指導していて1番大変なのか親がブレるということです。
一貫性を持たせる
子育てで一番のポイントは
「一貫性を持たせる」
ことです。言ってることが常に同じだと聞いている方は安心できます。それは筋の通った話です
一貫性を持たせられない
指導して厄介なのは親自身が何を求めるかわからないことです。
「子どもを成長させたい」
「子どもを自立させたい」
と言いながら短期的な結果を求めようとします。物事には2つの側面があります。
「結果を出す」ということと「成長させる」ということはある意味反していることです。
例えば、学習計画はプロが立てた方が早くできますし、合格には近道なのかも知れません。
受験に対して結果は出ます。ですが、計画を立てるのをすべてお膳立てしてもらったら、計画を立てる力はつきません。
自分の分析する力も、計画を立てる力も、修正していく力も育てません。
「社会人になったら力はつく」
ということはないです。それは小さいころから経験して初めて力がつくのです。
学生時代は社会に出ていくための練習期間ですが、この期間には勉強の中身もそうですが、そのやり方も学んでいくことなのです。
それをやらないで進むと、「高学歴なのに何もできない・・・」となってしまうのです。
社会で働いている人はわかると思います。「高学歴で仕事がすごくできる人高学歴なのに仕事が全くできない人」がいることを。
ブレないのには長期的に考える
一貫性を持たせるには長期的に物事を考えて、子育ても長期的に考えていくことです。
××という勉強法が成績が上がる
△△という勉強法は結果が出る
と周りの情報に振り回されるのではなく、まずは
・自分の子を将来どんな風に育てたいのか?
をまずは明確にしていくことです。そして、それに対して何が必要なのかを考えることです。
と言うのは短期的な結果を求めることと長期的に伸ばして行くのといいのは一致はしません。
と言うか短期的な結果を求めてしまうと、長期的にはマイナスになることが多いのです。
わかりやすい例で言うとダイエットと同じです。
「今月中に10kgダイエット」
としてムリして痩せたします。次に来るのがリバウンドです。ムリした分の反動で体重が元に戻ってしまうだけならいいです。
ですが、悪いことに今度は代謝が悪くなって痩せにくくなってしまうのです。以前より悪くなってしまうのです。
受験で燃え尽きる子
似たよう場合では、「受験で燃え尽きる」という場合です。
「合格したらそれで終わり」
としてしまうとそこで子どもの成長は止まってしまいます。例えば、中学受験が終了したら、そこから勉強をしない。これは高校受験でも、大学受験でも同じです。
そこだけを目標にしてしまうと、その後に燃え尽きてしまいます。
そして、勉強をしなくなるのです。もっというと「勉強することが嫌になる」のです。
そうすると先ほどのダイエットと同じです。今度勉強する必要が出てきたときには、今まで以上のエネルギーが必要となってきます。
実際に「勉強が嫌い」という子を「勉強は普通」とするまでに1年かかることもあります。
それから本当の勉強の指導となります。ぜひとも、子育ての視点を遠くにおいてやっていってくださいね。
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