何でもそうですが、指導するというのは人によって違います。人の顔が違うように理解する方法も違います。
私が最初にすること
例えば、私は指導するときに最初にいろいろプライベートの話を聞きます。部活の話や趣味の話など。
なぜ、こんなことを聞くのかという、説明するときに、やっている部活に例えたり、趣味に例えたりして理解しやすくするためです。
サッカーをしている子であれば、
私
生徒
私
生徒
私
生徒
私
生徒
という感じです。常に相手の頭の中にあることに合わせて説明していくのです。それがポイントです。
そうやって理解するようにします。ただ、いろいろな分類がありますが、学習のタイプは大きく4つのタイプに分かれます。
4つの学習タイプ
実は私実際にセミナーをやるときもこの4つのタイプに気を付けながら話を組立ています。
そうしないと興味が持てない人がいたり、理解が出来ない人がいたりするからです。
例えば、女性の講師のするセミナーで受講生が講師の話に感動して
「今回の話はよかった」
と言っている人がいる一方、別の人は冷めた感じでいる人もいるのです。
それは学習の仕方が違うだけで、説明の仕方をその人にも伝わるように話の構成を変えると、冷めていたその人も
「今回の話はよかった」
となるのです。
どんな学習タイプがあるのか?
では実際にはどんなタイプがあるのでしょうか?
それは以下のタイプです。
1.なぜタイプ
2.何タイプ
3.どのようにタイプ
4.今すぐタイプ
とその子にタイプに合わせた教え方や理解の仕方が必要なのです。
学習タイプと興味のあるところは?
学習タイプというとピンとこないかも知れません。ですが、
「興味るあるところ」
といったらわかりやすいかも知れません。人によって興味の持つところは違います。
以下は実際にあった話です。
先生も逃げた質問
最初のタイプは
「なぜタイプ」
です。これは、
「なぜそうなるのか?」
「なぜやらないといけないのか?」
が気になめタイプです。他のタイプからすると
「そんなのどうでもいいでしょう」
ということでも気になるタイプです。それは決して
「頭がいい悪い」
ということではないです。有名な人物でいうとエジソンになるのかも知れません。
このタイプはときには大人を困らせるタイプかも知れません。実際に私がそういうタイプでした。
例えば、私は「なぜタイプ」なので、「なぜそうなるのか?」ということわからないと前に進みにくかったのです。
中学1年生の「数学」の時間に「正負の数」を習っていて、次のようなことを教えてもらいました。
(-3)+(-4)=-7
これは理解ができましたが、次の
(-3)×(-4)=12
理解できませんでした。というのは私の場合は、数学の計算を
「現実世界」
に置き換えて考えていたので、
(-3)+(-4)=-7→ 借金+借金=借金
「借金に借金を重ねたら借金が増える」
ということで理解はできましたが
(-3)×(-4)=12→ 借金×借金=預金?
「借金に借金をかけたら預金になるの?」
と考えると頭の中が「?」となるのでした。それがわかれば多分勉強が面白くなるのですが、学校の先生はそれについては上手に説明が出来ません。
だから、勉強が
「つまらない」