特に大きな入試改革はありません。大阪のような入試改革があれば動き出るのでしょうが、受験は以前のままの高校入試です。
そして、子どもの数は減少。さらには入塾時期の遅れで、塾の方はダブルで痛手を受けています。
今まででしたら中1になったら入塾してきた生徒が、今は中3にならないと入ってきません。
さらに悪いことには高校入試自体が定員割れをしているので、親からすると「塾に行かなくても高校に行けるわ」ということで塾に行かなくなっています。
「大変だ。大変だ」と嘆いていても仕方がありません
生徒の減少はこれからもずっと継続的に続いていくので 今のままの続けて言っても塾の経営が良くなることは決してありません。
それどころか悪くなる一方です。何か手を打たないと上手くいくことはありません。ちょっとした教材を変えたぐらいでは何も改善にありません。
スタートが遅れるとしたら
私も含めてですがスタートが遅れると全部遅れてきます。例えば、「インターネットでオンライン学習塾を」なんてスタートしても、結果が出るには何か月か時間がかかります。
毎月赤字になってしまって、手持ちの資金もあっという間になくなってしまいます。そうすると塾を閉鎖せざるを得ません。
スタートするなら早目にスタートするべきです。打つべき手を早目早目に打っていくべきます。
オンライン学習塾の前にやるべきこと
オンライン学習塾と言うと何かかっこいいように見えますが、正直言うと不安定です。
ですから、私が一番進めているのは「ハイブリッドの塾」です。リアルの塾もやりながら、オンラインの学習塾をやるというのが一番安全です。
実際に私も20年近くはオンラインの学習塾で収入を取りながら、リアルの塾でも講師をやっていました。
どちらかが悪くなってもどちらかでカバーするという状態が続いたのである意味安定した売上確保できました。
ですから今やるべきことはリアルの塾をまずは安定させることです。
リアルであろうが、オンラインであろうが、やることは同じ
オンライン学習塾というのが面倒なことは目の前に塾を必要としている生徒がいないことです。
それに比べてリアルの塾は目の前に塾を必要としている生徒がいるのです。今できることは
リアル
チラシの配布、ポスティング、入学式に校門配布、
オンライン
PPC、ブログの更新
です。リアルの塾のためにこの時期できることはたくさんあります。しかも、一番お金のかからないのが、ポスティング、入学式に校門配布何かは枚数が少なくて
すみます。
例えば校門前配布。卒業式や入学式に配れば確実にあなたの塾に入塾する人が確実にいます。
あと、個人懇談に配布するのも効果的です。そういったところに配布しないというのは問題外ですよね。
まずはこういったところに塾の資料を配りましょう 。当たり前ですが、
「お客さんのいるところに、お客さんの必要なサービスを、お客さんが欲する時期に提供する」
これが原則です。これはオンラインであろうがリアルであろうが同じですだからまずはリアルでそれをやってしまうわけです。
長期的な視点でやる
継続して集客できない塾の先生の特徴は、
「長期的視点がない」というところです。
「集客できない」→「何とか集まった」
という流れで、そこで「ほっ」としてしまうことです。もちろん、そのあとは指導が待っていますが、必ず長期的視点にたった集客をすべきです。
私が作っている集客用チラシ
通常、塾が作っているチラシは「狩猟型チラシ」です。すぐに入ってもらうためのチラシです。どらちかという「入れ。入れ」というチラシですね。
ですが、ポスティングに使うチラシは「農耕型チラシ」です。どういうことかと言うと
「チラシをまきながら見た人の役に立って評判を上げていく」
というものです。チラシというのは入塾しない限りゴミにしか過ぎません。ですが、そのチラシがゴミでなくなったらどうでしょうか?
つまり
「今回は塾に入らなくてもあなたの塾は役立つ情報を提供してくれる塾」
というイメージが残るのです。
オンラインビジネスでもやるべきことは必要です
集客するにはお金をかけるか手間をかけるかどちらかしかありません。例えば、私の場合はオンラインではアメブロで言うと毎日記事の更新は当たり前です。
その他にも読者登録、コメント書きをやっていました。さらにメルマガのときは見込み客となるお客さん関係のメルマガと相互紹介をしています。
その数は1000件を超えています。あとはお金をかけて集客もしています。まずはやることはやっていきましょう。