今回の話は
「現実を知る」
という話です。
受験生と親のトラブル
受験生を持つ親と受験生とで温度差があるとトラブルになりますよね。
親は「このままではいけない」と思うし、子どもは「何とかなるだろう」と思っています。
よくあるバトルはこんな感じです。
母
「この子は勉強しなくって」
子
「やっているって」
母
「やっていないでしょ。この前も勉強するって言って部屋に行ったらスマホを触っていたでしょ」
子
「あのときは休憩のときたまたま」
こんな感じです(笑)実際は親の言うことが正しいのです。
子どもは「勉強をやっている」というのは正しくて、お母さんの「勉強をやっていない」も正しいのです。
正確にいうと「合格するレベルまでやっていない」だけなのです。子ども実際にそのことは「不合格」にならないとわからないですね。
そんなこと言うと「遅い」と思うかも知れません。
短期間だけ集中して勉強をやってみる
それであればその経験を疑似的にするのが短期間だけ勉強することです。
勉強する期間を決めて勉強するのを体験してみます。実際に今受験生を指導していますが、
「思った以上に時間はかかる」
のです。特に時間がかかるのは
「普段勉強していない子」
です。本人は
「自分はやれば出来る」
と思っていますが、実際はやればやるだけ自分の出来なさを痛感するバズです。
例えば、
「140ページのワークをする」
と決めても、最初はすごく時間がかかります。下手をすると1ページ1時間になるかも知れません。
そうすると140時間かかります。毎日10時間やっても14日間。そういうことを経験すると
「成績を上げるのは時間がかかる」
ということがわかるのです。実際に
「勉強しなさい」
と言っても成績を上げる大変さはわからないので一度体験してみることがいいですね。
期間限定で。