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成績の伸びない子の特徴です

今回は昨日の動画の内容をブログにしました。成績の上がらない子の特徴について書いていますので参考にしてください。

「キミは仕事をしているのか?」

新入社員の頃の話です。上司からこんなことを言われました

「キミ。仕事をしているのか?」

当時はセミナーの集客のためにDMの封筒詰めの仕事をしていました。

新入社員でしたのでパートの女性スタッフの人達と一緒にやっていたのです。

そのときに言われたのが上記のセリフです。当然一生懸命やっている私としては反発しますよね。

真面目に仕事をしているのに。そして、次に言われたことがこんな言葉でした。

「キミのやっているのは仕事じゃないよ。作業だよ。仕事をしないと」

今ならわかりますが、当時の私は単純に作業していたのです。これは勉強にも通じる話です。

それは成果を上げるためにやっているのか?

「仕事」と「作業」は見た感じは同じですが、中身は全く違います。

仕事というのは結果に焦点を合わせながら、その結果のために最適な方法を考えながらやることです。

そして、作業は単純にロボットのようにやるだけなのです。

例えば、先ほどのDMの封筒詰めであれば

「セミナーに来てもらう」

というのが目的です。そうするとその DM を見てもらわないといけません。

だから封筒詰め一つも

「どうやれば封筒を開いてもらえるのか?」

あるいは

「封筒の中にどうやってタイトルを見てもらえるようにDMを入れるのか?」

と考えてやります。

そうすることによってセミナーの参加率が変わるからです。

例えば、封筒の中に固くて膨らむものを入れておくと開封率はアップします。

さらに

「もっと速く、きれいに封筒詰めできないのか?」

というのを考えながら封筒詰めをしないといけないのです。

こういったことを考えながら封筒に入れるのです。

もっと言うと封筒の表面にこういう言葉を入れたらいいのではないかというのを提案するのも一つかもしれません。

それが本当の意味での仕事なのです。一見簡単な作業に見えても、成果を意識して頭を使うことによってそれが仕事に変わります。

その勉強には意味がある?

成績の上がらない子というのは本当に作業しています。

勉強時間はやたらと長いのに成果を意識してないので、やった感だけで終わってしまいます。

「ノートにまとめる」とか「何回も書くとか」。もちろんそれそのものが意味はあります。

が、それは

「どうやったら身につくのか?」

というのを考えてやれば全く違ったものになります。

例えば、ノートまとめも

「覚えることを理解するため。整理するため」

という目的のためであれば、わかっているところは、ノートにまとめる必要ないかもしれません。

自分自身がわからないところだけをノートまとめをすると効率よくできます。

具体的に言うと、歴史で言うと

・第1次世界体操第二次世界大戦の違い

数学で言うと

・三角形の合同条件と三角形の相似条件

とかそういうのをまとめるわけです。そのためのノートまとめであれば意味があります。

ですが単にきれいなノートを作るための勉強では意味がありません。

「必ず身につけるのか?」

と言うの意識すればいいのです。だから、

「3回解きなさい」

というのはあくまで目安であって1回で身につくのであれば、1回で結構です。

ただし、3回でもダメな子は3回以上解かないとといけないかもしれません。

逆に単純に答えただけを覚えたり、ワークの記号だけを覚えたりしても意味はないです。

テストのときも、再現できるようにしないと。成績の上がらない子はそういう勉強をしていないのです。

だから、勉強をするときも「どうやれば成果が出るの?」を意識して頭を使ってやるのです。

それは何のためにやるのか?

今やっていることは「何のためにやるのか?」を考えて取り組むことです。そうすると結果は違ったきます。

また。その子によってやり方も違ってきます。

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