本日は寒いですね。ここで親の力の発揮です。受験生を持っていたら、唯一親が気を使うのが
「子どもの健康」
です。勉強する子の親だから言うのかも知れませんが、勉強する子の親御さんは子どもに
「勉強しなさい」
といわずに
「早く寝なさい」
というそうです。何人もの生徒から話を聞いています。親によく言われたと。
京大卒芸人も勧める
また、お笑い芸人で京大を卒業した
「ロザンの宇治原さん」
は受験生にとって大切なことは
「手洗い」と「うがい」
ということを語っています。実はこれは成績の良い子に共通しているのですが
「休まない」
ということ。中途半端な成績の子はテスト前になったら、テストに関係のない授業を休みますが、本当にトップの子は休まないのです。
また、風邪を引いたり、病気をしたりしないのです。つまり
「自己管理ができている」
のです。実は勉強の以前に来るのがこの
「自己管理能力」
なんですね。
勉強の前に身につけるもの
たとえば、スマートフォンを触っていても、自分で管理して、時間が来たらやめるのも自己管理です。
また、体調が悪ければ自分で早めに休むのも自己管理です。こういった自己管理は
「早めに身に着けさせる」
のがいいですね。たとえば
「寝坊したら自分で責任を取らせる」
とか。子どもにさせて、失敗を経験して
「これではまずい」
と気づかせるわけです。実は私の子どもも小学生のときに家内が起こしていました。普段は起こして中々起きない。
ですが、家内が病気で入院したときは、子どもは自分で起きて、私を起こしに来ました(笑)
当時の私は朝4時まで仕事をして、朝7時に起きていたので起こしてもらわないと起きなかったのです。
そうすると朝になると小3の娘が
「お父さん起きて」
と起こしにきたのです。ふだんは中々自分で起きない子がです。子どもも自分で責任を負うと自覚が生まれるので、ぜひとも
「自己管理」
をドンドン子どもに任せてくださいね。
短期的に失敗。長期的に成功する
もちろん、任したときは
「非常に悪くなる」
のは当然です。成績も生活態度も。それをある程度越えたら、徐々によくなにってきます。
私も小1のときは母が管理をしていたので成績はよかったです。ですが、外に働きに出るようになって、トタンに成績は下がりました。
母親にはテストを隠していましたが、小学生でも「30点」という点数も取っていました。
それを越えて中学に入って「まずい」と思って勉強するようになりました。
息子のときもそうでした。中学のときは親が干渉をしていましたが、高校に入って何も言わなくなると成績はがた落ちでした(あとで知りました)
そして、320人中280番になったとき「まずい」と思ってそこから勉強するようになりました。
自分ではできないので環境を求めて予備校に。そこから成績が上がってきました
(これも後で知りました)
子どもに任せると、そのときは悪くなりますが、長期的に見ると
「自己管理を身につけていく」
のです。ぜひとも「自己管理のできる子」にしてくださいね。