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先生も逃げ出した質問

「子どものやる気を引き出した事例集」
が手に入ります。

何でもそうですが、指導するというのは人によって違います。人の顔が違うように理解する方法も違います。

私が最初にすること

例えば、私は指導するときに最初にいろいろプライベートの話を聞きます。部活の話や趣味の話など。

なぜ、こんなことを聞くのかという、説明するときに、やっている部活に例えたり、趣味に例えたりして理解しやすくするためです。

サッカーをしている子であれば、


「勉強はいつしているの?」

生徒

「テスト前だけ」


「そうなんだ」

生徒

「はい」


「サッカーもそうなの?」

生徒

「サッカーは部活のあるときは毎日やっています」


「だよね。サッカーも試合の前だけ練習して試合に勝てる?」

生徒

「勝てません」

という感じです。常に相手の頭の中にあることに合わせて説明していくのです。それがポイントです。

そうやって理解するようにします。ただ、いろいろな分類がありますが、学習のタイプは大きく4つのタイプに分かれます。

4つの学習タイプ

実は私実際にセミナーをやるときもこの4つのタイプに気を付けながら話を組立ています。

そうしないと興味が持てない人がいたり、理解が出来ない人がいたりするからです。

例えば、女性の講師のするセミナーで受講生が講師の話に感動して

「今回の話はよかった」

と言っている人がいる一方、別の人は冷めた感じでいる人もいるのです。

それは学習の仕方が違うだけで、説明の仕方をその人にも伝わるように話の構成を変えると、冷めていたその人も

「今回の話はよかった」

となるのです。

どんな学習タイプがあるのか?

では実際にはどんなタイプがあるのでしょうか?

それは以下のタイプです。

1.なぜタイプ

2.何タイプ

3.どのようにタイプ

4.今すぐタイプ

とその子にタイプに合わせた教え方や理解の仕方が必要なのです。

学習タイプと興味のあるところは?

学習タイプというとピンとこないかも知れません。ですが、

「興味るあるところ」

といったらわかりやすいかも知れません。人によって興味の持つところは違います。

以下は実際にあった話です。

先生も逃げた質問

最初のタイプは

「なぜタイプ」

です。これは、

「なぜそうなるのか?」
「なぜやらないといけないのか?」

が気になめタイプです。他のタイプからすると

「そんなのどうでもいいでしょう」

ということでも気になるタイプです。それは決して

「頭がいい悪い」

ということではないです。有名な人物でいうとエジソンになるのかも知れません。

このタイプはときには大人を困らせるタイプかも知れません。実際に私がそういうタイプでした。

例えば、私は「なぜタイプ」なので、「なぜそうなるのか?」ということわからないと前に進みにくかったのです。

中学1年生の「数学」の時間に「正負の数」を習っていて、次のようなことを教えてもらいました。

(-3)+(-4)=-7

これは理解ができましたが、次の

(-3)×(-4)=12

理解できませんでした。というのは私の場合は、数学の計算を

「現実世界」

に置き換えて考えていたので、

(-3)+(-4)=-7→ 借金+借金=借金

「借金に借金を重ねたら借金が増える」

ということで理解はできましたが

(-3)×(-4)=12→ 借金×借金=預金?

「借金に借金をかけたら預金になるの?」

と考えると頭の中が「?」となるのでした。それがわかれば多分勉強が面白くなるのですが、学校の先生はそれについては上手に説明が出来ません。

だから、勉強が

「つまらない」

となるのです。実際にはんなことがありました。
「子どものやる気を引き出した事例集」
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